さて、これは生徒kさんの話。
Kさん:マサコさん、聞いてください。
「1day講座」で習った「解放」を毎日やってるんですけど、そしたら、忘れていた感情を急に思い出して。
Kさん:数年前なんですけど、主人が何かで怒ったときに、私に「おまえなあ!」って言ったんです。
普段から言ってるわけじゃなくて、その時だけなんですけど。
それを思い出して、モヤモヤして…
たった1回言われたことが数年経っても気になるって不思議です。
何か理由があるのかもしれません。
で、「おまえなぁ!」って言われると嫌だと思ってしまうサブパーソナリティを呼びだしてみることにしました。
Kさん:黒い感じでちょっとモヤモヤした姿の人です。鬼の形相をしています。
私:その方にお聞きしますね。
「おまえなぁ!」って言われるのがなぜ嫌なんですか?
Kさん:威圧感があるから。
私:あなたはいつからKさんの中にいますか?
Kさん:今世の子供時代、3歳のときです。
私:そのとき、何が起きましたか?
そこへ降りて行ってください。
Kさん: 父が出てきました。
私が妹を連れて遊びに行かないって怒ってます。
私:お姉ちゃんなんだから妹を連れて遊びに行ってやれよ、みたいな感じですか?
Kさん:はい。
私が嫌だって言ったら、「おまえなあ!」って怒ってる
私:それが子ども心にすごく威圧的で嫌だったんですね。
Kさん:はい。
このストーリーを書き換えます。
Kさん:父と私と妹と3人で遊びに行くことになって。
手を繋いで、近くの学校の校庭へ行ってます。
私:それでどうなりましたか?
Kさん:父が笑顔で私たちの遊ぶ様子を見つめています。
こういう笑顔になることもあったなぁって思い出しました。
(書き換える)
私:お孫さんの「あ、ごめん」っていう口癖が自分のだったとか、ご主人に言われた嫌な言葉が蘇ってきたとか、今こういうふうに自分が押し殺してきた感情をあぶりだしてクリアリングしていっているんでしょうね。
解放がどんどん進んでいる証拠だから、良いことですよね。
Kさん:主人に対しては日ごろから自分の言いたいことを飲み込んでしまうところがあります。
また「おまえなあ!」って、あんな言葉が返ってくるんじゃないかと思うと怖い!って思って。
私:そうですね、人はこんな風に一回体験すると、また言われるんじゃないか? またあの感情を感じるんじゃないか?って恐れを抱く。
だからこそ解放(=リセット)をしていかないといけないんですよね。
私:そうでないと、 またそうなるんじゃない?って、ずっと引きずっていくんですよ。
今世のものでも、過去世のものでも。
私:その都度、解放して「負」に傾いた感情を中立に戻しておけば、引きずられなくて済みます。
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