(つづき)
私:では、周りの人から何を言ってるんだという奇怪な目で見られた、その場所へ戻っていってください。
私:あなたはそういうことができるので、さらりと言ってしまった。
その時、何かが起きましたよね?
何が起きましたか?
ハル:目の前に父親がいます。
すごい剣幕で怒鳴っていて。
殴られてます。げんこつで頭を、結構全身アザになるほど、恐怖を感じるほどすごい痛めつけられてます。
私:(ああ、その父親は今世でハルさんの父親に転生している)
私:その父親は今世で知ってる人?
ハル:今の父親です。
私:(ですよね)
今、これを書き換えようと思います。
父親に殴られたんだけど、その後はさっきとは違う展開になります。
ハル:殴られて、広い原っぱの上にうずくまっている自分がいますね。
ハル:すごい痛い思いして、悲しい思いを抱えているところに、まだ10代になる前くらいの女の子がやってきました。
ハル:すごく心配そうに「大丈夫?」って。
「あなたのお父さんはあんなこと言ってるけど、私は信じてるよ」って。
ハル:それで、そうかって。
父親はああ言ってるけど、でも実際に自分ができるのは確かだし、こうやって一人でも自分のことを信じてくれる人がいると思ってすごい安心しているのと、だから、自分は自分の能力を認めようって。ありのままに。
ハル:自分のできることを父親に言ったりはしないし、言う必要もないから言わないでいるけども、父親から見えないところで訓練してますね。
ハル:自分なりに訓練して能力を伸ばしている、そういうその後の人生が見えます。
私:私に見えるストーリーも語っていいですか?
ハル:はい
私:お父さんに怒られるところまでは一緒。
そしてそのお父さんが言ったのか、近所の子なのか、変なことを口走る子供がいるという噂が、都の陰陽師の私の耳にまで入る。
私:実は私はその子を探していた。
自分は陰陽師なので、ある特定のタイミングでそういう子供が生まれてくるというのを予知していた。
私:平安時代はすごい混沌とした時代ですよね。
だからそういう役目の子を降ろすよと言われていて、どこにいるかがわからなかったんだけど、一生懸命アンテナを張って探していた。
私:で、その噂を聞いた時にその子に違いないと思って訪ねていくんです。
私:その子を見たときにもう涙が出るほど嬉しくて、ああ、やっと巡り会えたって。
そなたを探しておったみたいな感じで、その子を抱きしめて。
私:お父さんに早くからその情報が上から降ってきていたと言うと、お父さんは「え? こ の子が?」って驚くんです。
私:この子は特別な力を持った子だから、陰陽寮へ連れていって力を開花させたい、 この国のためになるからと言って許可をもらうんです。
もちろん自由に家族に会いに帰ることもできます。
私:お父さんはこの子の言っていたことは本当だったんだって分かって。
それで、何も知らなくてごめんな、お前は神様からそういう力を授かって生まれてきたんだな、って言ってくれて。
私:その子は陰陽寮へ行ってどんどん力を開花させた。
その先を見ると、さっきみたいに補佐ではなく、特別職に就いてる。
私:陰陽師の人たちが災いを払う前に、この人に先にサポートをお願いしてる。そういうちょっと特殊な役目を担ってますね。
陰陽師と宇宙との間の架け役みたいな役。
そうやってみんなのために力を貸してたっていう…。
私:これに書き換えてもいいですか?
ハル:はい、自分で書き換えました。
私:ハルさんのガイドにお聞きしますね。
これでこの過去世は大丈夫?
まだ見るものがありますか?
十分ですか?
ハル:十分みたい。拍手してます。
私:笑
私:じゃあ、ふーっと息を吐きながらこっちの世界に戻ってきてください。
(セッション終了)
私:当時、私とハルさんはペアで仕事をしていたんですね。
さっき、当時の感情が噴き出てきて。
本音は、
何度も何度も言ったよね?って。
お前はすごいんだぞって。
お前はすごいんだって、特別なんだって、何度も何度も言ったのに、あんなに言ったのに、なんで信じなかったんだ?って。
なんかもう泣きそうな想いが出てきて。
そうなんです。
必死に込み上げてくる感情を抑えながら誘導を続けていました。
私:あ、そういえば一個聞くの、忘れちゃった。
さっき諭してた内容ですよね。
「もののけ」が起こしてるんじゃなくて、あなた自身が起こしているっていう意味を聞きたかったんだけど。
私:その頃から知ってたんでしょうね、この世界のエネルギーの仕組みとかをね。
みんなね、人に起きていることは、その人自身が発振して作っているということですよね?
ハル:はい、そうです。
私:さっきの女の人の生霊とかもね、「お主が引き起こしたことじゃ」って言い聞かせてるのが、なんか今世の私のやってることと重なるなって、ハハハ…
ハル:私も「ああ、マサコさんっぽい!」って思って。
そういうところもなんかすごい好きで心酔していく感じだったんですよね。
ハル:見えない世界だけじゃなくて、現実の世界にもちゃんと目を向けて、地に足を着けている感じが。
私:私も今世で当時の続きをやってる!って。笑
私:それにしてもすごい過去世が出てきましたよね…
ハル:今日はなんか大きな解放があるかもっていう予感がしたんですけど、これだったんだなって思いました。
ハル:あと不思議なんですけど、さっき自分で書き換えのストーリーを視たときに出てきた小さい女の子。
その子に会うためでもあったのかなって。
ハル:というのは、その子って今の私の姉なんです。
私:そうなんだ!
ハル:今世でもすごい私の能力を信じてくれる人で、「あなたならできるよ」って。
「もっといっぱい力を持ってるよ」って言ってくれる。
ハル:マサコさんの書き換えの方がしっくりきたので、そっちに書き換えたんですけど、マサコさんのストーリーの中でもその女の子の存在を感じました。
ハル:隣の家に住んでる幼馴染で、帰った時にはいつもご飯とか野菜とかをいっぱい用意して待ってくれてるみたいなイメージでした。
私:そうなんだね。お姉ちゃんとは縁が深くて今世は姉妹できたんだね。
ハル:はい。それを知ったのがすごく良かったです。
とてもすっきりしました。
私は5年前、ひょんなきっかけから京都の「晴明神社」へ行きました。
そのときの懐かしいような、もの悲しいような、なんとも言えない気持ちをつい昨日のことのように思い出します。
「陰陽師」だった過去世があると知ったのはそのあとのことです。
その前年(2018年)の平昌五輪には羽生結弦さんがフリープログラムで『SEIMEI』という楽曲を使っていました。
そのときにHikariさんが描いた曼荼羅がこちらです。
時代は「陰陽師」そして、「星読み」へと向かっているようです。
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