(つづき)
ハル:額の裏側。
私:いわゆる松果体のような感じ?
ハル:ちょっと違う。
松果体って頭の中央あたりにあるんですよね?
それよりも、もうちょっと額寄り。
ハル:ヴィジョンとして視えるのは、松果体が映像機。
そこから映像として見えるのがちょうど額の裏側みたいな感じ。
ハル:額の裏側がスクリーンみたいな感じになってて、松果体が映写機になってる。
私:その「映写機に映るものが存在する」大元の場所は、今でいう宇宙とか、潜在意識ですか?
そこから同調して引っ張ってきてるの?
ハル:同調してるのかわかんないけど、すごい一体感を感じてて。一体感を感じている時にすごくよく見える。
だから、それを同調っていうんだったらそうだと思います。
私:じゃあ一体感を感じて、その宇宙にある情報を三次元でいうところの呪文のようなものに変換して、巻物に描いている?
ハル:そんな感じです。
私:当時、私はどこにいたんだろう?
ハルさんが補佐している陰陽師が私なの?
ハル:そうですね。貴族の災いを取り除いていたのはマサコさんです。
私:ペアでやってるの?
ハル:さっき貴族の館の庭先で呪術をやってたときは、貴族がいて、その前にマサコさん、その後ろ、2~3歩下がったところに私。
そして、もうひとりこちらに誰かがいて、三角形みたいな形で陣地を組んでて。
私:なぜ三角形なの?
ハル:わかんない。それがしっくりくるみたいです。
私:じゃあ、息を吐いて……いいですか?
三人で三角形になっているときと、 その三人目がいなくて私とハルさんの二人だけの時、それぞれに場がどう違うのか、見てください。
まずは 二人だとどうなってる?
ハル:脇が甘くなってます。
脇が甘くなると攻撃を受けやすいというか、隙ができる。
私:三角形になると?
ハル:攻撃を受けにくくなってる。
隙がなくなる感じです。
私:結界のようなものが張れるのか、それとも、さっき「一体感」って言ってたけど、その三角形の中自体が宇宙になるのか?
ハル:宇宙なのかはわかんないけど、そこだけ異空間になるみたいな感じ。
私:なるほど。異空間になるから攻撃を受けにくいんですね。
ハル:はい
私:その人生を見て能力があることは分かったんですけど、もしこの過去世の中でまだ見ておくべき場面があるのなら、そこに進んでください。
ハル:えっと、あたりは明るくて、今、目の前に見えるのはたぶんお墓ですね。
石でできたお墓のようなものを目の前にして、私は膝立ちで、それを見下ろしている。
どうもマサコさんのお墓みたいなんですよね。
このとき。
突然私の胸の奥深くに抗えない感情が噴き出してきました。
私: 私はその人生であなたに何度も何度も「君にはすごい力があるよ」って言い続けたんです。
本音(私はその人生であなたに何度も何度も「君にはすごい力がある」と言ったよね?)
私:何度も何度も言ったのに、どうして自分にはそこまでの力はないって思ったんだろう?
本音(何度も何度も言ったのに、どうして君は私の言葉を信じなかったんだ?)
ハル:小さい時の経験が影響している。
自分では当たり前のことをさらっと言ったら、「それ、おかしいよ」って奇怪なものを見るような目で見られて、それをなかったことにしたいって思っちゃった。
それがすごく強く影響している。
私:でも、大人になってわかりましたよね?
陰陽師の人でさえできないことがあなたにはできて、その人たちを補佐するという形ですごいことをやっていたわけですよね。
最初からその能力を与えられてきていたとわかりましたか?
ハル:マサコさんか死んだ後にようやくわかった。
(ここで書き換えが必要だと判断する)
(つづく)
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