さて、最近、数人の生徒さんが同じようなことを言っていました。
こういう勉強をしているにも関わらず、ネガティブな感情が出てしまう自分はダメ人間だというのです。
たとえば、生徒Bさんの場合。
職場で、風邪気味で体調が悪いとやたらアピールしてくる同僚に対して、内心「うざいなあ」と。
体調が悪いのだから「大丈夫?」と思いやればいいのに、自分はなんて冷たい人間なんだというのですが、Bさん自身は少々体調が悪くても、黙っている方です。
だからやたらと体調悪いアピールをしてくることに「うざい」と思ってしまったのかもしれません。
人は感情の生き物です。
日々を過ごす中、すべてのことに感情は発生するのです。
朝起きて、「わ~、雨だ、嫌だなあ」とか、
満員電車でうんざりしたり。
あるいは美味しいランチを見つけてウキウキしたり。
ネガティブな感情もポジティブな感情もくるくると発生し続けています。
ポジティブな感情は感じてもいいけれど、ネガティブな感情を感じてはいけないのではありません。
私だって、すぐそばの大通りを爆音を立てて走る車に「うるさいなあ」と思ったりします。
どちらの感情が発生することも、ごく自然なことなのです。
問題は、ネガティブな感情が発生することではなく、それを溜め込んでいくことです。
潜在意識に溜まっていったネガティブな感情は、自分では気づいていませんが、無意識下から発振してしまうからです。
すると、共振共鳴してネガティブな現象を引き起こします。
これを防ぐためには、ネガティブな感情が発生したら、それを解放してリセットしておく必要があります。
感じても、即リセット。
こうしておけば、何ら問題は生じません。
講座では、この「解放してリセットする」方法を学んでいるのです。
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