さて、2月3日の講座での出来事。
ヒプノセラピーの話になりました。
ヒプノはセラピストのセッションを受ける以外にも、市販の誘導CDなどでセルフヒプノを行うことも可能です。
セルフの場合、CDを聞いていると眠ってしまう、うまく過去世を視ることができないという方もいらっしゃるのですが…
ふと思いついて、この日の生徒マリちゃん、アユさん、それにゲストで来てくれたリカちゃん、カオさんにセルフヒプノを試してみることにしました。
ただし、CDを聞いてもらうのではなく、その誘導文を私が読み上げながら行うことにします。
で、終了後。
4人全員が過去世を視ることに成功!
私:カオさん、どうでした?
カオ:干ばつで廃れたような土地が視えて。
5、6歳ぐらいの男の子がいた。
村人とかは誰もいなくて。
その男の子とお母さんが二人っきり。
だけど、その先はちゃんと成長して家族がいて、みたいな感じ。
私:「本当の幸せとは何ですか?」っていう問いには答えがきましたか?
カオ:はい。「命を使い切ること」って。
私:少し先の未来のヴィジョンは?
カオ:これは願望だと思うんですけど、 息子たちと(いずれできるであろう)息子の家族たち、みんなが集まって家族団らんをしている感じでした。
私:普段は私が一人ひとりを誘導して、本人が視ている過去世に沿った質問をしながら進めていくけど、今は市販のCD誘導文をただ声に出して読んだだけ。
何か違いを感じましたか?
カオ:特にやりづらいとかはなかった。
私:リカちゃんは? どんな過去世?
リカ:宇宙人でした!
4本指でとても細い体をしていて。
地面がぐにゃぐにゃしていて、地球にはない踏み心地でした。
宇宙人は服も着ていないし、足がすごく細い。
リカ:みんな一人乗りの宇宙船に乗って他の星へ開拓に行ったり、調査をしに行ったりしている。
選ばれた人たちだけがその仕事をやるので、意気込みがすごい。
「よし、役に立つぞ!」って。
リカ:だけど私はエンジントラブルを起こしてどこかの(きれいな)無人島に不時着する。
自分はちゃんとできなかったってすごく落ち込んでる。
リカ:でも、その島に住んでいる小動物たちが寄ってきて仲良くしてくれて。愛をもらって励まされて、だんだん元気になっていく。
リカ:私は宇宙人なので寿命がないけど、周りはどんどん死んでいく。
それを看取る時に、頭頂に指を3本置いて、エネルギーを吸い上げている感じだった。
リカ:動物に囲まれて愛されているときはハッピーな気持ちだけど、死を看取るときは悲しくて。
そうやって月日が流れていって、そのうち氷河期みたいな時期に入ると、周りには何もなくなってしまう。
リカ:中間世では、人生を振り返って、開拓に行く使命だったのにこういうことになってしまった、自分は母星の役には立てなかったと思っているけれど、代わりに大事なことを知ることができたんじゃないかなと思っている。
リカ:「 本当の幸せとは何ですか?」という問いには、当時の小動物たちが、今世で出会う人たちに生まれ変わってきていると言われて。
リカ:だから、過去世で愛をもらった分の恩返しをしていきたいということと、あとはヘッドケアを今世でも引き続きやっていくということ。
リカ: 近未来を視たときは、『風立ちぬ』の丘の雰囲気が見えて。
青空の下に綺麗な野原が拡がっていて、そこで仰向けに大の字になって寝転がっている。ラフな格好で。
人生を達観している感じだった。
私:リカちゃん、今もその若さ(30歳)で人生を達観しているのに、さらに達観していたのね!笑
リカ: 今、仕事で結構苦戦していると相談したら、そういうときにかけてもらえる声をたくさん経験して、それを自分のものにしていきなさいと言われた。
リカ:いずれその言葉が私自身の口から出るようになるからって。
だから、今は大変だけど、その経験が今後生かされていくから頑張りなさい、大丈夫だからって。
私:セルフヒプノでもみんなそこまで見えるんだね。
アユさんはどうでした?
(つづく)
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