さて、本日は生徒Bさんのレイキ伝授。
Bさんは今月からミラクルセラピー講座を始めたばかりです。
能力は高いのですが、光がうまく通っていない気がしたので、「いつかレイキ伝授を受けるといいかも」とお伝えすると、お住まいが遠方にも関わらず、すぐにいらっしゃったのです。
私のレイキ伝授の方法は、過去世リーディング&解放や、ハイヤーセルフからのメッセージをお伝えしながら行います。
ですから、レイキ伝授を受けるということは、解放すべき大きな過去世があるということになります。
Bさんの場合。
事前に質問リストを用意されていました。
・以前、ヒプノセラピーの勉強をしたことがあるけれど、どうしてでしょうか?
・子供のころから人が病気になると、なんとかして治してあげたいと思ってしまう。なぜでしょうか?
・ご主人や娘さんとの関係
等々。
質問を聞いている最中に、Bさんが過去世でヒプノセラピーを行っているヴィジョンが浮かびました。
私:過去にヒプノセラピーのようなことをやっていたのだと思います。
そのときに、過去世を解放すると体を治せる場合もあることを知っていたようです。
でも、当時はまだ人々の理解が得られなかったので、思うようにセッションができなかった。
それで転生して、今世で続きをやりたかったんです。
レオキ伝授中に、この過去世が出てくるだろうと思いました。
伝授開始前に、Bさんのガイドに「よろしくお願いします」とご挨拶すると、グレーのフードを被ったお婆さんが、小さい女の子の手を引いて現れました。
女の子は6~7歳ぐらいでしょうか。
不安そうな顔をしています。
これから出てくる過去世のことをこわがっているようです。
伝授を始めます。
頭頂に手を当てると、すぐに過去世が出てきました。
古い西洋の時代でしょうか。
当時、Bさんは霊能者です。
町の人たちが相談に来ると、透視して的確なアドバイスをしています。
みんながBさんの能力に助けられています。
優しくて笑顔の素敵な彼女はみんなの人気者です。
夫も娘もそんな彼女を温かく見守っています。
(今世のご主人と娘さんです)
ある日、日が落ちて辺りが暗くなってから、人目を忍ぶようにしてひとりの女性がやってきました。
全身を大きな布で覆い、思いつめたような顔をして戸口に立っています。
部屋の中に招き入れると、
「どうしてこんな体になったのか知りたい」
そう言って布を取ると、体中に大きなイボがびっしりと…。
18歳ぐらいから突然イボができ始めたのだといいます。
Bさん(の過去世の人)は驚きながら透視をしてみます。
すると、彼女の過去世が浮かびあがりました。
当時、女性は18歳ぐらいでしょうか。
森の中、大きな湖? 池?のほとりに2~3人の友人たちとピクニックに来ています。
そのとき、大きな1匹のイボガエルが姿を現しました。
きゃあ!
醜い!
しっしっ!!
女の子たちはカエルを追い払います。
その日の夜。
女性は狡猾な顔の魔女が池の中から現れる夢を見ました。
「あのカエルの正体は、若い王子なんじゃよ」
そう言って、悲しそうな目をしている王子の姿を見せてくれました。
どんないきさつがあったのかはわかりませんが、魔法をかけてイボガエルにされてしまったようです。
魔女は、誰か代わりの者がいれば、王子は元の姿に戻れると言います。
「あんたが1日でもいいから彼の代わりになってくれれば、王子は(1日だけでも)城に帰ることができるんじゃが…。どうかね?」
女性はつい同情してしまいます。
1日だけなら…と承諾してしまうのです。
その瞬間、醜いイボガエルの姿になりました。
そして1日どころか、もう二度と元の姿に戻ることはできませんでした。
女性の潜在意識にはこのときの記憶が残っているので、当時と同じ18歳ぐらいになったころからイボができ始めたのでしょう。
Bさんがこの過去世を書き換えてあげると、1か月もしないうちに女性の体からイボがなくなりました。
泣いて喜ぶ女性を見て、Bさんは体の症状が過去世の記憶の影響を受けている場合があると知り、書き換えにより助けてあげられるのならやってあげたいと思うのです。
その女性のイボが消えた噂を聞いて、難病で苦しむ人、原因不明の病で困っている人たちが次々とBさんのところへやってくるようになりました。
そして、それがBさんの人生を不幸にしてしまうのです。
(つづき)
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