さて、1月7日は生徒ハルさんのミラクルセラピー講座。
この日は、サブパーソナリティ。
自分の中のさまざまなキャラクターや癖を擬人化して呼び出してみます。
私:じゃあ、早速練習。何を視てみます?
ハル:「私にはできない」という言葉が降ってきました。
私:抽象的だから、もっと具体的にしてみましょうか。
ハル:そうですね、たとえば、前回学んだ過去世とかも、マサコさんの誘導を受ければできますけど、自分ひとりだと雑念が湧いて、「私にはできない」って思っちゃうんです。
私:じゃあ、それにしましょう。
誘導しますね。そのサブパーソナリティ、出てきてください。
ハル:トイレの男子マークのような人が出てきました。
私: あなたはいつからハルさんの中にいますか?
過去世から? それとも今世から?
ハル:今世から、ってきます。10歳くらいかな。
私:その時、あなたが生まれるきっかけになった出来事が起きました。それは何なんでしょうね?
ハル:青いマークの人は「あなたが呼んだんでしょ?」って言っています。
イメージとしては、通っていた小学校の運動場にある鉄棒の前にいるのが見えます。
私:鉄棒を練習しているの?
ハル:いえ、鉄棒の前で友達と遊んでいる最中です。
高学年のお姉さん、お兄さんもいます。
私:そこで何が起こりましたか?
ハル:私、10歳より前って本当に何も考えてなくて、怖いもの知らずで、もう毎日毎日ハッピー、ただハッピーだったんです。
ハル:その頃、よく姉とかに「どうしたらそんなにハッピーで生きられるの?」って聞かれてて。
でも、姉の言ってる意味が分かんなくて、「えっ、何? 普通に生きればいいじゃん」って思ってたんですけど。
ハル:この鉄棒の前で遊んでるときに、急に閃いたみたい。
姉の言っていることを理解するには、私、これからすごくいろんな感情を経験しないといけないんだって。
ハル:このときが、いろんなことを体験しよう!って決意した瞬間ですね。
それで、青い彼が呼び出されている。
私:なるほど。
今からいろんなことを経験するんだって閃いたことと、「自分にはできない」っていうのは、どう関係があるんですか?
ハル:いろんなことに挑戦したときに、できることとできないことがある。
この青い人は、できないことの役目を担っていた人。
ハル:本当は人って何でもできる。
そもそも何でもできるんだけれども、「できない」っていう経験するために邪魔したり、なんかこう雑念があってうまく集中できないようにしてみたりするけど、練習を重ねるにつれ、だんだん集中する時間が短くなったり、うまくなる、っていうのを手伝うために青い人が呼ばれたみたいです。
ハル:いろいろやろうと思った時に、それをやるにあたっては、「できない」っていう経験も必要だよって言ってます。
私:そのときからもう20年以上経ってるんですけど、あなたの存在はまだ必要なんでしょうか?
それともハルさんは十分にその「できない」っていう経験を積んだんですかね?
ハル:そうみたい。十分積んだ。もうちょっと、っていうところみたいですけど。
青い人がなんかちょっと寂しそうにしてます。
あまりにも長年一緒にいたので、名残惜しそうな感じですけど。
でも、もう必要ないってこともわかってるみたいですね。
私:あなたのサポートがあってここまで来れたからね。
彼女はやりたいこともあって、これからそっちをやっていかなきゃいけないし、そのための「できない」っていう経験は十分あなたのサポートでできたから、ありがとうね。
光の世界に帰っていきますけど、だからって分離したわけではないので、今度は上からハルさんのことを見守っていてください。
そうお願いしていいですか?
青い人:はい。
私:じゃあ、どうやって光に帰りますか?
光の馬車がいいですか?
それとも光の妖精たちに迎えに来てもらうとか?
あるいは光の道をまっすぐに上がっていくとか?
たくさんお世話になったから、あなたの好きな方法で。
ハル:最初に「どういう方法がいいですか?」って聞いた瞬間は「宇宙船」って言ってたんですけど、マサコさんが光の階段って言ったら、そっちがいいと言ってます。
私:光の階段ね。わかりました。
(光の階段を用意してあげる)
じゃあ、そこを駆け上っていってください。
ハル:光の階段を上っていこうとしてましたけど、ちょっと段数が多すぎるからやっぱり宇宙船に乗るって、宇宙船で帰っていきました。笑
私:ハルさん、サブパーソナリティ、やってみてどうでしたか?
ハル:なんか面白かったです。
青いトイレのマークの人もすごいユーモアがあって。笑
それにしても、いろんな感情を体験するにあたって、ちゃんとこんなふうに「うまくできない経験」をサポートする人も用意されるんですね。
うまくできています。
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