(つづき)
異次元の星に降り立ったサナさんを待ち受けていたのは、すべてが「違和感」の世界。
まず環境が違う。
電磁波が苦しい。
口の中に風が吹く。
体に合わないものを食べると不調をきたす。
人間が半径1メートル以内にくると、そのエネルギーを感じて嫌気が。
電車の人混みに息ができない。
さらに、人間の生態は不思議、疑問だらけ。
なぜあんなことをするのか。
なぜあんなことを言うのか。
あの高揚する感情は何なのか。
そして自分はなぜ共感ができないのか。
自分は変なのか?
なにもかもよくわからなくて、常に「違和感」を感じ続けている。
そんなサナさんに私が言った言葉は、
「あなたは宇宙人です。だから、人間のことがよくわからなくて当たり前」
ということで人間界の処世術を教え続けた1年間。
先日サナさんが、
サナ:マサコさんのブログを読むとすごい才能を持った人がいっぱいいるし、この講座で能力開花する人もいるけど、自分はそうではない。
確かに生きるのはいままでよりも楽になったけど。
私:楽になりたくて来たんでしたよね?
サナ:そうなんですけど。そして確かに楽になったんですけど。周りのみんなを見てると、今回の人生にいろいろな目的を持っている人もいるじゃないですか。
私の今世の目的って何だったんだろうなって思って。
そのとき、私に降ってきた言葉は、
オブザーバー(observer)
私:サナさんは「傍観者」みたいですよ。地球の人間の生態を傍観しているだけ。だから何かをやりにきたとかじゃないみたい。
そもそも目的は落とした石を拾いに来ただけだから。
フイルムに描かれた物語の結末を見たかったんです。
サナ:その石って手元に戻る日が来るんですかね?
私:はい。だってこの講座に来ることで「結末」を知ることができるから。
私たちが宇宙のしくみってどうなってるんだろう?とか、人間の仕組みってどうなってるんだろう?って、紐解いて過去や未来を「書き換え」ている様を目の当たりにしているじゃないですか?
私:今、あのフィルムの最後の部分が、タイムリーに作られているわけです。
サナさんはその絵巻物が少しずつ完成していく過程に立ち会っているような感じですよね。
つまり「体験型」の傍観者みたいなものです。笑
サナさんは前回の講座のときにも「私の今世の目的って何だったんだろう?」って呟いていました。
きっとその答えを教えるために、お父さんが「夢」でヒントを与えてきたんだと思います。
私:答えもわかったし、どちらにせよ寿命まではこちらの世界にいなくちゃいけないわけだから、「よ~し、そうと知ったら最後まで楽しむぞ~!」って、思いっきり楽しんで帰ってください。笑
帰り際にサナさんが
「最近、頭と胴体の調整の話が出てるけど、私も首が痛いんですよね」って。
私:いつから?
サナ:もうずっとです。いつも。
私:え~? そんな話、この1年間で聞いたことがなかったけど?
サナ:痛いのが当たり前になっていたから、取り立てて言うほどのことでもないなと思っていて。
でも、今ふと私も何かあるのかな?って。
私:ちょっと触っていいですか?
サナさんの首の後ろに手を当ててみます。
触らなくてもリーディングはできるのですが、体の痛みの場合は触ると細胞からも情報がくるので、よりリーディングしやすくなります。
私:あれ? なんか命綱みたいなのが首についてる?
……あ、そうか! さっきの女の子がいた星! そっちでお父さんが心配して、なにかあったらいつでも助けなくちゃって、ときどき引っ張ってみたりしているんだわ。
父親に「サナさんは大丈夫だよ」と伝え、その後しばらくレイキでヒーリングします。
1週間後、サナさんから連絡がきました。
あれから首の痛みがだいぶ楽になったそうです。
そして毎晩、母星に向かって、
「守ってもらってることに気が付いたよ。そっちから引っ張らなくても大丈夫、(引っ張ると)地球では身体の微妙なバランスで痛みが出ちゃうから~。心配しないで」と伝えているそうです。
ご自分でも「どんどん痛みがなくなる」と信じているそうです。
うん、それが大事ですよね!
だって、
信じる者は救われる。
信じない者は救われないから。
信じた方がいいに決まってる!
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