初めてヒプノセラピーを学んでから約14年になります。
ヒプノセラピーでは主に「過去世退行」を行いますので、当然、前世や過去世といわれる世界を視るわけです。
今思えば最初のころは半信半疑。
「これって、自分の頭で考えているのでは?」
「前に見たドラマや映画、読んだ本の記憶の断片では?」
って。
さすがに5000、6000という数の過去世を視れば、ひとつとして同じものはなく、想像もつかないストーリーばかりで、これは本当なのかもと思うようになりましたが。
そして、面白い、面白いと毎日視ていたら、変化が起きました。
視るスピードがどんどん速くなっていったのです。
最初のころは潜在意識にフォーカスして、「過去世の次元」に合わせるのに少し時間がかかっていました。
今は人と話しているときに、その話の内容に関連する過去世が(視ようと思っているわけでもないのに)次々と浮かんできます。
たとえば、
「子供の頃、絵を描くのがとにかく好きで…」と言うと、パリの通りで似顔絵を描いている苦学生が浮かんだり、「厳しい上司にいつもガミガミ言われる」と言うと、前世で父親にガミガミ言われている男の子が浮かんだり。
歯の治療を受けているときでも、美容院でシャンプーしてもらっているときでも、「この人とどこで出会っていたんだろう?」と思った瞬間に過去世が視えます。
料理やスポーツや英会話などもやればやるほど上達するのと同じで、過去世も視れば視るほど、スピードが速まり、細部まで視ることができるようになります。
講座やセッションのときは、相手の話す「言葉」がキーワードになります。
つい先日、生徒ユリさんのミラクルセラピー講座のときは、長かった髪を肩までばっさり切っているのを見て、
私:あれ? 髪、切ったんですか?
ユリ:そうなんです。10年ぶりに切りました。
私、なぜか「髪を切ると運が落ちる」という思いこみがあって……
その瞬間、過去世が浮かびます。
ああ、前世で能力があった時に、黒マントの呪術師から「あなたは髪に能力があるから切らない方がいい」とだまされたんだわ。
(つづく)
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