(つづき)
3年前。
ビルマのインパール作戦で亡くなった人々の解放を行ったことがあります。
書き換えでは、何千もの兵士たちが戦争の悲惨な体験をしたのち、「平和の使者」として世界中に転生していました。
★そのときの記事
日本史でも世界史でも、戦争と殺戮が繰り返された史実がこれでもかというほど出てきます。
それでも今、この日本は平和です。
あのときの多くの犠牲となった命が、この平和な未来を紡ぐためであったとしたら…?
私たち自身もあのときあの場にいて、今転生してこの平和な地にいるのだとしたら…?
すべては未来のために。
未来へ向けて。
手を合わせて祈り、目を開けた瞬間。
広場の木々が大きく揺れて、私の頭上にハラハラと葉っぱが舞い落ちてきました。
とても風の強い日でした。
上を見上げると、木々がまるで私の想いに呼応するかのようにゆらゆらと揺れ、次々と葉っぱを降らせてきます。
手を伸ばせばすぐそこに、掴めそうな距離にも。
足元に落ちたその葉っぱを見て、あっ……!と声を上げそうになりました。
前日の講座中、解放の場面で出てきた「四葉のクローバー」にそっくりだったからです。
前日……。
ある過去世を視ながら、戦争を食い止めるにはどうすればいいのだろう?と考えていました。
「戦い」の元になるもの。
なぜ人は攻撃したいと思うのか
なぜ人は支配したいと思うのか
なぜ人は侵略したいと思うのか
なぜ人は人を殺してもかまわないと思うのか
なぜ人は…
なぜ……
光と闇の攻防戦然り。
毎回の人生の体験で必然的に生まれる「負の感情」をリセットせずにおくと、やがて「心の闇」は大きく膨らみ、自分をも、人をも攻撃するようになる。
それをどこでどうリセットするのか…
そのとき「上」が見せてくれたヴィジョンが「白い鳥」だったのです。
四葉のクローバーのような葉を咥えています
その葉っぱをひとりひとりの頭上に落としていくと、人の心から侵略したい、支配したい云々の感情がす~っと吸い取られて消えていくのです。
もちろんこれは象徴で見せられているヴィジョンです。
それでも、リセットの方法があることや、こんなふうに可能なんだよって見せてもらったことに感動を覚えました。
そしてその(象徴である)四葉のクローバーが、鎮魂碑の前で佇む私の周りに次々と舞い降りてきているのです。
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この出来事を全く知らないTちゃんなのですが…。
ハナさんから返事の続きが来ました。
ハナ:「マサコさんはみんなの為に葉っぱをもらうんだったの。50枚、未来が書いてある葉っぱだよ。それをもらいに行くんだったの」と言っています。
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もしハナさんから「不思議なことがあったんですよ~」って、神社へ行ったいきさつを書いたLINEがこなかったら。
私がK神社へ行くこともなかっただろうし、そうすれば戦没者霊苑を訪れることもなかったでしょう。
もしハナさんにその報告をしなかったら、Tちゃんから葉っぱの話を聞くこともなく…
10年間、過去の産物である「思い込み」を「解放」する方法を教えながら、一方で人生のシナリオの紐解きをやってきましたが、やればやるほどすべての出来事は「へえ、偶然だねえ!」で片づけられるものではなく、たくさんのパズルのピースをうまく組み合わせて成り立っているのだと知ることになります。
その「組み合わせ」に驚いたりワクワクしたり。
まるで推理小説のプロットを分解していって、なるほど、作者はこんなふうに組み立てて繋げていたのか! すごい!って感心するかのようなプロセスです。
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