(つづき)
鞍馬駅に到着。
近くのお店でお蕎麦を食べて、いよいよ鞍馬寺へ。
ここから地獄の時間が待ち受けているとは思いもしませんでした…
鞍馬寺がある山頂まで、モエさんは歩くのが好きなので歩いて登り、私とカヨさんはケーブルカーを利用します。
所要時間は2分です。
絶対私たちの方が先に到着すると思っていたのに、モエさんは一足先に鞍馬寺に着いていました。
ここから「奥の院」を目指して歩き始めます。
ゆっくり歩いて30分ほど。
私は3回目です。
最初のときは、生徒SENさんが「奥の院には興味がないから待ってる」というので、往復1時間をとにかく急ぎ、足がガクガクになりました。
2度目は3年前、カヨさん、Hikariさんと。
このときはゆっくり歩いたのですが、1度目とは比べ物にならないほど楽で、拍子抜けするほどでした。
今回も「楽勝!」と思っていたら、歩き始めてすぐに息切れ。
え? なんで?
前回、こんなこと、なかったんだけど?
もう最初から息切れ、息切れ。
この3年間で4キロ太ったのが影響しているんだろうか?
ちなみに今ネットで検索したら、体重が3キロ増えると膝には9キロの負担がかかると書いてあります。
まだ半分も進まないうちに左膝が痛み始めました。
こ、こんなに登りの階段多かったっけ?
息切れと膝の痛みに耐えながら登り続けますが、内心、奥の院まで辿り着けないかもって絶望的に…
三分の二ぐらい進むと、道は下りになりました。
ああ、救われた!と思ったのも束の間、一歩一歩足を踏み出すたびに膝にぐいっぐいっと衝撃が。
それでもようやく奥の院に到着。
中に入ってお参り。
最初の予定では、私とカヨさんはここから鞍馬寺へ引き返すつもりでした。
さらに30分進むと貴船神社へ出るのですが、3年前に参拝したし、もともと私とカヨさんは神社仏閣に興味がなく。笑
しか~し!
ここからUターンすると、来るときに下りだった山道は今度は登りになるわけです。
カヨ:このまま貴船まで行った方がいいんじゃないですか?
ここからはずっと下りだから。
私:そうだね。登るよりは下りの方が楽だよね。
(と、素人考え)
実際は下りの方が足には負担なのです。
膝にどんどん負荷がかかり、膝の裏に水がたまり、足が突っ張って、手すりにつかまりながら足をひきずるようにして進む羽目に。
泣きたいほど、つらい。
モエさんには「先に行って」と。
彼女はまるで天狗のように身軽にひょいひょいと山道を進んでいきます。
なんとか貴船にたどり着き、私の左足はもう限界。
カヨさんとふたりでカフェで一休み。
その間にモエさんは貴船神社と、貴船神社の「奥の院」に参拝。
ここからバスと電車を乗り継いで京都駅に戻ります。
モエさんが一緒に食事をと提案してくれたのですが、残念ながら私は時間切れ。
予約した新幹線の時刻まで30分しかないので、モエさん、カヨさんのふたりで食事してね、って。
このふたり、今回が初対面にも関わらず、鞍馬寺、貴船神社への往復のバス&電車の間中、ず~っとふたりで話に花が咲いていて、私が口をはさむ隙も全くなかったほど。
あとでLINEがきました。
共通の話題もあり、食事はとっても楽しかったそうです。
良かった!!
そして私はといえば、京都駅で別れて新幹線乗り場へ向かうと、悲劇が…!!
左足が…動かない!
無理にひきずろうとすると、ズキィィ~ン!と激痛が走る。
これは困った。
とにかく新幹線にさえ乗れば、東京まで2時間は座っていられる。なんとか乗り場へ行かなくちゃ。
あ、そうだ!
こういうときは、「解放」!
昔、ワンちゃんのお散歩をしていたときも、歩道橋とかを登って、膝が痛いときは解放でなんとかなったっけ。
痛い、痛いと「痛みにフォーカス」すると、ますます痛くなるから、こういうときは痛みから気を逸らすのが一番!
というわけで。
痛みを表すものは?
太い木の枝がバキバキと折れているヴィジョンが視えます。
手放すイメージは?
折れた場所にゼリーがたっぷりと注ぎ込まれ、それが緩衝材の役目を果たして自由自在に枝の曲げ伸ばしができています。
で、書き換えて、足を一歩踏み出してみると……
あら~!
うそでしょ?
痛みがない!
歩けます!
今だ!
なんとか乗り場まで!
無事、新幹線に乗れました。
新幹線の中ではひたすら足にレイキをかけます。
そして、はたと思い出したのは、以前、整体の先生が教えてくれた膝痛改善の方法。
膝の裏にタオルを丸めて挟むストレッチ。
乗車中、そのストレッチを続け、下車後は気合でなんとか自宅まで帰ることができました。
いや~!
体重を減らさねば!
膝周りの筋トレ、やらねば!
運動をしなくちゃ!
と教訓はいろいろ。笑
それにしても、今回は私もカヨさんも晴明神社や鞍馬山から何のメッセージも受け取っていないのです。
一体、何しにいったんだろう?って。笑
私は8月に大きなミッションが一段落したので、その報告。
カヨさんはこれからメグミさんたちと新たなエネルギーワークにとりかかるので、晴明神社や鞍馬山へ宇宙の波動調整に行ったのではないかと思います。
「京都市考古資料館」で、発掘された出土品を見たのも、能力があった当時の波動を思い出し、よみがえらせたのではないかと。
帰宅後、あっ、いつも神社仏閣では「おみやげくださ~い!」と言う私が、今回はお祭りに気をとられたからか、すっかり忘れていた!と気づき、
自宅から「くださいな~」とお願いすると、晴明神社の本殿奥から女官のような人が、両手に銀盆を捧げ持ってしずしずと現れました。
お盆の上には小ぶりの桃が3個載っていて……。
???
ま、いいや。
そして、モエさんですが……
私のリーディングでは当時、晴明神社で働いていたようです。
働きながらいろいろなことを学び、いつかは自分も陰陽師職(当時は公務員のような立場)に就くことを夢みていたのですが、病に倒れ、願いは叶わなかったようです。
晴明神社を訪れた際にそのときの無念な想いが溢れ、涙したのではないでしょうか。
私は晴明神社で、
「あなたたちは星と共にやってきて、星と共に去る」
と言われました。
陰陽師が所属する陰陽寮では天文道も教わったそうです。
それと何か関係があるのかもしれません。
ともあれ、楽しい1日でした。
そして、このあと、不思議なことが起きます。
同行していなかったメグミさんに…!
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