(つづき)
9月23日朝、京都駅のバス停。
モエさんには事前に「メンバーがひとり増えました」とお伝えしていました。
ふたりに面識はありません。
一緒に行く仲間とは知らず、バス停で隣同志に立っていたりしたら面白いなあと思ったのですが(笑)、先に来ていたのはモエさんだけでした。
1分もせずにカヨさんがやってきました。
私:こちら、カヨさん。こちら、モエさん。
こういうとき、いつも不思議に思うのですが、講座生の方々は初対面でも「ああ(久しぶり)」って感じで、まるで旧知の間柄のように違和感なく、その瞬間から打ち解けています。
そこへバスがやってきました。
20分ちょっとで晴明神社へ到着です。
第一鳥居の前で、モエさんは「なんだかドキドキする!」って。
何か感じるものがあるようです。
急に思い立って足を運ぶのは、神社に呼ばれているからなので、きっと今ここに来る理由があったのでしょう。
式神とも撮影。
モエさん、すごく嬉しそうでした。
それもそのはず。
彼女にとっては「里帰り」だったんですよね~。
第二鳥居まで進んだら…。
あれ?
カヨ:なんだか異常に人が多くないですか?
私:ほんとだ! 私は4度目だけど、こんなに多いのは初めて。
コロナが明けたからかな?
境内に入ると、あれれ…?
お神輿を出してる!
ってことは、お祭り?
担ぐ準備が始まりました。
カヨさんが、「お神輿に鏡が付いてますね」って。
数えてみたら、丸い鏡が8個付いてました
お祭りでした!!!
カヨ:3年前に来たときと波動が全然違いますね。
な~んにも感じない。
いつもなら境内に入った瞬間に、「ああ、ここは宇宙!」という異次元の波動を感じるのですが、今回は全く感じません。
人が多いと、人の「気」でこんなに場の波動が違うのかと驚きました。
モエさんは初めてなのに、あの「いじげ~ん!」という雰囲気を体験できないなんて残念…
モエ:私、この近くに宿をとっているので、明日もう一度来てみます。お祭りは22日、23日なので。
とにかく人が多くて、お参りするのもけっこう並ぶ状態。
モエ:明日お参りするから今日はいいです。
そのとき、突然、サワサワ…と風が吹いてきました。
まるで「よく来たね」と歓迎してくれているかのよう。
本殿の奥を覗き込んでいたモエさんが。
モエ:あの井戸のあたりを見ると、涙がぶわーっと流れそうです。
感極まって涙目になっています。
モさんいわく、ここでの過去世があると。
境内を掃いたり、お茶くみをしたり、下働きをしていたような気がするそうです。
下働きをしていただけで時を経て呼ばれ、感極まるなんてあるんだろうか?と不思議でしたが、理由はあとになってわかるのです。
ご神木を
見上げながら写すとこんな感じ。
しばらくすると、カヨさんが
「あっ、見て?」って。
人払いをしたかのように、本殿の前に人がいない!
今だ!って、とりあえずお参りをします。
晴明神社をあとにして歩き出すと、あらあ!
13時からの神幸祭に使用するもののようです。
神幸祭では少年鼓笛隊を先頭に、神輿・菊鉾・扇鉾・獅子・御神宝・晴風稚児・八乙女・四神稚児・桃薗みこし・聚楽みこしなどが西陣地区を巡行するそうです。
菊鉾・扇鉾
錦蓋
鞍馬寺へ向かうバス停を探すために、道で「案内図」を見ていたら、ふと「京都市考古資料館」が目に留まり、
私:ここ、気になるから行ってみよう!
歩いて3分ほどです。
京都市の発掘調査で出土した壺、皿などの食器、道具などが1,000点あまり展示されています。
旧石器時代~江戸時代のものなのだそう。
一通りざっとみてからバスに乗り、途中で電車に乗り換えて鞍馬へ到着。
(つづく)
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