さて、先日の生徒アユさんの講座時のエピソードです。
この日は受講生のN子さんとサナさんが体調不良でお休みとなり、アユさんはマンツーマンです。
こういうときって、きっとアユさんに何かあるよね~って。
そして、その通りの展開になるのです。
まずは……。
私:そうそう、3日ぐらい前なんだけど、Mさんと話していたらアユさんの過去世解放が出てきたよ!
Mさんとはものすごい頻度(1週間に3~4回ぐらい)で話しているのですが、Mさんのガイドは生徒さんに必要な解放も指示してきます。
その内容はご本人にお伝えする場合もありますし、これはとてもじゃないけど本人には言えないから、ふたりで墓場まで持っていこうねという場合もあります。
で、このアユさんの場合は、必要なのでお伝えすることに。
平安時代、アユさんは町人の娘です。20歳ぐらいでしょうか。
当時、私はお坊さんです。
アユさんとは顔見知りです。
ある日、お坊さんはアユさんに小さな鉢植えの植物を渡します。
自分はもう年老いて先は長くない、これはとても大事なものだから、枯らさないように大切に育てて欲しいと。
やがてお坊さんは亡くなります。
アユさんは言われた通り、大事に育てるのですが、植物は枯れてしまいます。
どうしよう…と動揺しているときに、友人Cさんがやってきて慰めてくれます。
そして同じような植物を見つけたよと鉢植えを渡してくれるのですが…。
実はアユさんがお坊さんから預かった植物は、宇宙との交信ができるものでした。
Cさんは闇の人です、
アユさんに近づいて仲良しのフリをしながらスパイをしているのでした。
お坊さんの渡した植物が交信器だと気づき、こっそり毒物をかけて枯らし、そっくりな植物を用意するのですが、それは盗聴器で、闇の世界に繋がるものだったのです。
そうとは知らないアユさんは、お坊さんが霊性の高いアユさんを見込んで教えてくれたいろいろな知識や情報を、毎日その植物に話しかけていたため、内容が筒抜けとなるのです。
京の町には魑魅魍魎たちがどんどん入り込んできます。
なぜそのようなことが起きているのか、皆、原因がわかりません。
アユさんも何とかしなくてはと、人に相談したり、何かしらの手を打とうとするのですが、Cさんにもその動向を話すので、闇に裏をかかれて、ことごとくうまくいきません。
そのうち、アユさんは毒を盛られ、抹殺されてしまいます。
魂に戻ったアユさんは中間世ですべてを知り、愕然とします。
Cさんが最初から素性を明かして敵味方関係にあったのならいざ知らず、友達のフリをして近づき、自分を裏切ったのがショックだったのです。
アユさんにはそのときの感情が残り、今世で人間不信に陥っています。
ですから、これを書き換える必要があるとMさんのガイドが指示してきたのでした。
しかも、Cさんは講座の生徒さんなのです。
書き換えは。
今度はお坊さんが植物を託すときに、もし万が一これが枯れたときは、絶対に代わりのものを育てたりするなと言い含めます。
植物は枯れますが、Cさんが代わりのものを持ってきたことで、アユさんは彼女に不信感を抱くのです。
それで距離を置いて観察をしているうちにおかしいと気づきます。
そんなある日、お坊さんが夢に現れて、「気づいたか? 彼女は別の世界の人間だからね」と。
今、世の中は混とんとしていて、さまざまな周波数の者たちが入り混じっている、だから、ちゃんと誰が信用できるかできないか、見極めなさいと。
そして、その方法を教えてくれるのです。
水桶に水を張って、自分の顔を映し、「〇〇さんを信じていいんですか?」と言って、〇〇さんの名前を3回唱える。
もし、水中の顔が相手の顔に変わったときは、信じてはいけない。
相手が自分に憑いて見張っている証拠だから。
アユ:それって、潜在意識の中でイメージでやるんですか?
それとも、実際に洗面器か何かに水を張ってやるんですか?
私:答えは自分の中にあるから、実際に自分でやってみて?
この話のあと、思いがけないことが起こるのです。
(つづく)
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