今の住居に引っ越してから3年になります。
引っ越しの際、「上」から「もう何もいらない」と言われ続け、最低限の家財道具以外は全部処分したのですが、先日、この3年間使わなかったものをリストアップし、改めて処分することに。
布団乾燥機、扇風機、棚等々。
粗大ごみの申込をしたのですが、ふと思いついて生徒ハナさんに「布団乾燥機、使う?」と聞いてみたら、小さい子供がいて寝汗をかいたりするから、助かります!って。
私:扇風機は?
ハナ:昨年壊れて、今年買い替えなくちゃと思っていたところです。
私:わ~、良かったら使ってください。購入後ほとんど使っていないから。
で、昨日、扇風機を分解掃除していたら……。
扇風機からワクワク感が伝わってきました。
私:えっ? な、なに?
扇風機:Tちゃんのところへ行くのが嬉しい!
私:あ、そういうこと!
ハナさんはTちゃん(5歳)のお母さんです。
Tちゃんは霊性がとても高いのです。
★過去の不思議エピソードの数々はこちら
先日の講座時にも、ハナさんからこんな話を聞きました。
ハナ:自転車の後ろに乗せて保育園の送迎をしているんですけど、信号のない横断歩道があって、車がどんどん来ているときに、1台の車が止まってくれたとするじゃないですか?
そうすると後続の車も止まりますよね?
私はぺこっと頭を下げて渡るんです。
ハナ:そういうとき、Tちゃんは、
「あの人たちが美味しいごはんをいっぱい食べられますように~!」
って、自転車の後ろからキラキラパワーを送っているんです。
私:え~っ、天使~!
その会話を思い出しながら扇風機をきれいにしていたら、「ワクワク~」って。笑
Tちゃんのところへ行くのが嬉しくてたまらないようです。
それに、出番がないままひっそりとうちにいるよりも、使ってくれた方が嬉しいだろうし。
人間も「物」もすべて同じ「素粒子」から形成されていることは重々承知しているのですが、こんなふうに、ふと気持ちが伝わってくると感動します。
私が初めて「物」の意識を感じたのは、10年ほど前です。
笛吹ケトルの笛の部分がボロボロとくずれてきて捨てることにしたのですが、油汚れや焦げで黒ずんでいるケトルを見て、「購入時のようにピカピカにしてから捨てよう」と思いました。
スポンジでゴシゴシと磨いていると、どこからともなく「ありがとう」って。
えっ?
ケトルを凝視。
私:今言ったのは、あなた?
ケトル:どうせ捨てるのに、磨いてくれて。
その瞬間、いろんな想いが込み上げてきて、ケトルを抱きしめて泣いてしまいました。
人生がどん底だったとき、引っ越しを繰り返していた時期があります。
あの悲しみや辛さの中、いつも一緒に引っ越して寄り添ってくれていたよね……
その一件から、「物の意識」を認識するようになったのです。
3年前、引っ越すときには、当時住んでいた家の壁に泣かれたこともありました。
★そのときの記事
「物」にもちゃんと意思や意識があります。
そして、いつも人間に寄り添ってくれています。
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