(つづき)
美帆:5歳位の女の子が二人いる。
髪の毛は短くて、ワンピースを着ている。
ん? 二人とも同じ顔をしてる?
あ! 双子だ!(過去世の美帆さんと親友らしい)
すごく仲良しの姉妹。
私の名前はサラ。彼女の名前は……シーラ。
そう、サラとシーラ。
私はワクワクしながら次の場面へ誘導します。
美帆:学校?大学かな? 大きな施設がある。二人ともそこにいる。
私:何歳になったの?
美帆:18歳。二人とも同じようなことを学んでいるんだけど、興味の対象が違うみたい。
その後、美帆さんがしきりに「おかしいなあ」を連発します。
美帆:変だなあ…。何か変……。
もしかしてここ、地球じゃないのかなあ?
マサコさん、ここがどこなのか、見せてくれる?
(注:ヒプノセラピーは、セラピストが誘導することでクライアントさんが潜在意識の世界を視ることができます。
セラピストが質問する、するとクライアントさんにその答えが浮かぶ、みたいな。
なので、「見せてくれる?」というのは、「それが浮かぶような質問をしてくれる?」という意味です。
いかに上手に質問するか、セラピストの手腕はこの「質問力」にかかっています)
私は美帆さんの意識を宇宙へと移動させてみました。
美帆:あ……! 向こうの方に地球が見える!
私が住んでるこの惑星(ほし)は、やっぱり地球じゃないんだ!
しばらくすると。
美帆:空に物が飛んでる。 ああ、移動してるんだ。
この惑星では、移動手段は(小さな乗り物に乗って) 空を飛ぶんだ……。
今でこそ過去世を6000も7000件も見て、こういう世界は普通だと知っていますが、まだヒプノを学び始めたばかりのこの頃は、地球以外の話が出てくると、まるでSF小説に出てくる未来の世界みたい!って興奮していました。
美帆:この惑星では、「(何かを)想う」だけで、そのモノが現れる!
それがちっとも不思議ではなくて、ここでは当たり前のことみたい。
私:(その惑星って、文明が進んでるというよりも、もしかして、次元が高いのかな?)
学校では何を勉強しているの?
美帆:力のしくみや使い方。
私:それを勉強してどうするの?
美帆:降りていくの。地球に。
私:それは誰が決めたの? 自分の意志?
美帆:自分の意志もある。使命感もある。でも、地球へ行くのは嫌ではない。
私:では、地球へ行くことを「決めた場面」へ行って下さい。
美帆:はい。……ああ、たくさんの人がいる。 みんなそれぞれの場所へ行くみたい。
私:それぞれの場所って?
美帆:地球だけじゃなくて、いろんな惑星へ行くの。
私:それは何のために?
美帆:世界を繋ぐため。
私:世界を繋ぐ……。そのためにあなたたちが勉強している「力」って何ですか?
美帆:宇宙の力。
今となってみれば、この「力」とは量子力学のことだったのだと思います。
私がやっているような過去世の書き換えも、量子力学の原理があってこそ成り立つものです。
美帆さんがなぜ親友から「サラ!と呼びかけられたのか、その謎が判明する場面へと誘導します。
私:その時期がきたということですか?
美帆:はい。地球に降りてきた人たちが動き出している。
私のいた惑星(ほし)がどこなのかはわからないけど、この使命のために一緒に学んでいた仲間たち、それぞれ役割は違うけど、目的は同じ、その人たちが動き始める。
美帆:地球も動き始める。
地球が動き始めるから、その人たちが動き始めるのかな?
これは最初から決まっていたことみたい。
美帆さんと親友の間では、自分たちがサラとシーラであることを思い出すべきタイミングが来たら、親友が「サラ!と呼びかける」と決めていたそうです。
こうして、なぜ美帆さんが子どものころ、自分の名前は「サラ」だと思っていたのか、謎は解けたのですが、私のそのころの名前を知りたくて、後日、再び美帆さんとヒプノをやってみました。
(みんながさまざまな惑星へ降りていく場面)
美帆:たくさんの人がいる。
みんなこれから、それぞれの惑星へ降りていくんだ……。
あ、マサコさんがいた!
私:私に呼びかけてみて下さい。なんて呼んでますか?
美帆:ソ……ソフィ……ソフィア?
……あ! 「ソフィー」だ!
「ソフィー」って呼んでる!
私:サラとシーラとソフィー!
美帆:マサコさんのところへセッションを受けたり、講座で学ぶために来る人たちは、今まさに人生の転機を迎えようとしている人が多いみたい。
これから地球の波動が変わるから、目覚め始める魂が増えている。
私:そうなんだ!
この頃、私はヒプノを学ぶ仲間たちと毎月勉強会を行っていました。
あるとき、仲間のひとりミミさんが、ネットで見つけてどうしても欲しくなって買ったという「マヤのカード」を持ってきたのですが、そのカードの解説本にこんなことが書かれていたのです。
「地球使節団の人たちが、地球の変革期に合わせて、使命を遂行すべく地球に降りてくる」
「ねえねえ、私たちのことが書いてある!」って、みんな興奮していましたっけ。笑
懐かしい思い出です。
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