さて、先日の講座で生徒ハナさんが面白い話をしてくれました。
ハナ:私はよく夢を見る。そして大体覚えている。
夢だからいろいろな世界があるんだけど、何パターンかの夢を見ていて、あ、今日はこの世界だ、今日はここだっていう感じで、なんとなく違う場所が出てきても、どの世界かがわかる。
私:いくつかの決まった世界を見ているってこと?
ハナ:はい、理路整然と普通に生活している夢の世界がいくつかある。
中には空を飛ぶというファンタジーの世界もあるんですけど。
でも、たいていは普通の生活を送っていて、その世界が少しずつ違っている。
ハナ:で、もしかしたら人が見る夢って「パラレルの世界」を見ているのかもと思った。
私:自分がこの世界にいて、「夢」という世界を見ていると思っているけど、それぞれの夢の世界に全て自分が同時存在しているっていうことでしょ?
ハナ:はい、それぞれみんなつながっていて、それぞれに(人生を)経験しているのかなって。
だから、向こうの世界の人が、夢の中でこの世界の私を見ていることもあるんじゃないかって。
それってやっぱり経験値とか、そういうことなのかなぁって?
私:人は多次元に同時存在していると思います。
世界はここひとつではない。
自分のいる世界がグラデーションのようにたくさんあって、それぞれの世界に自分が存在しているのだと思います。
私:解放で「書き換え」をするでしょう?
Aを見て、Bを見て、書き換える、って。
私:たとえばAの世界に嫌いな同僚がいたとして、書き換えると、その同僚の現象が変わる。
その原理は、Aの世界にいる同僚に変化が起きたからではなくて、Bの世界にいる同僚に視点を向けたから。
私:「思考を変えると現実が変わる」の意味は、この世界がパラレルになっているから、自分がどの世界に目を向けるかによって見える現実が変わるということ。
私:Aの世界を見ている限りは嫌な同僚しかいないけど、自分がそんなことないよ、この人、優しいよと決めたときには、優しい同僚が存在する世界に焦点を当てている。
私:書き換えの原理は、正にこれ。
「書き換え」は、この世界がパラレルでないと成り立たない。
私:ひとつしかない世界の中で、同僚の性格がコロコロ変わるわけではないんですよね。量子学的にはそれはありえない。
私:世界はいくつもいくつも無限に重なっていて、同僚への思いを変えれば変えた分だけの世界があるんでしょうね。
だから、ハナさんの言うように、ほかの世界の自分がこの世界にいる自分を「夢」を通して見ているというのもあり得ますよね。
そもそも「夢」の世界=潜在意識=宇宙なので。
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