(つづき)
そういえば、昨年末ぐらいからN子さんに感じるのと同じような感覚をカオさんにも感じていました。
「ミラクルズ」や飲み会で等でお会いするたびに、最近周囲から相談される事が急に多くなったというのを聞いて、なんだか違和感があったのです。
極めつけは、今年一緒に初詣に行った日(1月3日)、息子さんの友人でかわいそうな子がいる、自分の家に部屋数があったら引き取ってあげたいぐらいだとか、寮母になってみんなをお世話したいぐらいなどと言い出し、私の違和感はMAXに…。
翌朝(1月4日)、まどろみの中でその違和感の「正体」が、ポン!と降ってきました。
「かわいそうという気持ちを手放しなさい」って。
そして、「マサコがやってあげなさい」って。
カオさんが、なぜ「かわいそう」と思うのか。
それを表すものを視ます。
ああ、カオさんは、天界から降りてきた天使です。
困っている人たちを見ると、張り切って助けようとします。
例えば、腰の曲がったおばあちゃんが草むしりをしていると、大変、大変!と近づき、おばあちゃんがちょっと草に触っただけですっと抜けるようにしたり。
女の子が幼い妹や弟をおぶって子守をしていると、かわいそう、かわいそうと近づき、おぶっている子の体重を軽く感じるようにしてあげたり。
そんなふうに人間たちを助けることを自分の喜びとしていました。
助けてもらった人々が、人生を終えて中間世へ行ったとき。
神様から
「今回の人生で何を学びましたか?」
と聞かれると、みんな顔を見合わせて、
「いえ、何も。困っていてもすぐに天の助けが来るので」
って。
それを見たカオさんは、自分のやり方が間違っていたのかなと不安になります。
手放すイメージを視ます。
カオさんは神様の所へ行ってこう尋ねます。
「私のやり方は間違っているんでしょうか?」
神様はニコニコ笑いながら、
「間違ってはいないよ。
あなたはよく人を助けているね。
でも、人々を手助けするのは良いけれども、助けてしまってはいけないんだよ。
みんな自分が経験したいシナリオを持ってきているから、それを見守ってあげること、そして八方塞がりになったときには、そっと手助けをしてあげること、それでいいんだよ」
と教えてくれました。
「そうか!」
それを聞いたカオさんは、今度は下界へ降りていっても、つい手を出したくなるのを我慢して、困っている人、苦しんでいる人、悲しそうな人がいると、その人の胸のところにそおっと小さな光を送ってあげます。
どんなに苦しんでいる人でも、やがてその光に気づき、
「そうだ、この光を少しずつ大きくしていこう!」
と前向きに一歩進むことができるようになります。
手放した後のイメージを視ます。
人々は人生で苦しみや悲しみを経験しますが、一方で喜びや幸せも経験します。
そうやって、人間界での様々な感情を経験しながら大事なことに「気づき」、自身が望んでいたテーマをクリアしていくのです。
それを見たカオさんは、私の役目はこれだったんだなぁと、とても嬉しく思っています。
以上の解放内容をLINEのボイスメッセージでカオさんに送りました。
カオさんからは、
「今の私にすご~く響く内容でした!」と返事がきました。
よかった!
「小さな光」で思い出しましたが……。
もう5年以上前の話です。
当時生徒さんだったポジティブYokoさんにカードリーディングを教えたら、あまりに上手だったので、ブログでモニター募集をしたことがあります。
Yokoさんは何件かをやったあと、ガイドさんにこのようなリーディングのやり方で大丈夫ですか?と聞いてみたそうです。
そしたら、真っ暗な中に、小さな光がポツン!とある映像を見せられて、
「どんなに小さな小さな光でもいい。 人はたった一つの光さえ見せてもらえたら、その光に向かって自分で進んでいける力を持っている、
そして、自らその光を少しずつ大きくしていくことができる。
だから、あなたはただその光を示してあげるだけでいい」
と言われたそうです。
その言葉に胸が熱くなりました。
私自身もヒプノを探究していたころ、「上」から 「ヒプノは光の道、みんなを光に導きなさい」と言われたことがあったからです。
この一週間後(1月20日)の朝には、まどろみの中で再びこのようなメッセージが降ってきました。
「苦しんでいる人に対して、かわいそうと目の前の苦しみを取るのではなく、その苦しみの中に自分が仕込んできた光の種があることに気づかせてあげるのが任務」
(つづく)
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