(つづき)
私:書き換えは…。
川家が作ってるお米は、収穫の時期になると稲穂の一本一本に金色のいも虫みたいなのがくっついてる。
それを収穫して食べると、お米のエネルギーが体の中に入っていくでしょう? そうすると体の中に光が満ちていく。
で、波動が良くなるので、戦地のそばには住んでいるけど、影響を受けにくくなるみたい。
戦士たちにもそこで収穫したお米を上納してるから、その人たちもそれを食べるじゃないですか。
すると、お米を食べて光が強くなった人から順に、ある時突然振り回している刀を投げ捨てて山へ登り、鬼になるんです。
あとはさっきの「反転」と同じですね。
さっきのは川家の書き換えが入ってなかったけど、今度は川家も含まれている。
では、書き換えますね…
あれ? 山の一番上に鎮座している神様みたいな人が、私にこの解放を依頼している気がするけど?
ガイド:はい
私:ってことは、この書き換えのシナリオはやはり決まっていたんですね。
ガイド:はい
私:そういえば今思い出したけど、子供の頃、一度だけ山のてっぺんの神様?のお祭りに行ったことがあります。
かなり時間をかけて登った記憶が……
もしかしてあの山って霊山だったのかな?
*あとで調べてみると、その山は標高が550m以上ありました。高尾山の標高が599mなので、それに匹敵する高さです。
なんと、山の神社に奉納される神楽が500年以上に渡り伝わっているそうです。
子供のころは「裏山」という感覚しかなかったのですが、そんなすごい山だったのだと知り、驚きました。
私:書き換えはこれでいいのかな。
あれ? でも、なんで腰に痛みがきてたの?
今の内容には出てこなかったけど?
う~ん……
あ、誰かが「解放して」って、私の腰にしがみついている?
ガイド:はい
Mさんのガイドと話すときは、ガイドはジェスチャーのみなので、私の方から浮かんでくる「言葉」や「ヴィジョン」を頼りにどんどん質問をしていきます。
ときおり、ガイドが直接私に「言葉」や「ヴィジョン」をパッパッ…と投げてくる感覚があります。
それをうまくキャッチできるか否かです。笑
私:何かを取り戻して欲しい?
ガイド:はい
私:なんだろう? 紋章みたいな感じ?
菱形のような形のものが見える。
えっと、水の中にある?
そうだ、山の麓に発電所の跡みたいな場所があって、いつも滝のように水が轟音を響かせていたっけ。
そこにあるのかな。
それを取り戻す必要があるの?
ガイド:はい
私:誰かに盗まれて、水の中に投げ落とされたのかな。
その紋章を失ったから、山がいろんな影響を受けたの?
ガイド:はい
盗んだのは(3次元でいうところの)闇のエネルギーのようです。その闇が戦いを煽っていたようです。
そういうシナリオだったのでしょう。
私:書き換えを視ますね。
その発電所の跡から滝のように流れ落ちる水は、最後には小さな小川へちょろちょろと流れていくんです。
私:あるとき、その小川のほとりに立っていた小さいかぐや姫みたいな女の子?少女?が、「あ、これなんだろう?」って、上流から流れてきた光るものを拾いあげたら、その紋章だったんです。
私:金地に黒文字で「川」みたいな3本線が描いてあって。
ひっくり返すと、もしかして黒字に金文字?
ガイド:はい
私:少女はそれをお守り袋に入れて……
ええっ?
その子が私に「お姉ちゃんに預けとくねっ」て渡してくれたんだけど。
わ・わ・わ! すごい鳥肌!
この子、誰だろう?
着てる服が、村人ではなくて、かぐや姫風の綺麗な着物なんです。
そっか、私が預かったから、それを山に鎮座している神様に返さなきゃいけないのね?
ガイド:はい
私:これを神様にお渡しした時点で、さっきの「反転する山のシステム」、あれのスイッチが入って稼働したんです。
それまではまだシステムが構築されただけで、動いてなかったの。
おもしろ~い!
私:紋章を盗んだのは闇のエネルギーで、その闇が戦いを煽っていた、そういうシナリオだった、って言った意味はね、「上」が、人間に必要な経験をある程度させて、それが一定のところまで来ると、全部なかったかのように反転させて、え? ここはもとから平和な世界だったよね?って、そんなふうにしてるってことなの。
私:それを最近になってやらされてる。
しかも、ただやるだけではないんです。
たとえば今の書き換えように、ひとつの霊山を反転させると、同じような歴史や経験を持つ日本中、ううん、世界中のすべての霊山が同じ反転システムに変わっていくんです。
私:この間のYokoさんの「刑執行の仕事に就いた罪悪感」や、カオさんの「我欲のために他者の土地を容赦なく奪ったことへの後悔」も、代表として解放しているだけで、それをやることによって、世界中の人々が潜在意識に持っている類似の感情を解放し、反転しているんだと思います。
(つづき)
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