前世を視るだけでは、現実は変わらない(1) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

さて、先日個人セッションにいらっしゃった方(Aさん)の話です。

 

 

この数年間で10回近く、ヒプノセラピーを受けたり、前世を視てもらったりしたそうです。

 

 

Aさん:でも、前世を知ったからといって、「それで?」「だから?」って。現実は何も変わらないです。

 

 

そうですよね。

個人差はあると思いますが、私もそうでした。

13年前、ふたつのヒプノセラピーの教室に通い、その手の本を片っ端から読み、仲間たちと毎月勉強会を行い、とにかく頭の中はヒプノ、ヒプノ。笑

 

 

精神世界の話なんて大嫌い、やってる人たちは現実逃避しているんだと偏見の固まりだった私が、もうとにかくヒプノが楽しくて楽しくて、どっぷり浸かってしまいました。

 

 

だって、本当か嘘か分からないですが、「前世(=過去世)」といわれる世界を次々と視ることができるのですから。

 

 

もしセッションを受けただけなら、「これって、ほんとかな?」で終わっていたかもしれません。

が、何十回と視ていくうちに、それらの過去世がどんどん繋がっていくのです。

 

 

「え? この過去世は、この間視たあの過去世の続きだわ!」

 

「この過去世は、その前にこういう過去世があったから、次にはこういう経験をしようと思って決めていた人生だったのね」

 

 

そのうち、なぜ人が輪廻転生するのか、なぜ人間界がこのようなしくみになっているのか、そういった「真理」も「上」が教えてくれるようになりました。

 

 

ブライアン・ワイス博士が、その著書『前世療法』の中で書かれているようなことが私にも起こり始めたのです。

 

 

しかし、ヒプノを学び始めて2年が経ったころ、壁に当たりました。

どんなにたくさんの過去世を視たところで、所詮「私にはこんな過去世があったんだ」と知るに過ぎないのです。

 

 

それが現実で何の役に立つというのでしょう?

 

 

アルバムを広げて、

「ほら、3才のときみんなで旅行へ行ったときの写真だよ」

「ほら、小学校のとき、運動会でリレーの選手だったんだよ」

と過去を見せられているのと同じで、それは単に「思い出」にしか過ぎないのです。

 

 

そんなある日、生徒さん(当時はヒプノセラピーを教えていた)とセッションの練習をしていた最中、

「過去世を書き換えなさい。これからの時代はそれが必要になるから」とメッセージが降ってきました。

 

 

言われた通りに「書き換え」を行うと、面白いように現実が変わっていくのです。

(注:個人差もありますし、事例にもよります)

 

 

そして、今度は「なぜ過去世を書き変えると現実が変わるのか?」の探求が始まりました。

 

 

「出てきた過去世が大事だから、書き換えてはいけない」という話しも聞きますが、しかし、「上」の説明は少し違います。

 

 

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように、書き換えて上書きしているわけではないと言います。

 

 

最初に視た過去世(=A)に対して「書き換え」と称して視た過去世(=B)は、全く別の物だと。

 

 

その意味を理解するのにさらに1年の月日を費やしました。

 

 

最初は、たくさんある過去世の中から、たまたま「A」や「B」を選択して視ているのかしらと思いました。

 

 

●たまたま「A」を視て、

 

 

次にたまたま「B」を視ている?

 

 

最終的に行き着いたのが量子学です。

 

 

そもそもこの世界は量子の世界で、時間も空間も存在しないのです。

私たちが視た(=観察した)瞬間に、Aの過去世が生まれ、「書き換え」と思って次に視た(=観察した)瞬間にBの過去世が生まれています。

 

 

池のあちこちに視線を向けた瞬間、そこに泡ぶくがぷくぷくと一瞬生まれ、消えているだけ。そんな感じです。

 

 

●「A」を視る

 

●「B」を視たときには、「A」の存在していた時空間はもう存在しない

 

●「さっきのAは……」と視点を戻したときに視ているのは「A」ではなくて、新たに生まれた「A’」の世界。

このとき「B」の存在していた時空間は、もう存在しない

 

 

 

ですから、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように、「A」を上書きしているわけではないのです。

 

 

表現を変えるならこの世界はパラレルになっているとも言えます。

よく「視点を変える」「見方を変える」と言いますが、その「視点」「見方」の数だけ、世界はいくらでも存在するのです。

 

 

そして、輪廻転生ですが……。

人間は「ひとつの魂」を持って、何度も何度もいろいろな「肉体」を借りて人生を経験します。

魂は成長することはありません。

最初から完成品です。

ただ、経験値は増えていきます。

 

 

ディズニーランドの入り口に立っている「私」という人間は完成品ですよね?

1日遊んだからと言って「私」が成長することはありません。

さまざまな乗り物に乗ったり、美味しい物を食べたりすることで多くの経験ができます。

 

 

魂の転生もそのような感じです。

 

 

ただし、魂には感情の「善悪」はないようですが、「肉体有りき」で経験した感情には「善悪」の色がつくようです。

 

 

●「経験」と同時に「感情」が生まれる

 

「あの乗り物、楽しかったね!」

「あそこは待ち時間が長かった」

「あのレストランのあのメニューはすごく美味しかった!」

「あのアトラクションは期待していたほど面白くなかった」

 

 

で、次に行ったときには……。

 

過去の「感情」が「思い込み」となって潜在意識に残っている

 

「あの乗り物は楽しかったから、また乗りたい!」

「あそこは待ち時間が長いんだよね、やだな」

「あのレストランのあのメニュー、また食べたい!」

「あのアトラクションは面白くないから、今日はいいや」

 

  下矢印

 

●思い込み

 

「あの乗り物は楽しい」

「あそこは待ち時間が長い」

「あのレストランのあのメニューは美味しい」

「あのアトラクションは面白くない」

 

 

これらの「思い込み」は、人生が終わって魂だけに戻ったときには「善悪」がなくなります。

 

 

しかし、再び「肉体」に入ったときには、また炙り出しのように「善悪」の色がついてくるのです。

 

(つづく)

 

 

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