半分が女神、半分が蛇女の正体(2) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

(つづき)

Yokoさんを誘導する前に、N子さんに前日のMさんとの会話内容を伝えることにしました。

 

 

N子さんの体を通路にして蛇女が出入りしていること、
それは双方にとって良いことではないこと、
解放することで、2人ともハッピーになること、
蛇女を排除するのではなく、その人のことを考えてあげる必要があることなど。

 


しかし、聞いているN子さんの顔は無表情のままです……。

まるで能面のように、感情を全く表さず、無表情で固まっています。
明らかにいつものN子さんではありません。

 

 

目の前にいる肉体はN子さんですが、私の話を聞いているのはN子さんではなく、蛇女です。銀色の鱗がギラギラと光って見えます。

 

 

N子さんの場合もそうですが、何らかのエネルギーが表面化しているときは、たいてい本人の顔が無表情になります。

人間らしい「感情」が消えて、能面のようになるのです。

 

 

エネルギーなので、物質化した姿は視えませんが、本人とは違う波動を醸し出しています。

 

 

私:今、私の話を聞いているのは、蛇女さんだよね?

 

 

そう言った瞬間!

N子さんが「痛い!」と言って、顔の左側を手で覆いました。

 


N子:急に(左目あたりを中心とした)顔の左側が痛くなった。左首も、左肩もすごく重くて痛い!

 

 

私:こういうときって「解放」しなければいけないことは分かっているし、それを望んでいるんだけど、不安もあるんだよね。

正体がばれるとか、核心に触れられるのが恐いとか、解放のために、きっかけになった場面を視るわけだけど、そこに直面するのがこわいとか。

ほら、Yokoさんのときもそうだったじゃない?

10月に集まったとき、急に前日に足が痛くなったり、当日具合が悪くなったり。

 

 

★そのときの記事下矢印

 

 

そういう現象はこの13年間でたくさん見てきました。

 

 

N子:そうかも! だから最近ここへ来たくないって思って、「講座とは別に外で食事しない?」ってマサコさんを誘ったのかも。

 

 

私:うん、この間、「講座ではなく、普通にお食事しませんか?」っていうLINEをもらって、変だなと思った。笑

 

 

N子:マサコさんには会いたいけど、ここに来ると「解放」が始まるから、外で会うなら安全だと思ったのかも。

 

 

私:蛇女さん、私はあなたを助けたいの。

 

 

そう言って、ポジティブYokoさんの誘導を始めます。

「森の中へ入っていくと、蛇女の後ろ姿が見える」設定にしました。

 

 

(注:後ろ姿に設定したのは、いきなり蛇女の姿を見られるのは嫌だろうなと咄嗟に判断したから)

 

 

私:(声をかける)あなたがN子さんの中に出入りしている蛇さん?

 


蛇女:(振り向き、神妙な声で)はい

 


私:女性でいいのかな?

 


蛇女:はい

 


私:いつからN子さんの中にいるの? 過去の人生から一緒なの?

 


蛇女:そうです。

 


私:今回も一緒に来たのね?

 


蛇女:そうです。

 


私:N子さんと知り合いなの?

 


蛇女:(無言)

 


私:あなたがN子さんと出会ったきっかけの過去世へ行ってください。

 


Yoko:その人は蛇なんですけど…半分が蛇の姿で、あとの半分は女神のような、天使のような姿なんです。

 


私:体の左右が半分ずつ、蛇と女神?

 


Yoko:はい。さっき森で見たときは女神に見えたんだけど、振り向いたら蛇みたいに見えた。
本当は女神か天使なんだけど、何かがあって半分蛇になったような感じ。
当時、N子さんも天使で、仲間というよりは、その人がN子さんの先生だったみたい。
N子さんは生徒だったけど、すごく能力があるから、この人だったら自分を助けて元に戻してくれるんじゃないかと思っているみたい。

 


私:その、「天使のような女神のような姿」のあなたが、本来のあなたなの?

 


蛇女:はい

 


私:何かがあって半分蛇になってしまったのね?

 


蛇女:はい

 


私:あなたを助けたいと思います。その場面を見に行ってもいいですか?

 

 

蛇女:はい

 


〈その場面へ〉


Yoko:この女神のような人も、何かに入り込まれている感じ。
寝ているときに体の中に入りこまれちゃった感じ。

 


私:その蛇のような人が入り込んだの?

 


Yoko:蛇というより「黒いモヤモヤしたもの」。

 


私:何のためにその先生の体の中に入ったの?

 


Yoko:この先生がどんどん天使を育てると、どんどん光を増やすことになるから、それを阻止したい。
先生の中に入り込むことによって、天使を育てるんじゃなくて、どっちかっていうと(反対の)悪魔?を育てる。

そっちを製造したいっていうか、多く増やしたいっていうか。

 

その先生に能力があるから、中に入っちゃったんだけど、完全に乗っ取ることができなかった。

先生の方もどこかで(入られたことを)わかってるから、これ以上乗っ取られないようにしてる。

 

そのせめぎ合いが起きてるっていうか……。

体の右と左で、真ん中の境界線を越えようとしたら、えいって押し戻すみたいな。


全部は乗っ取られないようにしているから、半分だけ蛇のように見えている感じ。


「黒いもやもや」は、本当は全部乗っ取って「悪」を製造したかったんだけど、できなかった。

 


私:その先生が、なぜN子さんの体に出たり入ったりしているの?
先生は、今世は人間としては転生していないってこと?

 


Yoko:うん

 


私:先生は、自分の中に黒いものが入っていることを知っていて、でも、自分ではどうにもできないから、教え子のN子さんに助けてって言って、今世に一緒に来てるの?

 


Yoko: うんうん、そう。その時が来た、解放できるタイミングが来たから動き出してるのかな?

 


私:じゃぁ、N子さんが、魂が抜けたようになって青白い顔でお店に座っていた時は、N子さんじゃなくて先生が座っていたんだね? それを私に見せたかったのね?

 


Yoko:うん、「そう」って言ってる

 


私:その「黒いもの」を取ってあげれば、先生もN子さんのところに来る必要がなくなるんだね?

 


Yoko:うん、そう

 


私:一番は、その「黒いもやもやさん」なんですよね。
人間界って、「黒いもの」も「光のもの」も、両方必要じゃないですか。

黒いものは黒いもので活躍できて、天使を製造する先生は、先生で活躍できて。
で、お互いに干渉しないのが一番いいんだけど。

 


私:「黒いもやもやさん」にお聞きしますけど、先生の体に入ったものの、体の全部を乗っ取れるわけでもなく、でも、もう出て行くこともできなくて、おそらく今苦しんでいると思うんですけど、あなたはどうしたいの?

 


黒:もう、出たい。結局何もできない。何もできてないから、とにかく出たい。

 


私:ここから出してあげることはできると思うんだけど、出たあとはどうするの?

あなたは「黒いもの」だから、そっちを大事にしたいでしょう?でも、今回みたいに光の人の中に入るのは、方法としてだめだとわかったじゃない?

じゃぁ、出たあとはどうやっていくの?

 


黒:わからない。今は「出たい」しかない。でも出たら、また違う人を探すのかな。

 


私:、それじゃあ成長がないよね。また同じことが繰り返されるよね。
あなたたちを悪者とみなして排斥したくはないんです。
あなたたちはあなたたちで生きる意味があって、光は光で生きる意味があるから、どうしたらいいのかなと思って。

一緒に考えて欲しいの。
Yokoさんだったら、どんな書き換えが浮かぶ?

潜在意識に聞いてみて?

 


Yoko: さっきは光の先生(=白い先生)しかいなかったけど、今度は、黒い先生もいる。
黒い先生は黒い先生なりに黒いことを教えてあげる。

そうすると、天使たちも、黒い者たちも、お互いにこの世界にはそういうことがあるって知ることができるし。

 

聖なる樹

 


Yoko: 両方の世界を知ることで、いろんなバリエーションじゃないけど、どんなケースも対応できるっていうか。

イメージ的には、白い先生と黒い先生がいて、それを教えることによって、白と黒の陰陽の勾玉じゃないけど、そうやってうまく0(ゼロ)になって、バランスを取れる感じ。

 

聖なる樹
 

 

私:さっきは黒い先生がいなかったから、自分で考えて光を阻止しようとしたのね?

 


Yoko:そう

 


私:今度は黒い先生がいて、この世界の在り方とかを教えてくれるの?

 


Yoko:はい、そんな感じ。

 


私:「黒いもやもやさん」は、それを聞いてどうですか? そういう世界だったら?

 


黒:自分のいる場所がないと思っていたから、この白い世界を黒に変えないといけないと思っていた。白があって黒があるという世界ではなくて、白が多くて、自分のいる黒は端っこの方っていうイメージだったから。

今は白もあるから黒もあり、黒もあるから白もありみたいな、そんな感じだから、もしここから出たとしても。自分の居場所がある気がする。


私:Yokoさんがすごくいい話をしてくれたので、そこからヒントを得て言うと、白と黒の陰陽の玉があったとするじゃない?
あなたが仮に、白の中の小さい黒い玉にいたなら、自分の居場所がすごく少ない、だから、白を侵食していかないとって思うかもしれないけど、

 

 

私:その黒の部分を増幅させていくと、くるんと反転して黒い世界、反対側の黒い世界に行ける。
そこには白い小さい玉しかなくて、ああ、黒が大半の世界なんだなっていうことがわかるんですよ。

今言ってる事、わかる?

 

 

黒:ううん、よくわからない

 


私:陰陽って、白と黒のバランスが半分ずつとれてるじゃないですか、白い中に黒い小さな玉が重なって、黒い中に白い小さな玉が重なってるよね?


この両方が組み合わさってひとつの世界を作っているんですよね。


だから、あなたたちの存在も必ず必要なんだけど、もし見るところを、白のほうに向けたなら、そこには黒い小さな玉しかないから、自分たちの場所はこんなに狭いと思うかもしれないけど、黒い方を見ると、そこには白い小さな玉しかなくて、私たちの世界はこんなに広いんじゃない!っていう世界があるんですよ。

 

その組み合わせなんですよ。


だからそっちを見れば、自分の居場所はいくらでもある。

その中で自分のできることをやっていけばいい。

 


黒:わかる、わかる!

 


私:あなたが今、意識を向けている場所は、白い世界の中の黒い小さな玉の部分なのね。

で、「こんなにちっちゃいじゃん、私たちの場所」と思ったから、その白い世界さえも黒に染めていこうとして、こういうことが起きたの。

 

 

そうじゃなくて、反転して反対側の黒に行けばいいんだよね。

意識を反対側の黒い大きい部分に向ければ、そこがあなたの本来の場所なの。
そこには白い小さな玉もあるけど、干渉することもないし、染まり合うこともないの。
お互いに居心地がいいの。


この世界がそういう仕組みになってるよってことを、あなたが理解すれば、心地よくいられるってこと。

 


黒:わかる、わかる!

 

 

私:じゃぁ、Yokoさんに書き換えてもらう?
 

 

黒:はい

 

 

私:じゃぁ、Yokoさん、書き換えてあげて下さい

 


Yoko:蛇女さんが反転して、そっちの黒い世界に入っていくのが見える。

 


私:先生はどうなった?

 


Yoko:真っ白になってる。すごい、きれい! きれいな光り輝く体に戻ってる。

 


私:あなたはN子さんの先生だったんですか? 天使を育てる役目だったの?

 


Yoko:はい。だからすごい葛藤があったみたいです。
育てなくちゃいけないけど、自分の体がそんなふうになっているから、自分の力を発揮できなくて、ずっと苦しかったみたい。

 


私:じゃぁ、もうN子さんの体を借りる必要はないんですね?

 


Yoko:はい……でも…(涙ぐみながら)、N子さんに「ハグさせて」って言ってる


(2人がハグする)


私:ずっとこの日を待ってたんだね。

 


先生:(泣く)

 


私:辛かったよね。もう大丈夫だよ。

 


Yoko:「本当にありがとう」って…

 


私:N子さんがニョロニョロに意識を向けていたのも、自分が今こういう状態になっているってことを私にわかって欲しくてやったんだよね?

 


Yoko:うん、ごめんねって、そんな思いをさせてごめんねって言ってる。でも、本当にありがとうって。(泣く)

 


私:よかった。これからまた白い世界に戻って、たくさんの天使を育ててね。

 


Yoko:うん、もうワクワクしてるのが伝わって来る。やっと本領発揮できるって、ワクワクしてる

 


私:最後にN子さんに伝えたいことがありますか?

 


Yoko:感謝してるって。ありがとうって。
ここからN子さんの本来の力が発揮できるから、人生を楽しんでねって。

 

 

先生がきれいな光り輝く世界に戻っていくところを3人でイメージし、その後、N子さんの体も浄化します。



役目を終えたYokoさんは、いつもならすぐに目を開けて終了となるのですが、このときは深い次元まで行っていたのか、なかなか目を開けないので、ヒプノセラピーの要領で「解催眠」をします。

 


N子:書き換えの話しを聞いている途中から顔が楽になっていった。顔の左側が動かなかったのに、今は元に戻ってる。

 

 

私:首と肩はどお?

 


N子:今は楽。やってもらっている間も、首と肩だけは凝っていたんだけど。


私:生まれる時に、胎児が手の中に持っていた黒いものは、その先生だったのかもね。助けようとして連れてきたんだろうね。

 

 

さて、こうして解放は無事終了したものの、私にはひとつ気になることがありました。

 

 

(つづく)

 

 

ベル 個人セッションは、こちら。下矢印

 

ベル電子書籍はこちら。

 ⇒『過去世診療所』シリーズになっています。

 

 ⇒『過去世診療所』シリーズになっています

 

 

 虹おすすめメニュー

プペコンとにかく人生が楽になる!

      右 心のデトックス1day講座       

プペコン潜在意識の世界を知りたい!

      右 ミラクルセラピー講座

プペコン直観を磨いて引き寄せ体質になりたい!

      右 レイキ伝授

プペコン「聖なる樹」のHPは!右 聖なる樹