さて、一昨日の出来事。
この日、11月11日はMさん(ジェスチャーのガイドが付いている生徒さん)の誕生会です。
早めに来たハナさんが、
ハナ:あのお、一昨日からTちゃん(5才)の様子が変なんです。(その話を今、マサコさんにして!)って(本人が)言ってきたので……。
え?
ハナさん、保育園にいるTちゃんとテレパシーで話してるの? 笑
内容はこうです。
ハナ:一昨日の夜、いつものようにお布団の中で本を読んで、「じゃあ、寝るよ」って電気を消したら、いきなりがばっと抱きついてきて、「ママ!」って。
どうしたの?って言ったら、「怖い、寂しい、そばにいて!」って、がむしゃらにしがみついてきた。
「ママ、ここにいるでしょ」て言ってお話ししたり、レイキを当てたりしてたら、ぎゅうって縮こまるように丸まって、赤ちゃんみたいな感じで寝たんです。
翌朝はけろっとしていたのに、その夜、また同じように、「ママ、ひとり人にしないで!」って、ぎゅーって抱きついてきて。これはやっぱり何かあるなって。
*Tちゃんはハナさんの息子さんです。
ハナさんが講座にいらっしゃるようになってから、Tちゃんの話を聞いたときに、「その子、霊能者かも?」と思いました。
それがきっかけで彼のいろいろな言動に注目するようになったのです。
★その一例です
ハナさんの話を聞きながら洞窟のヴィジョンが浮かんで来ました。
私:洞窟の中に置き去りにされていたときの感情じゃないかな。
かなり古い時代、洞窟の中に置き去りにされている赤ん坊が視える。
その赤ちゃん、金色に光ってる。
金色の光を放射しているというよりも、赤ん坊の体自体が金色。
生まれた時に特殊能力がありそうな子だったので、みんなが恐れて、山に連れて行って洞窟に置き去りにした。
いろいろなものが見えたり、普通の人ができないことができたりする人は、人間にとって不安の対象になる。
本当はそういう子供たちって人間界のサポートできているんだけど、まだ意識が低い人間たちにはそれがわからないので、その能力に怯えてしまって、そういう子供が自分たちのところにないほうが安心するから排除しようとする。
だから山の中の洞窟に置き去りにして帰ってきた。
赤ん坊は洞窟の中で一人ぼっちで、孤独と寂しさでそのまま息絶えた。
書き換えを視ます。
私:狼がしきりに洞窟を覗いている。
赤ん坊をじ~っと見ている。
何かを察した様子で引き返して行くと、しばらくしておばばがやってくる。(狼に聞いてやって来た)
「おやおや!」みたいな感じで赤ん坊を抱き上げ、自分の小屋へ連れて行って、育てる。
この子は少年になっても、青年になっても、金色に光ったまま。
おばばが普通の人ではない。この人、私のような気がする。
ハナ:私もマサコさんだと思います。
私:おばばがこの子に小さい時から人間界のことを教えている。
こんなふうに宇宙から人類の進化を手助けするために、科学者だったりアーティストだったり、いろんな形でやってくるんだけど、地域とか周りの人々とか時代によって、受け入れられる時もあるし、受け入れられない時もある。
じゃあ、受け入れられないのがわかっている場合、なぜ来るのかというと、人間界がそういう世界だということを知るのも必要だから。
おばばは、「まぁまぁ、だからあんた、修学旅行の下見に来た気分で楽しんで楽しんで帰りなさい」って。
この青年は、おばばの元でのびのびと育てられる。
本来ならおばばの方が先に歳をとって亡くなるはずだけど、このおばばは歳をとらない。
青年は18歳位になると、
「もういいや。充分堪能したし、金色の体で里へ降りていったって人々に受け入れられないのもわかっているし、人間界がどういうものかも大体わかったし、おばば、俺帰るよ、楽しかったよ、また来るね」って。
おばばも「そうかい、そうかい、はいはい、じゃあ帰りなさい」みたいな感じで。
私がヒプノに入るきっかけとなった『光の旅人』という映画があって、宇宙から来たという男性が、精神病院に入れられるんだけど、「明日の朝○時に、僕はもう自分の星へ帰るよ」って。
病院の人はカメラで彼の部屋をずっと監視してるんだけど、その時間になるとざ~って映らなくなっちゃって、慌てて部屋に駆けつけると、もぬけの殻。
そんな感じで、青年もふっと一瞬で自分の星に帰っちゃった感じ。
体が光の粒子に分解されたというか、ワープしたような感じで、一瞬でふっと消えた。
おばばは、「ああ、帰りなさったか」って。
でも、その青年と意識でつながってるから、青年が「上」から
「おばば」って話しかけると、「ああ、どうなさった?」みたいな感じで交信してる。
Tちゃんは、洞窟で一人ぼっちだったときの何とも言えない気持ち、赤ん坊だから丸まって寝ていて、はっと目が覚めたときには冷たいし、周りは真っ暗だし、誰もいなくて、シーンとしていて……。
何が起きたかもわからず、お腹も空いて、そのまま人生が終わっていくっていう、そのときの感情がよみがえってきたんだろうね。
書き換えますね…
あ、書き換えたら、私が(今、保育園にいる)Tちゃんの前に姿を現して、「あの時のおばばじゃ!」って言ってる。私
Tちゃんも今それを感知していると思うから、もう大丈夫。
・・・・・・・・・
ハナさんは、涙目になっています。
そうだよね、ハナさんはその時の赤ん坊のお母さんだったんだものね。
さて、その夜。
Tちゃんが不思議な話をしてくれたそうです。
(つづく)
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