(つづき)
その先日の講座(7月7日)のときに、「引き寄せの法則」について、こんな話をしました。
私:以前に「上」から見せられたヴィジョンなんだけど。
神様が毎日池のほとりを散歩しているの。
(注:なんだか似た光景があったなあと思ったら、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』に、同じような描写がありました。
極楽にいるお釈迦様が蓮池のふちをぶらぶら歩いている。池を覗き込むと、蓮の葉の間から、下の地獄の景色が見えるというもの)
私:池の表面にはぷくぷくと泡ぶくが立っているの。
神様は、
「ほおほお、今日も人間たちはさまざまなお願いごとをしておるなあ」と思いながら見ている。
人間たちが、
「〇〇なりますように」とか、「○○がほしい」とお願いすると、それが泡ぶくになってぷくぷくと出てくるの。
で、ときおり、その中にきらっと光り輝く泡ぶくがある。
きらきら輝いているので、神様は気になってその泡ぶくを見てみる。
そこには、
「恵まれない子供たちのためにこういうことをしているので力を貸してください」とか
「人々のためにこんな活動をしているのですが、行き詰まっているのでヒントをください」
というようなお願い事が入っている。
神様は「そうか、そうか」と言って、その願いを叶えてあげる。
神様いわく、別に
「高級スポーツカーに乗りたい」とか、
「お金持ちになって豪邸に住みたい」
という願い事がNGなわけでない。
願い事に優劣はなく、平等に叶えているのだけれど、ついキラキラ光り輝くものが目につくので、そちらから先に叶っていくことになるらしい。
そして、どうも自分だけでなく、他者のためにも愛を発振している願い事の方がキラキラしているような気がする…
・・・・・・・・
そんな話をしたのでした。
すると、その日。
ハナさんがTちゃんを保育園へお迎えに行ったときのこと。
以下はハナさんのLINEから。
・・・・・・・
保育園から自宅への帰り道。
公園を通り抜けようとしたら、七夕のイベントをやっていました。
各自短冊にお願い事を書いて、大きな笹竹に吊るすことができます。
ハナ:Tちゃん、短冊、書く?
Tちゃん:書く~!」
(自転車を停めて、イベントに参加)
ハナ:何のお願い事、書く?
Tちゃん:ねぇねが帰ってきますように~!
(注:社会人のお姉ちゃんがいて、たまに仕事がお休みの日に帰ってくる)
Tちゃん:あと、ママとずっと一緒にいられるように~って、書く~!
ハナ:「ママの宝くじが当たりますように~」も書いてよ。
Tちゃん:(きょとんとした顔で)え、だめだよ?
ハナ:なんで? 宝くじ当たったらうれしいよ!
Tちゃん:えぇ…だめだよぅ…
(と、反抗的に「嫌!」とか、「だめー!」じゃなくて、何だか困ったように言う)
ハナ:(なんでだろう? と思いつつ)
でも、ママは宝くじ当たって欲しいんだ!(と言ってみる)
なんでだめなの?
お願い事書いたら叶うんだよ?
宝くじ当たったらお金いっぱいだよ~?
Tちゃん:だってさ、宝くじは……きらきらパワーが無くなっていくんだもん…。
宝くじじゃ、きらきらパワーはお空に届かないんだよ……(´・ω・`)
(と、だんだんしょんぼりしてくる)
ハナ:(何だか講座で出てきたお話に似てるな、と思いながら)
お願いごとって、きらきらしてるの?
Tちゃん:そうそう~!(・∀・)
ハナ:きらきらしてたら、叶うの?
Tちゃん:きらきらのお願い事は、お空にいくんだよ〜(・∀・)
ハナ:宝くじは?
Tちゃん:きらきらがね、しゅ~んって消えちゃうよ……(´・ω・`)ノ
ハナ:でもね、ママは前に「車が買えますように」ってお願いしたじゃない?
Tちゃん:車はきらきらしてたから大丈夫だよ~!(・∀・)ノ
ハナ:「車が買えますように」は、いいの?
Tちゃん:車でさ、み~んなでお出かけしたいね、ってお願いごとしたでしょ?
「み~んな」って言うのがきらきらしてるんだよ。(・∀・)
・・・・・・・・
ハナ:ほほぅ、「お金が欲しい!」と自分の欲望丸出しの理由では光を持たず、誰かと・誰かのために、という理由だと光が灯るのか!
今日の講座の内容とおんなじだな、と思いました。
Tちゃんに講座の内容は話していないのに、ぴったり同じ様な事をお話してくれるのでおもしろいなぁ!と思いました。
いや~、すごい、すごい!
Tちゃんって、そういえば、ハナさんと初詣に行ったときも、ハナさんがお願い事をして、それを叶えてくれるところを見てましたっけ。
★そのときの記事
やっぱりTちゃん、霊能者なんですね~!
そうそう、10年前にもそういう子供がいたなあ。
「あーちゃん」という女の子。
あの子も4才だったっけ。
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