さて、先日(10月16日)、「ジェスチャーのMさん」と電話で話していた時のこと。
Mさんについているガイドさんは、私が「ああなの?」「こうなの?」と聞くと、さっと手を動かして、「はい」「いいえ」などジェスチャーで答えをくれます。
★このことを書いた記事
この日も私の問いかけに対して、電話の向こうで答えてくれていました。それをMさんが教えてくれていたのですが、途中で、
Mさん:なんだろう? 手が自分の周りを払うようなしぐさをするんですけど。
Mさんの周りのエネルギーをせっせと追い払っているというのです。
最初はあまり気にしませんでした。
過去世を紐解いていたので、邪魔が入っているのかなくらいに思っていたのです。
邪魔というのは阻止されているという意味ではありません。
たとえばAさんの過去世を紐解いているときに、Aさんの魂は過去世を解放してほしいと願っていても、だんだん核心に近づいていくと、当時の感情と向き合うことへの不安や恐れが出てくることがあります。
そうすると、こちら側には「抵抗」のようなものを感じ、視えにくくなることがあるのです。
なので、そういった類いのことが起きているのかなと。
ところが、Mさんがこう言ったのです。
M: ここ2、3ヶ月眠れないことが多く、夜中に突然目が覚めることがあるんです。そして何かが背中にべたりと張り付いている感覚があるんです。
昨日も夜中に目が覚めて、何か背中に張り付いていると思ってリーディングしてみたら、式神のようなものが(背中から)たくさん出ていくのが視えました。
ああ、自分の中に式神がたくさん入っていたんだなぁと思ったんですけど。
私:それ、とても気になる! 何が起きているの?
Mさんは昨年1月に講座にいらした生徒さんです。
ご主人が20年以上も霊障に苦しんでいるので、なんとかしたいとのことでした。
聞けば聞くほど、その怪奇現象ともいえるような内容に驚きましたが、私自身は「こわい霊障」というものはない思っているので、その旨を説明し、ジェスチャーのガイドさんと一緒に「解放」を進めてきた結果、現象はなくなったのです。
それなのに、今、Mさんに起きていることはなにかしら?
私:これは過去世を見ようとしているのを阻止しているの?
ガイド:いいえ(とジェスチャー)
私:全然関係のないエネルギーがMさんに来ている?
ガイド:はい
私:関係のないエネルギーが来ているということは……悪さをしにきているなんてあり得ないんだから……。
あ、Mさんにお願いをしに来ている?
ガイド:はい(と、手が高くあがり、ひらひらする)
Mさんは霊性が高いので、宇宙から見たときにきらきら光って目立つようです。
私:どうすればいいのかな?
式神がきているということは、式神を送っている人たちがいるんだから、その人たちを助ければいいわけね?
ガイド:はい
私:たくさんいるって言ってたけど、一人ひとりをやっていたのではキリがないし……。
その時、宇宙のブラックホールのようなものが浮かびました。
そうか、宇宙に「光の場所」を作ればいい!
すると、お茶の水博士のような人が出てきて、手に持ったポインターで宇宙の一地点を指した瞬間、そこに「光の場所」ができました。
私:「Mさんに助けてもらいたい」と意識を向けると、この「光の場所」に自然に吸い込まれていく、そして光の粒子に分解されて、いずれまた再生するっていうのはどうかな?
ガイド:はい(と、拍手をしてくれる)
これで大丈夫そうです。
いわゆる「こわい霊障現象」というのはないのです。
日本では「後ろに霊が憑いている」と言われただけで「霊=恐い」と思いがちですが、普段から霊はうじゃうじゃいて、私たちとは周波数が違うので見えないだけです。
風船が飛んでいるときは「風船が在る」と認識できますよね?
でも、割れてしまったらもう「風船」は認識出来なくなります。
だからといって風船の中の空気までもが消滅するわけではありません。空気は変わらずそこに存在しています。
「人」も同様に、死んで肉体がなくなったからといって、そのエネルギーが消滅するわけではないのです。
チャンネルを合わせられる人は、その存在をキャッチできます。
私も死んだら霊になります。
死んだからといって悪霊になるわけではありません。
懐かしいなあと生徒さんのそばへ行ったら、「ぎゃあ~! こわい!」と思われるのでしょうか。笑
あの世からはすべてのことがわかるので、迷ったり悩んだりしている生徒さんにアドバイスをあげたくてそばへ行ったら、しっしっと払いのけられたり、お札を貼って除霊されたりするのかな? 笑
考え方としては、「排除する」よりも「愛を送る」です。
彼らは何も悪いことをしようと思っていないし、ただ光が欲しいだけです。
転生を繰り返しているうちに、悲しみや罪悪感などの負の感情がたくさん溜まってしまうと、自らの光を失ってしまうので、自力では光の世界へ戻れないのです。
だから、光を与えてあげればいい。
光が欲しくて来ているのですから、良くないもの、悪いものと決めつけて払いのけたり、しっしっ、あっち行けと排除したりするのではなく、よく頑張ったねと愛を送り、光の場所に戻してあげる方法を考えてあげればいい。
彼らは何も悪いことなんてしていないし、そもそも霊障現象なんてないのですから。
日々体験しているさまざまな「負の感情」が、いずれ自分の「心の闇」をつくり、闇の世界とつながってしまうのですが、それは誰にでも起きていることです。
これからは、潜在意識に溜まっている「負の感情」を解放して中立に戻す時代なのだそうです。
そうすることにより、自らの「光」を取り戻すことができます。
これはとても大切なことです。
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