さて、10月13日のミラクルセラピー講座は、「サブパーソナリティ」の複合です。
自分の中のさまざまなキャラクターや癖などを擬人化して呼び出すのですが、ひとりではなく、複数呼び出して話しをします。
たとえばダイエットをしたいのにうまくいかないのは、ダイエットを「したい人」の一方で、「したくない」がいるからなのですが、それぞれの意見を聞いてみると、顕在意識の自分では思いもつかなかった意見が出てきて面白いのです。
まずはのぞみさんから。
「家事が苦手」というので、
A:家事が嫌いな人
B:家事が大好きな人
C:どちらでもない人
の3人を呼び出します。
A:波平みたいな人
B:魔女みたいな人
C:くま
が出てきました。
私:ほかに誰かいますか? ここに参加したい人がいたら出てきてください
のぞみ:飼い猫が出てきた
私:(猫に)なぜ出てきたの?
猫:(のぞみさんが)お便所の掃除をサボるから嫌なんだ。もっとちゃんとやってほしい!
最後にのぞみさんのハイヤーセルフを呼ぶと、白い服の女性が出てきました。
話し合いを始めます。
私:(Aに)、どうして家事が嫌いなの?
A:女だからって掃除しなきゃいけないの?
私:Bさん、それを聞いてどうですか? あなたは家事が大好きですよね?
B:しなきゃいけないでしょ。
私:なぜ?
B:家を守るため
私:じゃあ、男なら家事をしなくていいんだ?
B:そう。女は家を守るためにしなくちゃいけない。
A:だけど、本当に(女だからって)しなきゃいけないのかなあ?
私:くまさんどうですか? 両者の言い分を聞いて?
くま:やりたい人がやればいいんじゃない? 決めつけなくていいって。
私:Bさん、それを聞いてどうですか?
B: それもそうだけど、でも、やりたい人がいなかったらどうするの?
私:そうだね、のぞみさんと大学生の息子さんしかいないからね。くまさん、それを聞いてどお?
くま:あー、この親子じゃ(家事をやる人が)いないね。似た者同士だからね。
私:息子さんも家事をやりたくない人なの?
のぞみ:うん、全く。
私:くまさん、それを聞いてどうですか?
くま:じゃあ、分担するしかないね。
私:Aさん、分担するのはどう?
A:だったらいいね。
私:分担して息子さん、やってくれますかね?
A:うん、やらない事はないよ。
私:猫ちゃんもトイレの掃除をちゃんとやってほしいって言ってますけど、それはどうするの?
A:それはもうお母ちゃんしかできないね。
私:お母ちゃんは、なんでマメにやってくれないんだろうね?
A:面倒臭がり屋だから。
私:猫ちゃんの気持ちを伝えて?
猫:トイレの中が汚いから、トイレの外に敷いてあるシートにしたりするんだよ。もうちょっと頑張ってきれいにしてほしい。
私:そんなにひどいんだ? 笑
のぞみ:うん、この間(トイレの砂を)変えたの、いつだっけな?って。
私:猫ちゃんはそれでストレスが溜まってるんですかね?
そうでないとわざわざここに出て来ませんよね?
猫:この時を待っていた!
のぞみ:わかった、やるよ。
私:じゃあ、くまさんの提案通り、分担するってことで、Aさん、Bさんは今よりうまくやれそうですか?
*Aさん、Bさんが、うんうんと頷く。
私:ハイヤーセルフさん、ここまで聞いてどうですか?
HS:まぁ、そうするしかないんじゃない?
分担すれば、子供のほうも俺も何かやらなきゃいけないって自覚が出るし。
私:じゃあ、いいことずくめですね。
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ここでサブパーソナリティ同士の話し合いは終わりなのですが、このまま「はい、終わり」とやってしまうと、不思議なことに胸のあたりがもやもやします。
サブパーソナリティといっても、エネルギーにすぎないのですが、「呼び出す」ことによって自分の中から出てきているので、帰す必要があるようなのです。
誘導して、のぞみさんに統合してあげると、
のぞみ:あ! 胸がすっきりした!
ですよね。笑
本当に不思議な世界です。
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