「神殺し」の真意 | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

さて、N子さんのフォロー・アップ講座から2日後。(8/3)



N子さんからこのようなLINEがきました。

 

 

N子:先日はありがとうございました。
昨日、夜中に目が覚めて、ふと浮かんだのが「神殺し」? という言葉でした。
マサコさんと宗教の話をしたからかな? 

「神殺し」って何だっけと検索しました。
今朝はなぜかニュースを読んでいると、やたら「義理の母」に関連するものばかりが目について……。


「神殺し」の言葉を見た瞬間に過去世が浮かびました。


日本? アジアのかなり古い時代の小さな村落です。
やせぎすで白髪を振り乱した老婆が見えます。

その目は・・・ああ、狂気を感じさせます。

 


最初に見えたときは、新興宗教の教祖かなと思いましたが、そうではないようです。

何かに取り憑かれているのでしょうか。

 

 

「わらわは神じゃ」と、常にぶつぶつと何かを呟いています。
その内容が恐ろしいほど当たるのです。

 


3日以内に大雨が降って作物が流されるとか、今年の夏は日照りが続いて草木が枯れるとか。

 

 

その確率の高さに恐れおののき、老婆を教祖のように信奉している村人が7~8人ほどいます。

 

 

N子さんは当時、村人のひとりでした。

10代後半~20代前半の若い女性です。

 


彼女は人間の姿をしていますが、天界から来た人です。
その老婆の危険性を見抜いていますが、どうすることもできません。

 


なぜ老婆はそのように気が狂ってしまったのか……。

さらに前の過去世が影響しているようです。

 


古い時代のアフリカでしょうか。
国が貧しく、人々はろくに食べることもできません。

生まれた赤ん坊も、母親の乳が出ないため、育つことなく死んでいってしまいます。

 


砂浜をひとりで歩いている少女がいます。

6才ぐらいです。

 

 

この世は不条理だ・・・

そんな思いを抱え、涙をぽとぽと落としながら歩いています。

 


神様って本当にいるの?

弟も妹も、母親の母乳が出ないので、死んじゃったし、どこにも食べ物はなくて、人々は常に飢えと戦っている。

 

 

こんな世界に人はなぜ生まれてくるのだろう?

一体、何のために?

 

 

大人たちが口にする「神」って、ほんとにいるんだろうか?

みんながこんなに苦しんでいても、なぜ助けはこないの?

 


少女は来る日も来る日も泣きながら、海岸をひとり歩き続けています。



そんなある日。

黒いものが上から降りてきて、彼女の耳元でささやきます。

「助けてあげるよ」と。

 

 

そして、このような知恵を授けるのです。
 

 

「簡単なことだ。
もしここに100人の人がいて、50人分の食べ物しかないのであれば、余計な50人を抹殺してしまえばいいのだ」

 

「もしあなたが働かずして食べ物を手にしたいのであれば、他人を働かせて食べ物を手に入れれば良いのだ」

 


悪魔は彼女に次々と「黒い心」を教え、洗脳していきます。
やがて彼女は人の心をコントロールする技を覚え、人々を支配していくようになります。

 

 


そのなれの果てが、先程の気が狂った老婆の姿なのです。

転生のたびに黒い心は増大してゆき、ついには彼女を狂気の沙汰へと駆り立てていったのでした。

 

 

中間世でこの過去世の「意味」を聞いてみると・・・。

 

 

面白いのですが、彼女の選択肢は2択だったというのです。

 

 

天界から降りてきた彼女が人生の不条理を嘆いたときに、黒い心と光のどちらを受け入れるのか。

 

 

このときは奇しくも黒い方を選び、体験したのでした。

そう、彼女は堕天使だったのです。

 

 

書き換えのストーリーを見てみます。

 

 

海岸を泣きながら歩いている少女。

上から降りてきた黒いものが彼女の耳元でささやこうとした、その瞬間、

「あっ……!」

なにかに気を取られた彼女が突然しゃがむのです。

 

 

不意を突かれた黒いものはひるみ、動作を止めます。

 

 

足元にキラリと光るものを見つけた少女。

それは白い小さな巻き貝でした。

 

 

きれい……!

周囲を見回すと、お日様の光を反射してキラキラと光る貝が点在しています。

 

 

「きれい」という感情にフォーカスした彼女の心は光っていて、「黒いもの」は近寄ることができません。

 

 

少女は夢中になって貝を拾い集めています。

黒いものはあきらめて去って行きました。

 

 

少女はひときわ大きな巻き貝を見つけます。

「うわあ、きれい!」

 

 

聖なる樹

 

思わず耳に当て、目を閉じると……
ぼんやりとした白い世界が見えます。

 

 

その世界にいる人々は笑いさざめいています。

そこは豊かで幸せに満ちあふれ、キラキラと輝く世界のようです。

 

 

これはなんだろう?
不思議に思いながら再び耳にあててみると、また同じような光景が浮かびます。

 

 

もしかしてこれは未来なのかしら?

遠い未来には、今とは違うこのように幸せな世界があるのかしら?

 


少女は拾い集めた貝を家に持ち帰ります。

家では現実が待っていました。
お腹を空かせてなく赤ん坊、やつれて途方に暮れる父母。

 


少女は自分の心が黒い方に引っ張られそうになると、集めてきた貝を手の平に載せて眺めたり、大きな巻き貝を耳に当てて、幸せな世界を垣間見ることで、未来に目を向けようとします。

それは、彼女の胸に小さな小さな希望の灯がポッとともった瞬間でした。

 


その小さな灯は24時間365日、耐えることなく彼女の胸にともり続けていたので、黒いものは近づくことができませんでした。

 


彼女はその希望の灯を自ら大きくしていきます。
毎日海岸へ行き、綺麗な貝を見つけては持ち帰り、近所の子供に配ってあげます。

 

 

そのうち食べられる貝を見つけたり、それらを干して保存食にする知恵が降ってきたりするようになります。
彼女はそれを大人たちに伝え、皆で生活を工夫するようになっていきます。

 


貧しさから抜け出すことはできませんでしたが、人生に絶望していた人々は胸に小さな「希望」を見出して生きることができるようになりました。



こちらのストーリーに書き換えて、さきほどの村の過去世へと戻ってくると……。

 

 

老婆は村人から信頼されている長老の立場に変わっていました。

持って生まれた叡智を生かし、ことあるごとに村人をサポートしています。

 


たとえば、母親が夜泣きのひどい赤ん坊を連れてくれば、その額に人差し指と中指をそっと当て、なにやらむにゃむにゃと文言を唱えます。
 

 

長老は、赤ん坊はまだ過去世につながっていることを知っているので、それを「解放」してあげているのです。

 

 

長老には過去も未来も視ることができます。

その能力と知恵で村人に惜しみないサポートをしています。

 


そのとき。
なんとN子さんが女神のようないでたちで上から降りてきました。

 


そして、さきほどの気の狂った老婆の手にそっとスワロフスキーのような光るものを握らせたのです。

 

聖なる樹

 

それは……。

 

ひとつ前の過去世で少女に「希望」の灯をともしてくれた、あの巻き貝が形を変えたものでした。

 

 

この老婆は(今世で)N子さんの義理の母親に転生しています。

ふたりはかつて天界の仲間でした。

 

 

堕天使になり、転生のたびにどんなにもがいても「闇」から抜けられなかった仲間を今世で助けたのでした。
 

 

 

 

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