一昨日は生徒イシさんのミラクルセラピー講座。
この日はマンツーマンです。
いつもおやつを持ってきてくださるのですが、この日、バッグから取り出したのは、「クリープ」の瓶。
次に取り出しのは、ドリッパーと紙フィルター。
イシ:マサコさん、これ、持ってないですよね?
私:あ、はい…。以前は使ってたけど、今は面倒だから、もっぱらドリップバッグですけど。
イシ:ここになさそうだなと思って持ってきました。
ええっと……。
(講座中、コーヒーを飲みたいから持ってきた?)
(いつもハーブティやお茶を出していて、コーヒーはないから?)
イシ:これ・・・。
最後にバッグから取り出したのはコーヒーです。
封を切ってあるので、飲みかけでしょうか。
イシ:私、コーヒーが大好きなんですけど。
(ああ、やっぱり講座中もコーヒーを飲みたいのね?)
イシ:このコーヒー、すっごくまずいんです!
今までこんなまずいの、飲んだことがないです!
私:え・・・?
イシ:マサコさんに飲んでもらおうと思って。
私:え・・・・・・・。
イシ:もう信じられないぐらいまずいんです!
私:・・・・・・
イシ:一口飲んであまりのまずさにびっくりして!
ありえないまずさなんです!
私:・・・・・・・
イシ:マサコさんに飲んでほしいんです!
私:(頭が混乱)
(今までに飲んだことがないほどまずいコーヒーだったので、飲んでほしい?)
こんな美味しいコーヒー、飲んだことがないからマサコさんにも飲ませてあげたいと思って、ならわかるのですが。
イシ:私、ほんとにコーヒー、好きなんですけど、
私:えっと、講座中もコーヒーを飲みたいってこと?
イシ:いえ、これ、信じられないぐらいまずいんです!
私:えっと・・・。
なんて返答すればいいんだろうと混乱していると、イシさんがバッグから別のコーヒーを取り出しました。
パッケージに「オーガニック」と書かれています。
イシ:これ、さっき買ってきたんです。
これはたぶん美味しいと思います。
私:はあ・・・。
(これは何を意味しているの? イシさんの真意は何?)
頭をフル回転させますが、わかりません・・・・。
どれだけまずいか、私にも試し飲みしてほしい?
でも、美味しいコーヒーもわざわざ買ってきた?
混乱していると、
イシ:なんでこんなにまずいのか、
教えてほしいんです!
あ、あ・・・。
コーヒーが大好きで日頃から飲んでいる。
あるとき買ったコーヒーが今までに飲んだこともないぐらいまずかった。
なんでこんなにまずいのか?
どう考えてもありえないまずさだ。
なので、マサコさんも試飲して、その理由を教えて欲しい。
ちなみにどれだけまずいかをわかってもらうために普通の美味しいコーヒーも持ってきたから、飲み比べてみてください。
全容解明。
でも。
私:え~っ? 私、そんなのわかりませんよ? 霊能者でもないのに。
すると、イシさんが驚いた顔で、
イシ:だって、マサコさん、植物とかとも話すんですよね?
だったら、コーヒーとも話せるんじゃないですか?
私:え~っ? (その発想に驚愕)
確かに講座では、すべてのものに「意思・意識」があると教えています。
すべてのものは「素粒子」が集まり、原子→分子→物質という形をとっていて、素粒子レベルですでに「意思・意識」があるからです。
たとえばお砂場の砂、一粒一粒に「意思・意識」があると考えれば、その砂を使って作った砂団子も、砂山でも「意思・意識」があるということになりますよね。
そして、「砂粒」や「砂団子」や「砂山」に意識を合わせれば、(テレパシーのように)それらの「意思・意識」を感じることは可能です。
そういえば、イシさんが前回「心のデトックス1day ティーチャ講座」に来たときに、そういう話をしましたっけ。
で、たまたまナオさんが遊びに来てくれていたので
「今、このテーブルの上にあるお菓子ひとつひとつとだって話せるよ?」と説明し、実際にナオさんにやってもらったのです。
それを驚いた顔で見ていたイシさんに、
「やってみて? なんとなくでいいからどう感じるか?」と促したところ、イシさんも簡単にできてしまったのです。
すべてはワンネスで繋がっています。
各々周波数が異なるため、3次元での会話は不可能ですが、5次元(潜在意識)の領域に「意識を合わせれば」感覚でキャッチすることは可能なのです。
それはお菓子でも、石でも、植物でも、動物でも同じです。
普段お菓子と話す必要はないのですが、この世界はそういうふうに成り立っているよということを理解してもらうために、「意識の合わせ方」を教えているのです。
(それにリーディングやチャネリングの原理もこれと同じですから、ガイドやハイヤーセルフや高次の存在と話すのも簡単にできるのです)
しか~し!
私は別に霊能者ではありません。
とりあえず、コーヒーの袋を開けて、匂いを嗅いでみると、
「あれ? これ、全然コーヒーの香りがしないね」
イシ:そうなんです! 香ばしい香りとかしなくて、変な匂いなんです!
なんだろう・・・・?
そのとき。
コーヒーが「ごめんね」って。
え?
「ごめんね(期待していた味じゃなくて)」
ここまでの私たちの会話を聞いていたのでしょう。
そして、業務用の大型焙煎機のヴィジョンが浮かびました。
その焙煎機に問題があったようです。
機械油かな…
あとで聞いたら、イシさんも自分なりにリーディングや筋肉反射を使ってまずい理由を視たそうです。
でも、私にも理由を教えて欲しかったのだと。
そのために・・・。
これ一式、持ってきたのね、わざわざ。笑
考えてみれば、私は単に「解放」を教えているにすぎないのです。
人は自分が決めてきたシナリオをすいすい進めればよいのですが、
「この道を行きたいけど、あの人がいて嫌だな」
「こうしたいけど、親に反対されているから諦めた方がいいのかな」
「これをやりたいけど、もし失敗したらどうしよう」
「私なんて」
「どうせ」
「ちゃんとやれるか不安」
「意地悪されたらどうしよう」
「否定されるかも」
「何かに憑依されているのかも」
等々、さまざまな「想い」が交錯して前進を妨げる場合があります。
その「想い」の元は、過去に経験した「感情」「思い込み」なのです。
「過去の経験」は今世だったり、過去世だったりします。
それを手放す原理と手法を教えているだけなのですが、原理を理解するために、人生のしくみやこの世界がエネルギーで成り立っていることや、すべてはワンネスで繋がっていることなどを併せてご説明しているのです。
なぜなら、人生は
「起きた事象」に対して、
「自分がどこに意識を向けるか」
「何を見たいのか」
の選択により、いかようにも変わるからです。
「水が半分ある」という事象は「中立」なのですが、
「もう半分しかない」と気にするのか、
「まだ半分もあるじゃない!」と気にしないでいられるのか。
これを頭で理解するだけでは無理があります。
「気にする」人は、なぜ気にするのかというと、「過去の感情」に引っ張られているからです。
たとえば、
過去世で水のない砂漠で死んだとか、病気で水を口にすることが出来なくて苦しかったとか。
何らかの要因があります。
ですから、「もう半分しかない」という思考が芽生えたきっかけを視て、その感情を解放すると、気にならなくなります。
ある生徒さんは同じ敷地に住む義父母からいつも覗かれているようで嫌だと長年気にしていましたが、解放で捉え方が変わり楽になりました。
そして、捉え方が変わる
=見る世界が変わる
=いままでの世界は見えなくなる
=事象が消える
ということが起こります。
単に「解放」の技法だけを学び、過去の感情をひとつふたつと手放していったとしても、思考自体が変わらなければ、日々起こるさまざまな事象に対して、また「負の捉え方」をしてしまいます。
なので、思考を変える、捉え方を変えるために、人生のしくみや潜在意識の使い方などを約1年かけてご説明しているのですが・・・。
それにしても、イシさんの宇宙人ぶりにおどろいた~
あっははは・・・ 笑
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