昨日はイシさんが「心のデトックス1day・ティーチャー講座」を受講されました。
午後からは、ナオさんも遊びに来てくれました。
21時まで話が弾み、じゃあ、お開きと椅子から立ち上がりかけると、急にイシさんが、
「あ、些細なことなんですけど、前から疑問に思っていたことがあって、聞いてもいいですか?」って。
その内容を聞いてびっくり。
整体(で施術)をしている時や、友人とお茶をしている時などに、突然「ブス」「デブ」「バカ」などの言葉が頭の中に聞こえてくると言うのです。
それも、まるで誰かがしゃべっているかのようにはっきりと。
相手に対してそんなことを思ってもいないのに、「これって何ですかね?」って。
その現象が始まったのは、整体を始めた6年ほど前からなのだそうです。
私:3月から講座に来ていて、その話、なんで今までしなかったの?
イシ:前から疑問に思っていたんですけど、些細なことなので忘れていて。
私:え~? 些細なことじゃないよね? すごい現象。
最初はその施術を受けている患者さんが子供の頃、誰かに言われた言葉じゃないかな? と推測していたのですが…。
う~ん、リーディングを試みても、そのようなものは出てきません。
私:もしかしてそれ、イシさんが過去世で言われた言葉かも!
ちょっと北向き(筋肉反射)をやってみて?
「それは過去世ですか?」って。
「イエス」と出ました。
浮かんできたのはヒーラーの過去世。
ヒーリング(整体)を教えている学校です。
少年たちがそこで勉強していて、イシさんも生徒のひとりです。
当時のイシさんはかなりのふとっちょさんです。
ヒーラーと太っちょさんがイメージ的に結びつかないのか、汗をかきかき、ふうふう言いながら施術している彼をからかい、馬鹿にしている同級生たちがいます。
4~5人のグループです。
でも、これだけならよくあることだけどなあと思ったそのとき。
イシさんが川に流されていくヴィジョンが視えました。
え?
まさか川に身を投げた・・・?
ドキドキしながら次のヴィジョンを待ちます・・・。
ああ、違いました。
そのグループが川遊びに来ていたとき、雨で増水した川の流れが速く、ひとりが溺れてしまったのです。
どうしよう、どうしようと焦っている彼ら。
その時、たまたま通りかかったイシさんが川に飛び込み、彼を救出します。
無事助けることはできましたが、自分は力尽きて急流にのまれていきました。
それを見て青ざめる彼ら・・・。
いつも馬鹿にしていた彼が友人の命を救ってくれたのです…。
互いに顔を見合わせ、うなだれています。
彼をからかい馬鹿にしていた事を深く後悔し、罪悪感を抱きます。
お墓の前で泣き崩れています。
どうしても謝りたい・・。
それで今世、お客さんとなってイシさんの施術に来ているのでした。
きっと「バカ」「デブ」など、当時からかった言葉を聞かせる事でイシさんが不思議に思い、この過去世を視るように仕向けたのでしょう。
書き換えます。
イシさんは最初に視たストーリーと同じように皆にからかわれていますが、今回は「あはは・・・! デブで~す!」と明るく受け止めていて、からかわれているというよりは、いじられ役の人気者という感じです。
生徒のひとりが川で溺れます。
通りかかったイシさんがとっさに皆に指示を出し、全員が一列になって手をつなぎ、ヒューマンチェーンを作ります。
先頭のイシさんがザブザブと川に入り、溺れている生徒を助けました。
その後も彼は相変わらず人気者で、いじられていました。
卒業後、経験を積んだ彼らは次々と独立していきますが、互いに行き来したり、勉強会を開いたりと、固い友情で結ばれていました。
イシさんの許可を得て書き変えると、神父のような黒服に十字架のペンダントを首から下げた5人の少年が横一列に並び、イシさんに向かって頭を下げていました。
私:一緒にいると言葉が聞こえる人たちって、4~5人ですか?
イシ:そうです。
私:ああ、じゃあ、人数的にも合ってますね。
再度筋肉反射をとり、これでOKか否かを聞いてもらいます。
「イエス」
ああ、良かった!
それにしても、過去の感情が蘇ってくるのではなく、言葉が聞こえてくるって珍しいパターンですねえ。笑
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