さて、3月から講座に入られたイシさん。
イシさんは整体やヒプノセラピーのお仕事をなさっていますが、
「お金をいただくことに抵抗がある」
「なんとかして助けてあげたい」
という想いが強すぎるのが悩みです。
「1day講座」のときにも少し解放をしたのですが、まだ残っているというので、よほど大きな感情なのでしょう。
感情は一度で解放できるものもありますし、大きな氷を砕いていくように何度も何度も解放して、少しずつ小さくしていくものもあります。
先月(4月26日)の講座時にも、その解放を行いました。
まずは「なぜお金をいただくことに抵抗があるのか」。
それに関わる過去世へと誘導します。
イシ:足元は絨毯。靴を履いている。
ここは自宅。長袖のワンピースを着た24歳の女性がひとりでいる。
普段あまり使ってない部屋にいる。
私:そこで何をしていますか?
イシ:何かを探しに来た。本を見つけたかった。
私:見つかったの?
イシ:はい。薬草に関する本。
私:薬を作る仕事をしているの?
イシ:はい
私:その仕事は楽しいの?
イシ:はい、楽しい
私:なぜその本を探しにきたの?
イシ:死にそうな人がベッドに横たわっているのが見える。
クライアントさん。
本を見て薬を作った。
私:その薬で良くなったの?
イシ:少し良くなったけど、もっと良くしてあげたいと思っている
重要な場面へと進みます。
イシ:戦争で具合の悪い人たちがたくさんいる。
私は一生懸命薬を作っている。でも間に合わない。みんな具合が悪い人ばかり。
それでも仕事を続けた。全然間に合わない。
お金はもらえない。戦争でみんな苦しんでいるのに、お金をもらえるような状況ではないし、自分も受け取れない。
それでも薬をどんどん作り続けて生活が大変になってきた。
無一文になるまで作り続けて、満足して死んでいった。
助けることができたから、自分的には満足。
できるところまでやったけど、本当はもっと助けたかった
中間世へいきます
私:何のためにこのような経験をしましたか?
イシ:愛を与える人生を経験するため。大体できたと思う
私:自分に愛を与えることはできたの?
イシ:自分には与えていなかった
書き換えを観ます。
イシ:今度のストーリーではどこかに所属して、ちゃんと自分が働いた分をお金としてもらいながら、薬草を作り続けている。
私:さっきはなぜ所属しなかったの?
イシ:ボランティアで好きなようにやりたかったから
私:今度は?
イシ:自分が働いた分をもらえる。
契約をして他のスタッフ達と助け合いながら、さっきよりもっと多くの人を助けられている
自分が生きていく糧もちゃんと得られるし、途中で薬草が尽きることもなく、継続して人を助けられている
こちらに書き換えます。
続けて、「何とかして助けてあげたい」に関わる過去世へ誘導します。
イシ:7歳位の女の子。小鳥がいる。とても可愛がっている。
病気か寿命で死にそうになっている。
何とかして助けたいと思っている。
でも、助からなかった。
私:なぜそんなに悲しかったんだろう?
通常ペットがいなくなれば悲しいけど、聞いているとそれだけではない感じがする・・・。
他に友達がいなかったとか?
イシ:はい
私:小鳥だけが心の支えだった?
イシ:はい
森の中に住んでいて、周りに同じ位の年頃の子供は誰もいなかった。
だから、その小鳥だけが唯一自分の友達、心の支えだった。
書き換えのストーリーでは・・・。
小鳥はいなくなったけれども、その小鳥が光の玉になって、いつも彼女のそばにいる、そのおかげで森の中で木の精霊やお花の妖精や、様々な植物、動物などとテレパシーで話すことができるので、万物全てが友達だから全然寂しくない。
書き換えたあと、イシさんが目を開けて、
「あ! 視界が明るくなった! 曇りが取れた感じ」って。
そして、先日(5/19)いらしたときには、顔を見た瞬間、「あれ? 波動が変わってる!」と私。
ナオさんも
「うん、変わってますよね! 明るくなってる!」って。
イシ:そうですか? 自分ではわからないんですけど、この間、久しぶりに会った友人に「別人かと思った」って言われて、こっちがびっくりでした!
イシさんはヒプノセラピーも勉強なさった方ですので、過去世を視ることには慣れているのですが、
「視るだけだと、『なんとなく変わったかも?』っていう感じなんですが、書き換えまでやると、めちゃくちゃ効果があるので本当に驚いてます! あの二つの過去世を解放してから相当楽になったんです」って。
そうそう、「書き換える」と変化が早いんですよね。
即効性があります。
よかったあ~
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