(つづき)
★この記事の続きです
ようやく過去世の書き換えに入ります。
のぞみ:やっぱりYukoさんはそれを信じきってやっていたんですよね。だから、臓物を入れていた器が「聖杯」なんですよ。
私:そうそう、聖杯! それに入ってんの、臓器が。
臓器じゃなくて、「臓物」って(降って)くるけど。
ピクピク動いてるの、生暖かくて。
器は聖杯だし、聖杯を置いている台も祭壇みたいな、立派な台なんだよね。薄暗くて狭い秘密の部屋なの。
私:この書き換えって、お母さんの代でスタートしてるから、のぞみさんじゃなくてYukoさんを書き換えるのかな?
ガイド:いいえ
私:Yukoさんは当時、外宇宙になってるんだよね?
ナオ:私はそう感じます。
私:ナオさんがそう言うんなら、そうなんだろうね。いつも真髄を突いているから。
なるほど。もちろんこの過去世の解放も重要だったけど、もう片方ではこんなふうに内宇宙と外宇宙っていう論点を抽出して、私たちで議論する必要があったんじゃないのかな?
ガイド:はい
私:ですよね。笑
だって皆さん、こういったことを仕事としてやっていく上で、最後はそこになるじゃない? 委ねるとかさぁ。
でも、その「委ねる先」っていうのが「自分の宇宙」なんだよってわかっていればいいけど、こういう勉強していても外に作っちゃう、たとえば「宇宙を信じましょう」とか、さも自分じゃなくて「宇宙」っていう世界があってみたいな、そこに委ねてしまって、支配されるわけじゃないんだけど、主従関係みたいな感覚っていうか、「宇宙が言うから絶対です」とか、メッセージも、「ガイドさんがそう言ってますよ」ってもっていくけど、そのガイドさんのメッセージだって、本当は内宇宙から来ているのに。
ほら、Mさんのご主人もそうだったけど、霊障を受けるのも外に悪い世界があって、そこから攻撃してくるとか、自分がここにいて、そういう世界が外にあるって作っちゃうから、それやってる限りいつまでも救われないっていうか。
人助けをしていく人たちって、それをわかっていないと、自分もそこに堕ちちゃうから気をつけないと。
ガイド:はい(と手を挙げる)
私:最近いつも思うんですけど、それが一番危険な気がするんですよね。結局全部、発振は自分だってこと、理解してないと。
心の闇だって、自分が発振して闇の世界を作ってるんだし。
★そのことを書いた記事
私:(高次から)メッセージが来るのも内宇宙からだし、個人の中で全て自己完結している世界なんですよ、この世界って。
それを理解していないと、スピリチュアルって言いながら、「宇宙とつながりましょう」みたいに言ってるけど、それって結局、外宇宙の概念であることも多いじゃないですか?
スピリチュアルって、自分の中のスピリチュアリティのことであって、どこかの「外宇宙」と繋がることではないんですよね。
ガイド:はい
Mさん:本をいろいろ読んでいても、外に向かってるものがけっこうありますものね?
私:そうですね。だからこうやってみんなで論じ合うことが必要ですよね。私も講座を通して日々精進させてもらってます。ありがたい!
一同:笑
私:こういうことを論じて学んで発信していくための、のぞみさんのこの過去世ですよね。そのためにそのエジプトっぽい服を買って着て来た。笑
私:えっと、この「書き換え」は、私が見るの?
ガイド:はい
私:じゃあ、視ます。
ええっと、病気を治すために臓物を食べさせるという事は・・・、「臓器」じゃなくて「臓物」ってくるんですけど、神に仕えている身でありながら、そうやって延命させようとするという事は、人の定めというか、運命をわかってないんですよね。
そういうのがすごく来ます。
それに対して、「すごく教えたくてしょうがないハナさん」というイメージがきて・・・。
なんだろう?
聖杯に臓物が入ってるんだけど、そこにハナさんがいる。
あ、なんだかすごく変なことをしてる!
ハナさんが臓物の上に手をかざすと、その臓物がキラキラキラキラと輝き初めて、次の瞬間、ポン!と飛んで持ち主の人の体に戻ってしまう。
これ、臓物の素粒子を変えているんでしょうね。
取り出された臓物が光って姿を消し、元の持ち主に戻る。
そこへのぞみさんがやって来て、「あれ、なんで臓物がないの?」って驚いてるんです。
依頼した人たちは臓物を食べられないから病気が治らずに死んじゃうんですよ。
面白いんですけど、「あなたが神に選ばれました」とかって言って取り出した臓物を持ってきて聖杯に入れておくと、誰も見ていない間にハナさんが手をかざして、その臓物はキラキラ光って消えて、本人の体に戻って、だから本人は死なないんですよね。
で、依頼主はみんな死ぬの。
そういうことがある時から起こり始めて。
のぞみさんは、「いったい何が起きてるの?」ってわけがわからない。
でも、みんなは逆に「巫女だから何が起きているかわかるでしょう?」と思っているの。
さっき、神殿で水に浸かってたじゃないですか?
のぞみさんは水に浸かって、神に「これは何が起きてるんですか?」って聞くの。
そうしたら、水がたちまち真っ黒になるんです。墨汁みたいに。
それまできれいに澄んでいた水なのに。
で、びっくりして水から出るじゃないですか?
そしたら自分の体も黒くなってるんです。
あわてて鏡を見ると、どうもなってないの。
でも、自分の目で見ると真っ黒になっている。
そういう不思議な現象が起きてるの。
自分で何が何だかわからないんですよね。
神に「これは何が起きてるんですか?」って聞いても、神殿の水や自分の体が真っ黒になるだけだし、依頼主に頼まれて人から臓物を取り出しても消えちゃし、依頼主は死んじゃうし。
それが続いていてく。
(えっと、それからどうなったのかな?)
私:ああ、死者が続々とやってくる・・・。
なんだろう・・・。神殿の水に入って水が真っ黒になったとき。
前方に突然扉が現われて、そこからゾンビみたいな人たちが、水の中に立ってる自分のところに向かってどんどんやってきて、水に沈んでいくんです。
臓物を取り出されたゾンビたちが続々とやってくるんです。
巫女さんはその光景を見たときに胸がざわざわざしてきて、自分はとんでもないことをしてるのかもしれないと思うんです。
だから神は答えをくれないんだって。
まあ、実際はもう「神」とは切れちゃってるんですけどね。本人はようやくそのことに気がつくみたいな。
ああ、このゾンビたちを見て気がついたのかな…
とんでもないことをしてしまったと真っ青になって。
死んでお詫びします、自分の心臓を切り裂いて、それを差し出すことで償いますって。
で、短刀を持ってきて黒い水の中に浸かって、神にお詫びをして、その後、短刀で胸を突き刺そうとした瞬間に、その腕をつかんで止める人がいるの。
ああ、鳥肌…
ハナさんが「もう大丈夫」って言うの。
巫女さんが驚いて涙をポロポロこぼすと、水がどんどん澄んでいく。
腕を掴んだのはハナさん?
ガイド:いいえ
ハナ:私は実体がないって言ってましたよね?
私:ああ、そうか。じゃあ誰だろう?
ナオ:私?
ガイド:はい
ナオ:私がいたんですよね、きっと。
のぞみ:神官か何かだったの?
ガイド:いいえ
私:ナオさんは人間として実体があったの?
ガイド:いいえ
私:そうか、実体は無いけど止めたんだね。
水が澄み始めたら、そのゾンビたちがどんどんどんどん水から立ち上がって、さきほどの扉に向かって帰っていく。
しゅ~っしゅ~って、すごい勢いで、まるで扉に吸い込まれるかのように。
そのゾンビたちの後ろ姿が半端なくたくさん見える・・・。たくさんいる。 笑
私:結局、依頼した人たちは臓物を食べても助からなかったんですよ。
きっとお母さんの代にやってた人たちだって、寿命だったから助からなかったと思うんです。
臓器を提供してた人たちのお墓がずらりと並んでいる場所、墓地が見えます。
のぞみさんが、一つ一つのお墓にロザリオをかけている。
償いの気持ちで。
「上」が「よく気がついたね」って言ってるの。
Yukoさんの時は気がつかなかったでしょ?
でも、のぞみさんは気がついたじゃない?
だから「よく気がついたね」って、お墓の上空で褒めてくれてるの。
のぞみさんはそれを聞いて、「母を許してくださいって」言ってるの。
自分はどれだけの罪を犯したかに気がついたけど、きっと母は気がつかないまま(神のお告げと信じて)やってきてたんだなーって。
だから母は間違ってたって。
だけど、母に対しても、神に許してくださいって祈りを捧げているの。
そうか!
だから、Yukoさんはここに来なくてよかったんだわ。
娘さんがお母さんを救うことになってたから。
そう、そうです!
のぞみさんは最初からこの悪しき風習を止めるためにYukoさんの娘として生まれてきていたんです。
これに書き換えて大丈夫?
ガイド:はい
私:じゃあ、書き換えますね。
・・・わあ! すごいですよ!
神殿の水面に薔薇の花びらみたいなのがいっぱい浮いていて、水も薄いピンク色に染まってる。
解放のときによく薔薇の花びらが出てくるんですよね。
何でかなあ?
Mさん:浄化作用ですかね?
私:そうかも! ガイドさん、書き換えはこれでOK?
ガイド:いいえ
私:え~? まだ何かある?
ガイド:はい
私:まだ書き換えが足りないの?
ガイド:いいえ
私:まだ何かやらなかきゃいけないことがあるんだ?
ガイド:はい
私:その過去世において?
ガイド:はい(と手をひらひら)
私:Yukoさんのこと?
ガイド:いいえ
ナオ::その死んだ人たちでは?
ガイド:はい
私:さすがナオさん!
一人一人にお墓参りして小さいロザリオをかけてたけど、それだけじゃダメなのかな?
ガイド:はい
私::死者が怒ってるとか?
ガイド:いいえ
Mさん:お墓じゃなくて、そのゾンビが関係ありそう。
私:でも、お墓はそのゾンビたち一人ひとりのだったんだけどね。
のぞみ::じゃあ、ゾンビは提供される側の人たちなのかな?
私:いえ、提供した人たちです。提供したことによって死んだ人たちのゾンビ。
今まだやる必要があるのは、人の臓器をもらってでも助かりたいと思った人たち側の事?
ガイド:はい
私:他人の臓物をもらってでも助かりたいと思ったその人たちが、置き去りにされてるってことか・・・。
ガイド:はい
のぞみ:自分のエゴで、人の臓物を食べてでも生きたいと思ったからね
私:そうだ! 他人の臓物を食べたからだ! 食べたから、そのエネルギーが残ってるんだ、自分の体に。
ガイド:(ゆっくりと両手をひらひらさせて)はい
私:すごい罪悪感が残ってるはずだもんね、食べたから。
え~っと、これどうやってやるんだろう?
なんか今、その人たちがみんなゲップして、その臓物が口から飛び出して光の粒子にもどっていくのが見えるけど、それで大丈夫?
ガイド:いいえ
私:どうしたらいいんだろう?
ハナ:水を飲む?
ガイド:いいえ
私:あ、聖水を飲む? それによって食べたものが、キラキラと浄化される?
ガイド:はい
私:井戸みたいに、聖水所みたいなところがあって、そこにみんなが一列にずらっと並んでいる、順番に聖水の入った小さな杯をもらって飲み干すと、すーっと上に上がっていくみたいなイメージ。
それでいいのかな?
ガイド:はい
私:じゃあ、しばらく視ますね・・・。
全員が順番にもらって飲んでいくのを見届けます・・・・。
(イメージを見続ける)
はい、終わり。
並んでいた人たちが、1人ずつ飲み干した瞬間に上に向かって光って消えていくんですけど、最後にこの聖水所もパッと真っ暗になって消えたから、これでOKかな?
ガイド:はい
一同拍手:ああ、終わったあ!
半端ない達成感。笑
しかし、それも束の間。
実はもうひとつ、大事な解放が待ち構えていたのです。
この日の朝、突然、のぞみさんの「眷属の話」が気になり始めたのです。
神社へ行くと龍やオオカミなどの眷属が家にやって来て1年間面倒をみていると言ったけど、本当にそれって眷属なのかな? って。
なんだかそれを紐解かなければいけないような気がします。
そして、予想外の展開になるのです。
(つづく)
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