(つづき)
体の痒みに関わる解放はお昼を挟んで午後から行うことにしました。
1時間のお昼休憩後、再びzoom画面に映ったN美さんを見てびっくり!
目の腫れが引いてる!
いつものぱっちりした目に戻ってる!
いや~、本当にびっくりしました。
解放恐るべし。笑
さて、次の解放です。
過去世へと誘導します。
N美:高床式の家が見えます。私は10代の男性で、父母と祖父母、兄弟と暮らしています。
私:生活は快適ですか?
N美:(首を横に振って)大変です。狭くて窮屈。
その人生での重要な場面へ進みます。
N美:川にいる、川の中に入って魚を捕っている。
私:いつもそこで捕っているの?
N美:はい
私:川で何かに刺されたの?
N美:いいえ
私:何か今まで食べたこともない魚を捕ったとか?
N美:いいえ
私:川の水が原因ですか? 上流から何か害のあるものが流れてきたとか?
N美:いいえ
私:その日、家に帰ってから何がありましたか?
N美:苦しんでいる。体が苦しい。痒みがある。胸の中心あたりから痒みが広がっている。そして体が熱い。
私:それはあなただけ?
N美:はい
私:他の家族にはその症状はないの?
N美:はい
私:川へ行ったのもあなただけですか?
N美:はい
私:翌日には楽になったの?
N美:いいえ
私:回復したの?
N美:いいえ。後遺症が残った。かゆみの後がヒリヒリする。
私:川のそばで何かが起きたんですね?
N美:はい
私:誰かがそこにやって来ましたか?
N美:はい
私:大人ですか?
N美:はい
私:ひとり?
N美:いいえ、何人か来た。2人。
私:それは村の人たち?
N美:はい
私:顔見知りなの?
N美:はい
私:言葉は交わしましたか?
N美:いいえ、交わさなかった。
私:その人たちも魚を捕りに来たの?
N美:いいえ
私:その人たちは川の中に入りましたか?
N美:いいえ
私:何かを持ってきた? 運んできた?
N美:はい
私:あなたには声をかけたの?
N美:いいえ。川のそばで何かをやった。植物? ドロドロになったものをそこに捨てに来たみたい
私:川の中に捨てたの?
N美:いいえ
私:川のそばに?
N美:はい
私:川の中にいたあなたになぜ影響したんでしょう?
N美:捨てたときに飛び散って、胸にかかった。大人たちはそれに気づいたけどそのまま行ってしまった。
私:あなたはそれを洗い流さなかったの?
N美:はい
私:それが何だったかを知る必要がありますか?
N美:いいえ
私:その出来事を家族に話しましたか?
N美:いいえ
私:飛び散ってあなたにかかったことを、その2人は知っているの?
N美:はい。でもたいした事ないと思っているみたい
私:その2人は、今世で知っている人?
N美:ひとりは会社の人です。もうひとりはわからない。
私:でも、その人たちは同じ村の人ですよね?
あなたのその症状を見て自分たちが原因とは思わなかったのかな?
N美:思ったけど軽く考えていた
中間世へ進みます。
私:その2人はあなたに起きたことをどう思っている?
N美:悪いことしちゃった、って。辛い思いをさせたと思っている
書き換えのストーリーをみます。
N美:川の中にいるのは同じ。
今度は自分の方から大人たちに「何をしてるの?」と声をかけている。
そしたら、説明してくれて、触らないように気をつけてね、離れていてねって。川の中にいたけど自分は離れていたのでかからずに済んだ。
書き換えは終わったのですが、なんとなく腑に落ちません。
罪悪感の解放にしては内容が薄いというか、さほど重要だとは思えないからです。
過去世を見たときに、これはこの人の今の人生に大きく影響しているなと感じるものもあれば、そうでないものもあります。
そして、そうでもないな、小さいなと感じるときは、当時の感情解放とは別の意味、メッセ-ジや警告を伝えてきているときもあります。
今回もそのような気がしたので、ガイドに聞いてみました。
私:これはこの2人の罪悪感の解放ですか?
ガイド:いいえ
私:何のためにこの過去世を見たの?
ガイド:身を守ることを知るため。身を守る手段もいろいろある。
私:身を守る?
ガイド:小さな飛び火でも危険で、大きくなることがある
私:今、N美さんに何か身を守らなくてはいけないことが起きている?
ガイド:いいえ
私:あ、これから起こる?
ガイド:はい
私:体に何か起きるの?
ガイド:いいえ
私:「仕事」という気がするけど。N美さん、筋肉反射で聞いてみて?
N美:(筋肉反射を行い)、「はい」と出ます。
それに、会社の中の光景がすごく見えました。
だから会社の仕事だと思います。
書き換えの時に「人に聞いた」というのがキーワードな気がします
私:今、社内で、「人に聞く」に関係することがありますか?
筋肉反射:はい
N美:それはいつ起こるの?
(と筋肉反射で、1月? 前半? 後半?・・・と聞いてみる)
1月後半です。
N美:経理の仕事をしているんですけど、会社が12月決算なので、1月はその決算の仕事があるんです。
いろいろな部署の人に聞かないと作れない資料もあるんですけど、営業の人でひとりだけ、こっちが頼んだ通りの資料を出してくれない人がいて、もうその人には聞かなくてもいいやと思っていたんです。
でも、数字を確定させた後で訂正しなければいけないことが起こるのかも。
私:じゃあ、その人にちゃんと聞いたほうがいいですね。
だから「人に聞く」というのがキーワードだったんですね。
もしかしたら、村人ふたりのうち、さっき「わからない」と言っていたのは、その人なんじゃない?
筋肉反射:はい
私:それを知らせるための今回の解放だったのではないですか?
過去世の内容自体はそんなに大きいことではないし、重要ではない気がするので、大事なのはこちらのメッセージだったのでは?
筋肉反射:はい
そういえば・・・。
この日の講座の最初に、10日ぐらい前に急に右足首が痛くなったという話をしていました。
足を引きずるぐらいに痛くて病院へ行ったら、レントゲンを撮って、軟骨がすり減っていると言われたそうです。
中学・高校時代に捻挫や骨折をしたことがあるので、そのひずみがでたんでしょうねと。
N美:ちょうど、マサコさんの「Tちゃんの記事」を読んだので、レントゲン写真を見ながら軟骨のすり減ったところに光を入れるイメージをしてみたんです。
★そのときの記事
「ついでに羽もあればいいなと思いついたので、近くの神社で羽をくださいとお願いしてから、両足首にサポート用の羽をつけるイメージをしたんです。
しばらくたったら痛みが治まったんです。
羽をつけたという事は、走ってみて? ということかなと思って、昨日走ってみたりしました」
そんな話をしていましたっけ。
私:その足首の痛みは筋肉反射で原因を聞いたの?
N美:過去世があるって言われて、一応解放はしました。
私:その足首の痛みも、ふたつの過去世と同じメッセージがあったのでは?
N美:え~? そうなんですかね? 最近は心も満たされているし、精神的にも落ち着いているので楽しく過ごしているんですけど。体にだけ異変が起きているんですよね。
私:心楽しく生活しているから、普通にメッセージを伝えてもポジティブに捉えて気づいてもらえない。だから、体に異変を起こすしかないのでは? 笑
体に突然痒みや痛みが起きれば、何だろう? って不思議に思うし。
すぐに治らなければ、講座のときに私に言うだろうし。
そうすれば紐解けるから。
N美:そっか! あ、思い出しました。足首の解放に関しては、最初「夢の中」で出てきたんです。
夢から覚めたときに、「これが解放すべき過去世だ!」と思って見に行ったんです。
たぶん地球じゃない星に子供たちがいるのですが泥まみれ、邪悪な環境の中にいて。
まるで牛や豚が飼育されているかのような劣悪な環境の中に閉じ込められていて、みんな無気力なんです。
彼らを監視しているのも子供で、その子も無気力なんです。
解放のイメージでは、みんなが外に飛び出していったんですけど。
私:その閉じ込められたのも、そもそもは何か軽はずみな行動が原因だったんじゃないかな? それがとんでもないことになってしまった。
きっと、足首の痛みも、顔の腫れも、体の痒みも、3連発で同じメッセージを伝えようとしたんだと思います。
「軽く考えているとあとで大変なことになるから気をつけてね」って。
筋肉反射で聞いてみてください、「そうなの?」って。
筋肉反射の答えは、「はい」でした。笑
それにしても、N美さんのガイドさん、すごいですね。
こんなふうに近未来のことに対してちゃんとサポートをしてくれて。
(つづく)
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