さて、2週間前の講座での話です。
この日の講座内容はサブパーソナリティー。
生徒はナオさんとユウコさんです。
まずはユウコさんに「気になること」を聞いてみます。
ユウコ:勾配の急な坂道がこわい。
以前サンフランシスコに行った時、急な坂道を登っていて何気なく振り返ったその瞬間にすごい恐怖を感じた。
私:坂道がこわいなんて面白い、それをやりましょう!
ユウコ:急な階段とかも、振り向いたときがこわい。
なるほど。
急な坂道や階段を昇っていて、ある程度の高さから振り向いたときに見える光景がこわいようです。
さっそく、そのサブパーソナリティーを呼び出します。
ユウコ:ポケモンの仲間みたいな人、白くて頭にハチマキをしている
私:あなたがそのサブパーソナリティーなの?
SP:いいえ
私:では、誰ですか?
SP:楽しいのが好きな人。ただ話がしたかっただけ。
私:今何か言いたい事がある?
SP:特にない。
私:では静かに見ていて下さい
・再び「急な坂道がこわいサブパーソナリティーを呼んでみます。
ユウコ:髪の長い男性が出てきた。物静かで高貴な感じがする。
私:いつからユウコさんと一緒にいるの?
SP:過去世から一緒。
・その過去世を見にいきます。
ユウコ:江戸時代。
ちょんまげの男性が原っぱで寝転んで考え事をしている。
女性のイメージがちらほら見える
・重要な場面へ進みます
ユウコ:なにか女性がらみで事故が起きたみたい。
その女性と神社にいる。
故意ではないけど、女性が男性を押したので、男性は神社の階段から転げ落ちた。
そのとき、背中から転げ落ちた。
そして亡くなった
・中間世でこれは何を経験するためのシナリオだったのかを聞きます。
ユウコ:人の醜い側面を経験したかった
私:醜い側面とは?
ユウコ:女性の……。(内容については沈黙)
私:きっと知る必要がないのね
・女性を呼び出してみます
私:今の人生を振り返ってどう思いますか?
女性:男性が「落ちるときの恐怖」を体験したのを知ってるから、かわいそうだなと思う気持ちと、死んでしまったので後悔と苦しい気持ちがある
・書き換えます
ユウコ:階段からは落ちたけど、今度は転げ落ちると言うよりも宙を舞うような形で落ちた。階段には桜の花びらがたくさん敷き詰められていて、それがクッションになって助かった。
女性がびっくりしてあわてて階段を駆け降りてきて、「ああ、無事でよかった」って。
何か女性の妬みのような気持ちを感じる。
私:書き換えた後はどうなったの?
ユウコ:良い友達としてその後を過ごしている
私:その女性は今世に転生していますか?
あなたの知っている人?
ユウコ:(向かい側の席に座っているナオさんを見ながら)過去世を見ている時からずっとナオさんの姿がちらちらと重なってた。
ああ、ナオさんの罪悪感を解放したのね。
ユウコさんの「勾配が急な坂道、階段がこわい」も治っているといいですね。
私:ほかに気になることがありますか?
ユウコ:最近体がだるい。
今まで早起きしていたのも、仕事で起きなければいけないから無理をしていたんだと思った。
自分はいつも頑張って無理をしてきたのかなと思う。
休みの日などはとにかく1日中布団から出られない感じで、それではいけないと叱咤する自分もいる
・「体がだるい」サブパーソナリティーを呼んでみます
ユウコ:殻の分厚い昆虫が出てきた
私:だるい理由は?
SP:浄化と準備。
次のステージへ行く準備をしているから体を休ませなければいけない
私:なるほど。
実は私もそうなのですが、コロナが始まってからの2年間に体の不調を感じることがときどきありました。
体がとにかくだるくてだるくて、近くのコンビニへ行くのも重たい足を引きずるようにして行ったり、
突然心臓の鼓動が遅くなって、このまま止まっちゃうのかなと思ったり、
体が異常にむくんだり、気力が落ちたり・・・。
外を歩いているときは地面を踏みしめている感覚がなくて、体がふわふわしている感覚がある。
これは何人もの人が同じようなことを言っていました。
リーディングをすると、ユウコさんと同じように次へ行くための浄化と準備らしきことを言われました。
コロナが開けたら時代が変わっていくのでしょうか。
私:(そのSPに聞く)なにかユウコさんにメッセージがありますか?
SP:思いついたことがあればどんどんすれば良い
ユウコさんは2年前から、ヨガ、ヒプノ、レイキ、アロマ、カラーセラピー、
オーラソーマでの浄化、背骨のヒーリング等々、思いついたことを片っ端からやっているそうですが、「そうそう、それでいいよ」ということのようです。
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