さて、昨日、生徒Aさんに仕事の相談をされました。
A子さんいわく、
「半年前に始めた仕事だけど、いろいろと思うところがある、今すぐやめたいのかどうかも自分ではよくわからないけれど、なんとなくそこには長くいない気がする」
で、長くはいないような気がするのだから、辞める方向へ持って行くよう、自ら行動を起こした方がいいのかなと。
これを聞いて思い出したことがあります。
今の仕事に就く前、自分がどうすべきか迷っていたときに「上」から見せられたヴィジョンがあります。
私は海を目指してジャングルの中の大きな川を筏で下っています。
ときには川の両岸にぶつかりそうになったり、急流にのったり、全く進まなかったり・・・。
川の流れに身を任せていた私ですが、時折ふっと不安がよぎることもあります。
本当にこの先は海へつながっているのだろうか?
このまま筏に乗っていて大丈夫なのかな?
もしかして筏を降りてジャングルの中を歩いて行った方がいいのかな?
次第に不安が大きくなり、頭であれこれ考えた挙げ句、ついに筏を乗り捨て、ジャングルへ降り立ちます。
その瞬間。
上で見ていたガイドたちが「あ~!」と絶望的な声を…。
ほんのすぐ先で川は二手に別れ、私の乗った筏は右の支流を進んで、ほどなく海へ出ることになっていたのです。
もうあとちょっとだったのに・・・。
ガイドたちは残念そうな顔をしています。
「流れに委ねる」こと。
頭の中だけでああかな、こうかなと考えて策を練るよりも、ただ流れに委ねること。自分のシナリオを信じ、信頼すること。
そのことを教えられたヴィジョンでした。
この体験を踏まえて生徒Aさんにお伝えしたのは、たとえ少し先の未来を直感で感じたとしても、だからといって無理に行動を起こすのではなく、そうなるタイミングもまたシナリオ通りにやってくるのだから、それに委ねてみてはどうでしょう? ということです。
「自分の気持ちがわからない」「迷っている」などの気持ちを「解放」して手放せば、自ずから行くべき道へ進むと思います。
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