日常の中に潜む「過去世の清算」⑦ | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

(つづき)

N美さんの講座の続きです。

 

ひととおり講座が終わったあと、N美さんが「自分の過去世も視えるようになるかな?」と言うので、「はい、なりますよ、もちろん。タイミングがきます」と答え、

 

 

「じゃあ、最後に過去世リーディングの練習をしておきましょう。他人の(過去世)でいいので、テーマは『今のN美さんが視るべき過去世』にしましょう」

 

 

*誘導します。

 

 

N美:足元は石畳、ヨーロッパの兵隊みたい格好をした20代の男性が出てきました。建物の警備をしている。

 

 

私:その仕事はどうですか?

 


N美:退屈

 


私:なぜやっているの?

 


N美:お給料が良かったから


重要な場面へ進みます。

 


N美:兄弟が亡くなった、病気で。
兄弟が亡くなった家の中のシーンと、建物の外で警備をしているシーンのふたつがダブって視える。男性は仕事があるので、家に帰れなかった。警備をしている。

 


私:男性はどんな気持ち?

 


N美:お葬式に出られなくて悔しい。

 


私:その後もその仕事を続けて人生が終わったんですか?

 

 

N美:はい。



*中間世(あの世)で聞いてみます。

 


私:今視た人生を振り返ってどうですか?

 


N美:仕事はやり遂げたけど、むなしい。お葬式も参加できなかったし。

 


私:今度生まれ変わったらどうしたいですか?

 


N美:どちらも大事にしたい、仕事も家族も。


 

*それを踏まえて書き換えを視にいきます。

 


N美:お葬式で帰宅している。お屋敷の主人が許可をくれた。
同僚から話を聞いたらしく、代わりの警備の人を手配してくれて、お葬式に出ることができた。
職を失うと困ると思ったので自分からは(主人に休みたいと)言えなかった。でも仕事の継続をちゃんと保証してくれたから、安心してお葬式に出られた。

 

 

私:ご主人の方からお葬式に出ていいよと言ってくれた?

 


N美:はい。自分からは言えなかったけど、同僚が知っていたので、
主人がそれを聞いて向こうから声をかけてくれた。



私:そうなんですね……。

(う~ん、これでいいのかな?)

 

 

過去世の書き換えは、出てきたストーリーなら何でもいいわけではないのです。

この世界はパラレルになっているので、書き換えのストーリーも数限りなく存在します。その中から、琴線に触れるものを選ぶことが重要なのです。

 

 

なぜなら「解放すべき過去世」を視ているわけですから、そこには必ず人生の「学び」が含まれています。

 

 

過去世で起きた出来事は当時自分が「体験をしたい」と思って用意したシナリオです。

ですから、「体験した」こと自体は貴重であり、それはそのままでOKなのですが、問題はその体験によって発生した「感情」です。

 

 

魂が転生する際に、この「感情」を持ち超してきてしまうからです。

 

 

この「感情」を解放するために、「書き換え」という手法を使っているわけですが、その際に「その人生での学び」まで削除してしまうと、魂レベルでは納得せず、書き換えの効果が薄れてしまうのです。

 

 

「学び」は残し、「感情」だけを書き換えるのがポイントです。

 


私:今のストーリーだと、自分からは言わなかったけど、たまたまお屋敷の主人が(兄弟が亡くなったことを)小耳に挟んだので善意に計らってくれたという事ですね?
たまたま運がよかっただけということになりますね?



N美:うん……、何か違いますね…。

 


私:いえ、別にそれで納得していたら、その書き換えで大丈夫です。

 


N美:納得できません

 


私:では、ほかの(書き換え)をみてください

 


*(しばらく待つが何も出てこない)

 


私:では私に浮かんできたのをみますね?

 

 

N美:はい。

 


私:ある時、そのお屋敷の主人のお母さん(もうおばあちゃんです)が、亡くなった。棺を運び出す時、兵士たちも門のところに整列して見送ったんだけど、その中のひとりが取り乱したかのように号泣した。


屋敷の主人はなぜかそれが気になった。
自分の母親が亡くなって悲しんでくれるのはありがたいけれど、その取り乱し方は尋常じゃない気がした。


後日、その兵士を見かけたときに号泣した理由を聞いてみると、「自分の母親が亡くなった時のこと思い出した」と言った。


自分は仕事でお葬式に行けなかったけれども、こんなふうにみんなで棺を運び見送ったのかなと。そこに思いを馳せたら涙が止まらなくなったと。


それを聞いて、主人は初めて使用人たちが身内のお葬式にすら行けないことに気づき、警備長を呼んで、身内の不幸のときにはちゃんと休暇をとって帰るようにと取り計らってくれた。


おかげで彼も自分の母親が亡くなった時にお葬式に参加することができた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


N美さんがこのストーリーに納得したので書き換えたのですが、先ほどと同じように自分から主人に休暇を取らせてほしいと言ったわけではありません。

 

 

今このブログを書きながら、「なぜかな?」と思ったら、「あ、この主人の解放も入っていたんだ」と気づきました。

 

 

前回の過去世で社長と専務の罪悪感を解放したように、今回も主人に非があったわけではないのですが、この人生が終わったときに使用人たちに身内の不幸のときでさえ休暇を取れない働かせ方をしていたことを知り、後悔が残ったのでしょう。

 

 

このときの屋敷の主人はきっとN美さんの会社の上司に転生しているのだと思いました。

 

 

さて、書き換え後、N美さんのガイドに「この過去世での学びはなんでしたか?」と聞いてみます。



ガイド:大事な事はきちんと話す機会を設けることが必要だ。


私:このときの兵士は誰ですか?

(当然、N美さんの知っている人のはずです)

 

 

ところが……、意外な返事が返ってきました。

 


N美:これ、私の過去世みたいです。

 


私:え? そうなの? 自分の過去世を視ることができたのね!

ということは、さっきのガイドのメッセージはN美さんに必要だったってこと?



N美:はい。蓋をしていくのではなくて、お互い歩み寄っていくのが大事。

 


私::N美さんは(人間関係で)蓋をする傾向があるんですか?

 


N美:はい。もう、すぐに蓋をしてしまう。

 


ならばと、そのサブパーソナリティーを呼び出してみます。

 

(つづく)

 

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