さて、昨日はN美さんのミラクルセラピー講座。
10日ほど前にLINEで相談を受けていました。
仕事中、突然、左側頭部に頭痛が起きた、あまりにも痛かったので病院でMRI検査を受けたが異常なしだった。
が、このMRIの最中に映像が視えた。
自分が海の中にいて、海面のキラキラを見ながら穏やかな気持ちで「
ああ、きれいだなあ」と思いながら沈んでいく。
なぜこういう状況になっているのかまではわからなかった。
この続きは次回の講座の時で大丈夫でしょうか?
緊急を要するときはわかるのですが、これはそうでもない感じ。
で、「大丈夫、これは次回の講座のときでいいよ」と返信しました。
そして今日、さっそくその過去世を紐解くことにしました。
N美さんは普段から筋肉反射(足上げ)をよく使っているので、併用することにしました。
私:これは船の難破?
N美(筋反):いいえ
私:自分で落ちてしまった?
N美(筋反):いいえ
私:自分で落ちてしまった?
N美(筋反):いいえ
私:ほかの乗組員ともめて落ちた?
N美(筋反):いいえ
私:突き落とされた?
N美(筋反):いいえ
そのとき、N美さんが「加害者がいるような気がします。突き落とされたのではなく、投げ捨てられたみたい」と。
私:頭痛が起きたとき、後頭部が痛かったって言ってましたよね?
後頭部をしたたかに打ち付けているのが視えるから、それが原因で亡くなって、それで船から投げ捨てたのかな?
N美:はい、そんな感じです。
私:内輪もめかなあ・・・?
あ! 「宝探し」って降ってきた!
それと関係ある? 宝の山分けとか?
N美(筋反):いいえ。「山分け」ではないようです。宝はまだ手に入れていないです。
私とN美さんが異口同音に、
「戻るかどうかで揉めたんだ!」
私:一人は「もうあきらめて戻ろう」と言った、もうひとりはまだ宝探しを続けたかったんだね。N美さんはどっちだったのかな?
N美:私は「戻ろう」って言った方だと思います。
私:うん、そうだね。
全容が視えてきました。
このふたりは長年同じ夢を起い続けているよき相棒同士です。
とても固い絆で結ばれています。
しかし、今回、N美さんの口から初めて「もうやめて戻ろう」という言葉が出たのです。
驚いた相棒は、「何言ってんだよ、ここまでやってきたのに?」と。
そして、別に口論したわけでもなく、喧嘩になったわけでもないのですが、やめることなど考えてもいなかった相手は思わず「おまえ、正気か?」とN美さんの胸ぐらを掴もうとしたのです。
その瞬間、船は波で大きく揺れ、バランスをくずしたN美さんは尻餅をつく格好で甲板の端まで飛ばされ、そのときに後頭部を強くぶつけてしまったのでした。
慌てて駆け寄る相棒。
「おい、大丈夫か? おい!」と声をかけますが・・・。
やがて息絶えたN美さんを彼は泣く泣く海へと帰したのでした。
N美さんは長年追い続けてきた夢をもうあきらめようと思ったときから、自分の人生も終わったような気持ちでいたので、未練も何もありませんでした。
でも、相棒は自責の念に苛まれていました。
私:そうか、相棒の罪悪感を解放するためにこの過去世が出てきたんだね。きっと、会社の人だと思うけど、誰かわかる?
N美さんが「○○さんですか?」「△△さんですか?」と筋肉反射で聞いていましたが、しばらくすると、
N美:わかりました! 会社の営業の○○さんです。部署が違うのでほとんど関わることはないのですが、最近、その人になぜかいらいらしてたんです。
ほおっ! そうなんですね。
ちなみに、書き換えでは、ふたりが静かな月夜の晩に、船の上で今後のことをじっくり話し合う場面が出てきました。
「もうやめて戻ろう」「まだ続けよう」
その折衷案として期限を区切ることにしたのです。
3ヶ月間です。
結局、宝は見つかりませんでしたが、ふたりは互いに納得のうえ、引き返しました。
陸にあがった彼らは港で小さな酒場を開きます。
そこは宝探しの夢を語る若者や船乗りのたまり場となり、にぎやかで楽しい店として繁盛します。
人生に悔いなしです。
N美さんは純粋な方だからなのか、「解放」の効果が抜群なのです。
会社における人間関係も解放するとたちまち「気にならなくなりました」とか、「なぜか関わることがなくなりました」って。笑
講座を始めて5ヶ月ほど経ちますが、人間関係がどんどん平和になってきて、悩みも減り、毎日が楽しいそうです。
良かった!!
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