(つづき)
昼食の前に、たまたまB子さんの話が出ていました。
スピリュアルが好きでさまざまな講座を受講しているにも関わらず、今ひとつ「これだ!」と手応えのあるものに辿り着かない話。
ああ、きっと、彼女の潜在意識にこのときの「罪悪感」が残っているからだわ。
これを解放する必要があるんだ。
書き変えのストーリーを見てみます。
さきほどは彼女を妬んでいたB子さんが、今度は「私にも教えて!」と素直な気持ちで彼女に歩み寄り、導いてもらうことで腕を上げていくのです。
書き変えると、(今世の)B子さんが「ありがとう」と言うのが聞こえました。
ユウさんにも、書き変えのストーリーを見ている最中から、「ありがとう、ありがとう」というB子さんの声が(頭上から)聞こえていたそうです。
「どお? 痒みは治った?」と聞くと、ユウさんが首に触って、「あ、痒くない!」って・・・。
ポツポツは残っていますが、先ほどまでの赤みが嘘のように引いているのです。
手鏡で確認しながら、「痒みがない~!」とユウさん。
不思議、不思議! って二人で顔を見合わせてしまいました。
10年間でこのような例はたくさん見てきているのですが、それでも毎回驚いてしまいます。笑
そういえば・・・。
まだ痒みが出る前に、最近占星術の勉強を始めたユウさんの話を聞きながら、ふと疑問が湧きました。
その占星術の先生が技法だけでなく真理をたっぷりと教えてくれる方なのですが、聞けば聞くほど不思議な人だな~と思い、
「なぜ、その占星術の先生に習うことになっていたのかな? シナリオを視てみて?」と促したのです。
ユウさんが(ご自分の)ガイドに聞くと、
「あなたは今まで、マサコさんから多くの真理や技法を学んできました。解放もたくさん行い、あなたの力もだいぶついてきました。
しかし、まだまだ出来ることがあるのです。
人々にメッセージを届けることを、今生の目的としてきていますが、そのメッセージを益々詳細にするために、占星術を学ぶ必要がありました。
しかし、単なる技法としての読み方だけでなく、多くの知識を持ち、幅広い真理を理解している人から学ぶ必要があったのです。
そのため、彼女から学んでいます。
今後、宇宙の観点から物事を見て、伝えることが、あなたにとっても大切な事柄なのです。
過去に、あなたは、そのようなことをしていた時もありましたが、その時は志半ばでこの世を去っています。
今生では、多くの人達にメッセージを届けることをしたいと思ってきています。
自分の言葉で人々に伝えることが出来るように、早く学んでください」
これを聞いて、「やっぱりユウさんはメッセンジャーなんだわ」と思ったのです。
生徒さんの能力は個々に異なります。
ミラクルセラピー講座を通して、潜在意識のさまざまな使い方を覚えたり、また、技法のみでなく「真理」や「人生のしくみ」「魂のしくみ」などを
学んだりするのですが、
講座にいらっしゃる一番の理由は「過去世の解放」なのです。
おおよそ1年間の講座中、家族や職場、仕事など多岐にわたる日常生活の中にちりばめられた「過去世から持ち越したエネルギー」を拾い集め、せっせと解放していきます。
それらは「悩み」として浮上しなくても、何気ない雑談の中に潜んでいることも多々あるのです。
たとえば、ランチで「何を食べる?」と話しているときに、
「私、いつもなかなか決められないのよね~」とか、
「あまり原色とかは着ないの?」に対して
「そうですね。黒やグレー、紺が多いかな」という答えだったり、
「この歌を聴くと、いつも泣けてくるの」という、その歌詞のワンフレーズに反応していたり、
あるときは講座にいらしたときに身につけていたペンダントやブレスレットに過去世が潜んでいたり。
講座期間中、無料カウンセリングを行い続けるのは、これらの「解放」を行なうためなのです。
私の使命が「解放」だからなのか、何気ない会話の中からも、
「あっ、それは解放が必要!」と匂いを嗅ぎわけていくようなのです。笑
そして、解放が進めば進むほど、能力を封印していた蓋がどんどん開いていく、つまり能力開花していくしくみです。
ユウさんの場合も、中学に進学したお子さんが不登校になって悩んだのをきっかけに講座にいらしたのですが、
解放をすすめていくと、状況が次第に好転してゆき、彼女自身も自動書記で「上」と繋がるようになっていったのです。
そして、昨年、「お名前の秘密」を始めたのですが、半年間そばでプロデュースしながら思ったのは、ユウさんはセラピストではなく、メッセンジャーなんだわということでした。
そう、「上」からのメッセージを必要に応じて降ろしてくる人なのです。
だから、ガイドの
「人々にメッセージを届けることを、今生の目的としてきています」
に、納得。
そして、
「過去に、あなたは、そのようなことをしていた時もありましたが、その時は志半ばでこの世を去っています。」と言ったのは、この過去世も関係しているのだろうと思いました。
高い能力を持ち、人々に貴重なメッセージを伝えることができたのに、醜い湿疹が広がる顔を見られたくなくて、身を潜めてしまったからです。
「占星術の勉強はどお?」という問いかけから、
占星術の先生の話になる。
→なぜその先生から学ぶのか、ガイドに聞く
→志半ばでこの世を去った過去があると教えてもらう。
→B子さんにも占星術を勧めたが、別の先生についた話をする
→(そこから)B子さんがなかなか能力開花に結びつかない話になる
→突然の痒み
→痒みの原因が「過去世」とわかる
→B子さんとの過去世が出てくる
→B子さんの罪悪感を解放する
という展開。
おもしろ~い!!
本当は何気ない日々の出来事も、すべてこのようなパズルの組み合わせでできているようなのですが、特に意識をしなければそのシナリオに気づくこともなく、ただそのまま過ぎていくようです。
それでもいいのです。
動画はこちら。
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