(つづき)
「インナーチャイルドの癒やし」にパペットを使うようになったのは、1年半ぐらい前からです。
講座中にたまたまそういう流れになったのです。
減点法で、褒めることはあまりないのに、駄目なときだけ叱ったり、注意をする比率が圧倒的に多い日本の子育て。
加えて「謙遜が美徳」なため、誰かに褒められたり認められても、「いいえ、そんなことないです」と否定する習慣。
結果、自己肯定感が低く、自分に自信がない、自分を認められない大人になりがちです。
かくいう私も、他人から「なんでいつも自己卑下するの?」とまで言われても、そのことに気づいていませんでした。
ヒプノに出会い、その後、潜在意識に蓄積されていた「自己否定」の根っこを「解放」し続けたら、自分のことを認められるようになって、ありのままの自分を好きになれて、
そうしたら人のことは気にならなくなって、なぜか人間関係の距離も適度に取れるようになって、今は毎日が楽しい!
のですが、講座で教えていて思うのは、「自分を好きになるって難易度が高い」ということ。
過去世は簡単。
視て、書き変えてあげると、即効性がある。
でも、「自分を認める」ことに関しては、どんなに認めてあげても、「いいえ」と拒否されたらそこまで。
自身が認めるまでは、その壁を越えることができません。
そこで、「上」に、「私はインナーチャイルドの癒やしは教えなくてもいいです。過去世の書き換えが楽しいから、それだけやります!」と言ったところ、
「だめだ。自分肯定することこそが、これからの時代に必要なのだ」と却下されたのでした。
Yu(ユウ)さんのガイドからも……。
「マサコさんが最近常々言っている通り、
◯過去世の解放
◯インナーチャイルドの癒し
この2つはどちらが欠けてもいけないくらい大切なものです。
片方だけしていても、もちろん効果は現れますが、両方行う事で尚一層人々は生きやすくなるのです。
過去世の解放だけを行っていても最終的には自分自身を大切にして好きになるという所にはたどり着きません。
インナーチャイルドの癒しを行う事によって自分自身を受け入れ、認めていく事が出来るのです。
自分自身を信頼し、好きにならずして、他の人をも認める事はなかなか出来るものではありません。
世の中完璧な人間はいないのです。
完璧でない自分をも認められるようになるためには、インナーチャイルドの癒しが必要なのです。
他人を認められないのは、自身が自分の事を認めていない事から起こるのです。
もっと認めて欲しかった、もっと大切にして欲しかった、もっと愛して欲しかったとインナーチャイルドが日々泣いているのです。
また、幼少期に辛い思いを経験した人は、自分は受け入れられる存在ではないと思い込み、自分の事を否定してしまいます。
そのため、幼少期の感情を再体験する事に恐怖を感じ、インナーチャイルドの事をどうしても受け入れられない場合があります」
う~ん……、ハッピーになる手っ取り早い方法が、まず「自分のことを好きになる」ことだというのは重々承知しているのですが。
なぜなら、この世界はすべてエネルギーで出来ているので、テレビのチャンネルを押すように、自分が「発振」したものがモニターに映し出されるからです。
私のこと、好き!
私はこのままの自分でいい!
いいところも嫌なところも、ぜんぶ含めて私!
なんて愛しいんだろう!
と思える人は、他人に対してもそう思える。
つまり、自分を愛せる人は、人を愛せる。
人を愛せるから、自分も愛される。
自分を認めている人は、人も認めることが出来る。
人を認められるから、自分も認められる。
こうしてエネルギーがうまく循環するので、人間関係もうまくいくのです。
理屈はわかるのですが、ハードルは高い……。
ヒプノでも「インナーチャイルドの癒やし」はできますが、インナーチャイルドに会いに行って、しんみり話しかけるようなやり方ではなく、今の時代、楽しく笑いながら、気が付いたら、「あれ? 私、癒やされてる?」という画期的な方法はないものか。
「そういう方法を教えてくださ~い!」と「上」にお願いしていたら、パペットが降ってきたのでした。
ミラクルセラピー講座中、インナーチャイルドを癒やすことの必要性を力説しながら、
「自分の小さな分身がいると思って、いつも話しかけてあげて。腹話術みたいに……」と言った瞬間、
そうだ!
腹話術だ!
って。
ネットで検索すると腹話術人形はけっこう高額。
で、パペット(腕人形)を買い求め、「インナーチャイルド」に見立てて話しかけてみました。
すると、あら、不思議!
インナーチャイルドとの会話が成立する……?
生徒さんたちにもやってもらうと、みんな、「わ~! 話せる、話せる! なんで~?」と大笑い
(つづく)
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