(つづき)
さて、受講生KさんとYさん、今回のミラクルセラピー講座は第2回目で、内容はインナーチャイルドについてです。
説明が終わった後、「インナーチャイルドの癒やし」セッションの練習をします。
まずは、YさんがKさんに行ないます。
おふたりともヒプノセラピストさんだけあって、誘導も上手。
目を閉じて聞いていると、つい潜在意識に引き込まれ、だんだん声が遠のいていく……ので、あわてて目を開けます。
なにしろ、前回の「過去世の書き換え」のとき、目を閉じて一緒に過去世を視ていたら、いつのまにか潜在意識にどっぷり浸かってしまい、ハッと気づいたときにはもうセッションが終わっていたのです。笑
「ご、ごめん……。何も聞いてなかった」と、アドバイスもできず。
今回は二の舞にならぬよう、しっかり、目を開けておかねば……。
Yさんが自分のインナーチャイルドに会いにいくと……。
Yさん:幼稚園のお砂場で遊んでいる。お母さんのお迎えが遅くて、まだかな、まだかなって不安に思っている。
Kさんが上手に誘導して、最後の癒やす場面まで進みます。
聞きながら、なんとなく引っ掛かったのは、「お迎えは毎日のことで、必ずお迎えに来ることは分かっているのに、なぜ、まだかなって不安に思うのかしら?」
で、セッション後、再度その場面を視てもらい、「不安」の理由を聞いてみました。
Yさん:他の子の親たちがどんどんお迎えに来て、残りあと2~3人になった頃にやっとお母さんが来るから。いつも最後の方で……。
お母さんに遅くなる理由を聞いてみると、お迎えに来る前にスーパーに寄って夕飯の買い物をするからとのことでした。
子どもが一緒にいると、だだをこねたりして思うように買い物ができない。先に済ませておけばお迎え後、まっすぐに帰宅してすぐに夕飯の支度に取りかかれると。
Yさんにどうしたいのかと聞くと、先にお迎えに来てもらって一緒にお買い物に行きたいと。
「じゃあ、だだをこねたりせずに、いい子でいるから一緒に行きたいって、お母さんに言ってみる?」と促したそのとき。
Yさん:あ! お店の駐車場で車から降りて飛び出して、危うく轢かれそうになったことがあった! そうだ、思い出しました!
それで、おかあさんが危ないから、安全のためにお迎え前にお買い物をするようになったんだった。
「そうだ、そうだった」とYさんは納得したようです。
そして、お砂場で遊びながら待っているのも、お母さんが来たときに(室内にいるよりも)すぐにわかるからそうしてたと思い出したそうです。
ここで、5次元マサコがこんなことを言ったのです。
私:では、お母さんがお買い物が終わったら、「これから行くね」とテレパシーで伝えてもらうのはどうでしょう?
そうすればお砂場にいるあなたがそれをキャッチして、「もうすぐ来る!」ってわかりますよね?
言いながら自分で不思議なことを言ってるなあと思ったのですが、きっとシナリオだったのでしょう。
なぜなら、このあと、面白い展開になったからです。
(つづく)
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