先日、レイキ伝授にいらしたWさん。
心に闇がある人を支えてあげたいと言います。
そう思っているので、そういう人達と出会うようです。
伝授を始めると過去世が出てきました。
雲の上で、白いひげの神様と一緒に居る女性。
彼女は天女か女神のようないでたちです。
これから下界に降りていって人間達のサポートをするようです。
期待でワクワクしているのが伝わってきます。
脇には壺を抱えています。
中には札のようなものが何枚か入っているようにも見えます。
意気揚々と下界に降りてきたのですが・・・。
下界に降り立った瞬間、壺は消えていました。
あれ?
壺はどこに行っちゃったのかしら……?
(壺は五次元のものだったので、三次元に降りたった瞬間に周波数の違いから見えなくなってしまったのです)
人間界では、人々は喜怒哀楽に満ちた暮らしをしています。
生まれた赤子が亡くなれば悲しみ、日照り続きで作物が実らなければ不安と絶望に陥り、狩猟で手に入れた獲物の取り分をめぐって争い……。
そのような状況を目の前にし、私に何ができるのだろう? と悩む彼女。
赤子を生き返らせることもできないし、
雨を降らせることもできないし、
森に分け入って狩りをすることもできない……。
自分がやれることは何なのだろう?
二つ目のローマでの過去世も同様です。
戦をする人々を止める術がなく、途方に暮れる聖者としての彼女の姿がありました。
三つ目も同じ。
古い日本の時代の巫女さんでした。
村人が病気の子どものためにとお百度参りをする姿を見ながら、自分は病気を治してあげることもできないと悩んでいます。
転生を繰り返しながら、同じテーマで経験を重ねているのです。
中間世(=あの世)で、なぜこのような体験をしているのかと聞くと、神様のような人が現れて、「あなたはただ光を送るだけで良かったのだ」と。
光を送る方法は「祈り」です。
「祈るだけで良かったのだよ。
愛の祈りは波動が高い。
その波動に人々を同調させてあげる。
そうやって光を送る。
それだけでよかったのだ」
自分の光を分け与えて人を直接的に助けるのではなく、ただ光を送ってあげるだけで良かったのです。
これを踏まえて過去世を書き換えると、彼女は先ほどと同じように壺を脇に抱えて天界から降りてきました。
下界に降り立つ前に、壺の中身がこぼれ落ちるかのようにどんどん外に出てきます。
それは赤やオレンジ、黄色などのきらめく光の粒子に変わり、キラキラと舞いながら、彼女の7つのチャクラへと吸い込まれていきました。
地上に降り立った彼女の身体は、7色の光が煌煌と輝いています。
さて、西洋レイキ伝授が終わった後に不思議なことが起きました。
引き続き「サードアイレイキ」の伝授に入ります。
これは松果体を開くためのものです。
伝授中、両手を広げてもらい、右手、左手と順にエネルギーを入れるのですが、
あれ……?
右手に赤いお札、左手に白い札が載っています……。
これ、何かしら?
あ……!
なるほど!
このあと、両手を合掌してもらうのですが、そうすると赤白が合わさって、ピンクになるのです。
ピンク=ハートの色
=愛の色です。
そのとき、最初の過去世で脇に抱えていた「壺」が視えました。
ああ、壺に入っていたのは、この赤と白のお札だったんだわ!
彼女はこれを持って人間界に降りてきていたのです。
合掌して祈ることにより、「愛」の光を送ることができたのです。
Wさんの両手をご自身のハートに当てて、この「愛の光」をしっかりと入れてもらい、伝授は終了しました。
なんとも感動的……
この出来事をブログに書くにあたり、Wさんの承諾を得るためにご連絡を差し上げたところ、
「(自分の)直感力を意識しつつ、自分は支えるのではなく自分が輝いて存在だけで癒される? 支えられた? と周りの人が思うような人になる! と思いながら過ごしています」とお返事をいただきました。
そうです!
愛と光に溢れた方は、「存在する」だけで素晴らしいエネルギーを伝播しています。
存在の愛は究極だと思います。
どうぞご自身の人生を楽しみながら光の道を進んでくださいね。
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