(つづき)
レムリアの過去世へと誘導します。
Maya:くねった、長い道が続いています。
私:その道を歩いていくと、どこに行き着くの?
Maya:歩いていくと宇宙? 空中に浮いている感じ。
どこかの星にたどり着くのかな?
私:今あなたはどこにいるのですか?
Maya:その道を見ているだけです。
私:どこから?
Maya:その道が始まるところの数歩手前で。
私:なぜそこにいるの?
Maya:この道を行きたいけど勇気がなくて躊躇しています。
自分を信頼していないからです。
私:なぜその道を進みたいの?
躊躇するのなら、無理に行かなくてもいいのでは?
Maya:その星が……マカバなのかな?
マカバを取りに行きたいと思っています。
これは、さっきの赤ん坊の過去世よりも、もっとすごく前の過去世です。
エネルギーがとても高いときの過去世。
私:なぜマカバが欲しいの?
Maya:自分のパワーが発揮できるから。
私:それを手に入れたら誰もがパワーを発揮できるの?
それともあなただけですか?
Maya:私だけです。
私:なぜそれを知っているの?
Maya:なんとなく。
私:躊躇しているのはなぜ?
Maya:マカバを手に入れた後が怖いです。
道を戻れないのでは? と思っている……。
元の世界に戻れないのではないかと思っています。
道が消えるのでは? って。
(注:生徒さんたちへ。
ここがポイントです。
何もないのに、「行ったら戻れないのでは?」と思ったりはしないからです。
過去に必ずそういった出来事があり、そのときの「感情」がトラウマになって残っています。
ですから、その出来事へ戻り、当時発生した「感情」を解放するのが有効です)
私:では、そう思ったきっかけの場面へ行ってください。
Maya:木でできた吊り橋が視えます。
私は5、6歳の男の子で、父親と一緒に渡っています。
父親は向こうにたどり着いたけど、後ろから行っていた自分の時に橋が切れて、下に落ちて亡くなりました。
私:それはなぜ?
その吊り橋の寿命でしたか?
Maya:そうです。
たまたまその(寿命の)タイミングに自分が当たってしまった。
私:お父さんはどんな気持ち?
Maya:無念でしょうがない。生きる気力をを失っています。
自らで命を断つ事はなかったけれども、その人生の最後まで心が空っぽでした。
私:なぜこのような人生を経験しましたか?
Maya:父のためです。
つらいことがあっても、前を向かないとダメ。
それをこの人に教えるためです。
(この人は)今の父親です。
私:このときの学びはもう終わっています。
当時の感情を手放すために、書き換えのストーリーを見てください。
Maya:今度は自分も渡り終わった後に吊り橋が切れました。
自分は運がいいなと思っています。
そして、人生が終わるまで、いつもこの時の話を持ち出しては、「自分は運がいいんだよ」と話しています。
私::ガイドさんにお聞きします。
いつもなら、書き換えは「あったものをなかった」ことにしてはダメと教えています。
「吊り橋が切れて落ちた」のを、「吊り橋は切れなかった」にしてはダメだと。
(注:人生での重要な出来事にこそ、自分が学びたい課題が入っているので、「起きたこと」を「起きなかったこと」にすり替えてしまうと、学び自体がなくなってしまい、魂は納得しないからです。
もやもやが残ります。
ですから、
「悪いことは起きないのが幸せ」という人間的な(3次元の)感覚で書き換えるのは要注意です。
そうならないためにも、セラピストさんは日々「思い込み」や「固定観念」をクリアリングしておく必要があります)
私:でも、今回の場合はそのように書き換えても、このときの「自分は運が良い」という思い込みが、後々の人生にも良い影響を及ぼしているのでOKな気がします。
ガイドさん、これでいいですか?
ガイド:はい
私:では、この書き換えを踏まえて、さっきのくねった道の場面に戻ってください。どうなっていますか?
Maya:前は「道」だったのが、今度は「階段」に変わっています。
なので、階段を1歩ずつ登っています。
最後に行き着いたところに王様が座る椅子のようなものがあって、そこに赤い玉手箱があります。
中にマカバが入っています。
水晶のようなものでできています
それをもらって戻ってきました。
私:そのことによって、その後の人生がどう変わりましたか?
Maya:自分に自信、勇気がついています。
マカバにパワーがあったわけではなく、行動を起こしたことで自分に自信がつきました。
(注:このように、「今世に影響している過去世より前の過去世」を解放すると、「今世に影響している過去世」自体が変わってきます)
私:では、その書き換えを踏まえて、さっきのホクロの赤ちゃんの場面に戻ってください
Maya:赤ちゃんがサンタの帽子をかぶって、父母がニコニコとそれを見ています。
私:その赤ちゃんは、その後どんな人生を送りましたか?
Maya:学者か医者になっているようです。
あれ? 女の赤ちゃんだったのに男の子に変わっています。
そして、今度は家が火事にはなりませんでした。
ここで疑問が湧きました。
私:あれ……?
くねった道の過去世よりも、ホクロを持った赤ちゃんで生まれた人生の方が時代的に後のはずですよね?
なのに、なんだか見ている過去世は時系列が前後しているけど、これはどうしてでしょう?
ガイド:すべてはつながっているから気にしなくて良い
私:(まあ、潜在意識の世界(5次元)には時空間がないから、いいのかも知れないけど……)
私:今まで見た過去世は、「自分に自信がない、勇気がない、なので前に踏み出せない」というものでしたよね?
そもそもなぜ自信がないのでしょう?
その大元になる場面を見に行ってください
(つづく)
動画はこちら。
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