(つづき)
「蚕の社」は今回、Hikariさんがどうしても行きたい!と言ったところです。
10月14日のミラクルセラピー講座では「夢の解釈」を説明しました。
夢の内容をリーディングで紐解くことができるのです。
「何か気になる夢がありますか?」と聞くと、
Hikariさんが、
「ちょっと前に夢を見ました。
アゲハチョウが3匹、トライアングルの形で三角形の各頂点にいたんです。
その時、京都の「蚕ノ社」を思い出しました。
以前(7~8年前)、そこへ行った時に三柱鳥居のところに神様がいて、そこに丸い玉が見えたんです。
3匹の蝶々をみたとき、そこに繋がっている気がしました。
そしたら、翌日、青い空にクロアゲハがたくさんいる夢を見たんです。
このあいだ、カヨさんが引いてくれたインナーチャイルドカードに描かれていた蝶々が、その夢の蝶々と形も色も全く同じでびっくりしました。
最近、庭によく蝶々が来ます。
いつも応援しているよ、と言ってくれている感じがするので、ありがとねって話しかけてます。
本当に窓を開けたタイミングでひらりと1匹入ってきたり、とにかくここ最近やたら蝶々を見るんです」
蝶々・・・・。
思い出しました。
3年前、沖縄の久高島へ呼ばれた時、どこかの海岸へ行かなければいけないんだけどわからなくて、そうしたら11月末だというのにどこからともなく蝶々が現れて、「こっち、こっち」と案内してくれたのです。
私:ねえねえ、Hikriさん、それって何かメッセージがあるんじゃない?
メッセージを伝えたくて蝶々が何度も何度も来ているのに、気がついてないとか?
同席している生徒カヨさんに、「ちょっとインナーチャイルドカードで見てくれる?」とお願いします。
カヨさんはカード使いです。
なんと・・・!
蝶々が3匹舞っているカードが出てきました!
メッセージは、
「早く気づきなさい」
やっぱり、メッセージがあるんだよ!
ということでHikariさんを誘導します。
Hiakri:以前、「蚕の社」で視た神様が出てきました。
私:神様は何て言ってる?
Hiakri:「宇宙はみんなこれだよ」って。
私:「これ」ってなんですか?
Hiakri:白い珠を見せながら、「光だよ」って言ってます。
すべては光でできているよ、って。
3匹の蝶々がその白い珠の中に入っているのが見えます。
私:その意味は何ですか?
Hiakri:基本は全部「3」だよ、って。
三柱鳥居みたいに、宇宙はすべて光で支えあってできている。
「3」という数字が大事。
善と悪と、その中間、すべては3つと言う考え方
私:それは3次元の場合?
Hiakri:3次元だけとは限らない
私:それを今見せた理由はなんですか?
Hiakri:これから曼荼羅を描く上でものすごく大事だから、そこに気づいて勉強しなさいって。
曼荼羅を描く上で「3」が重要。
それに気づきなさい、って。
「3」という数字。色も音も関係している。
これから描いていく図形に「3」が関係してくる。
エマさんの図形にも関係する。
カタカムナの曼荼羅にも関係がある。
宇宙には法則があって、神聖幾何学で読み解いているけど、まだ皆が気づいていない部分がある。
私:なるほど~!
じゃあ、その神様を以前見た「蚕の社」へは、行った方がいいですね!
という経緯で、やって来ました、蚕の社。
正式名称は、「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」。
通称、「木嶋神社(このしまじんじゃ)」だそうです。
森に覆われているイメージです。
創建は、一説には604年ともいわれているそう。
701年には祭祀が行なわれていたとう記事が残っているそうなので、いすれにしてもかなり古い神社なんですね。
人はほとんどいません。
静寂・・・・。
Hikariさんは本殿に向かってまっしぐらに進んで行きましたが・・・。
私はその途中で左に折れる小道が気になり・・・。
ふいっとそちらに進むと、小さな橋が。
橋の袂には2匹の狐の眷属が。
橋の奥は、木々の中に祠が3つ、4つ、ひっそりと・・・。
ぞわわわわ・・・・
厳かなのか、不気味なのかよくわからないこの波動は何なのでしょう。
極めつけは・・・。
ここ!
薄暗くてほこりをかぶっている感じ。
最初は物置かと思いました。
普通ならちらっと見て、怖くて足早に立ち去りそうな雰囲気なのですが・・・。
なぜか呼ばれている気がして、おそるおそる近づいてみると、あら?
お稲荷さんが祀られている?
陶器っぽい白狐が2体。
賽銭箱もある。
建物内は土壁?
天井は今にも崩れ落ちそうだし、入り口付近は大きめの石を積み重ねてあるけど、文字が書かれている石もある。
あらかじめ、きちんと石を用意して造ったというよりは、身近にある石を寄せ集めたという感じ?
なにしろ、古い。
中に入って手を合わせると、白いひげのおじいさんが現れ、「よく来たな」と言って、3本の巻物を渡してくれました。
私:これは何?」
おじいさん:宇宙の秘密。
私:宇宙の秘密って何ですか?
今年になってからずっとそれを探求しています。
どんな秘密なの?
おじいさん:エネルギーは簡単に変えられる。
この世界はすべてエネルギーで成り立っている。
そして、そのエネルギーは簡単に変えることができるのじゃ。
このようなヴィジョンを見せられました。
おじいさん:あなたが「宇宙は赤」と思えば、宇宙は「赤」になり、
おじいさん:世界の人々が「宇宙は赤」というエネルギーを発振すれば赤になり、「宇宙は緑」というエネルギーを発振すれば緑色になるのじゃ。
発振がすべてなのじゃ。
発振により、エネルギーは一瞬にして反転させることもできる。
このあとは私なりに感じたことの解釈ですが、人の体は光体であり、アンテナと同じ。
人が思ったり、言葉にしたこと、その発振したエネルギーが世界を創っている。
なので、何を発振するかで世界はくるくると変わる。
つまり、「思い」や「言葉」など、発振により世界はいかようにも変えることができる。
薄気味悪いのか、入ることを躊躇しているカヨさんに声をかけます。
「ここに来て、メッセージを受け取ってみて?」
カヨさんはしばらく手を合わせていました。
そして、
「宇宙より来し者、エネルギーを回す。使命を全うしようぞ」
のようなことを言われたと。
そっか、カヨさんは宇宙人なんだね。
エネルギーでこの世界を変えられることを伝えていくんだね?
それが使命だったんだね?
エネルギーを回して世界を変える。
私と同じようなことを言われています。
この稲荷は独特な空間です。
あとで調べると、明治20年、秦氏のお墓が祀られていた天塚古墳から見つかったお稲荷さんをここに移転したそうです。
でも、私とカヨさんが中に入ったときは、「宇宙」を感じました。
きっとこの場所は、呼ばれた人だけが来るのではないかと思いました。
(つづく)
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