(つづき)
さあ、いよいよメイン目的の「奥の院」を目指します。
山道を登り始める前に、前回行きそびれた「霊宝殿」へ寄ります。
3階建てになっていて、1階は岩石、植物、きのこなどを展示する「自然科学博物苑展示室」、2階は寺の文化財を展示する「寺宝展観室」&与謝野晶子関連の資料を紹介する「与謝野記念室」。
そして、3階は「仏像奉安室」で国宝・毘沙門天三尊像などが祀られています。
ああ、ここにHikariさんを連れてくる必要があったんだわと思いました。
仏像に興味のあるHikariさんは丹念にみていました。
そして、10分近く、毘沙門天像と対話をしていました。
後で「どんなことを言われたの?」と聞くと、「もういい加減、気づきなさい、って」と。
その内容をメモにとっていました。
ここからは山道をひたすら登っていきます。
Hikariさんが足が痛くてひきずるように歩いているので、無理をせず、休憩を取りながらゆっくり進んでいきます。
そうしたら。
あれ・・・?
前回来たときは、とにかくきつくて大変だったという記憶しかないのに、今回はちっとも大変ではないのです。
なんであんなにきつかったんだろう? と考えてみると、あのときは生徒SENさんが奥の院には興味がなく、この「霊宝殿」のところで待ってると言うので、私はとにかく早く行って戻ってこなくちゃと、半ば小走り状態で休みも一切取らず、山道を登っていったからだと思います。
今回はゆっくりゆっくり登っていくので、体も疲れず、とても楽なのです。
あっというまに「魔王殿」に着きました。
う~ん、やはりここにかつて宇宙船が降りたように思います。
私:今でも、この場所は使われているのではないかな?
この石塔が目印かも。
Hikari:そうみたいです。何度もここに来ているみたい。
ですよね~!
京都にはこういう場所がいくつもあるのではないでしょうか。
神社仏閣に行ったときは、ただお参りするだけではなくて、お話をしたり、「なにかプレゼントちょうだい!とか言ってみるといいよ」とアドバイスしたので、Hikariさんはこの旅行中、神様とたくさん対話を試みていました。
「おねだりなんてしていいんですか?」って驚く生徒さんもいらっしゃるのですが、ダメなら神様はそのように言ってくださると思います。
でも、いつも必ず何か下さるので、私は遠慮なくいただくし、ときには「もっと頂戴!」って・・・。笑
Hikariさんは「ここから本当の意味での出発になるよ」と言われたそうです。
「昨日も今日も足が痛くなっただろう? それでもおまえがここに来るか、試したんだよ」って。
Hikariさんは足が半端なく痛くて、もう歩けないかも・・・って2度ぐらい音を上げそうになったのですが、「絶対に行く!」と気力を振り絞っていたのです。
一方、カヨさんは、奥の院へ到着したとき、すごく涙が出そうになったのだとか。
故郷に来たみたいに懐かしい気持ちが込み上げてきて、胸がチクチクして涙が出る、って。
過去に宇宙からやってきて、ここに降り立ったことがあるのかもしれません。
私のブログを読んでいたカヨさん、「私も3回、回りたくなった」って、石塔の周囲を右に、左にと3回ずつ歩きました。
すると・・・。
カヨ:あ・・・・! 自分がシールドで覆われました。
人に左右されることなく自分の道を生きるための、これから違う人生を生きるためのシールドを張ってくれた!
今後は人のことを俯瞰して見ることもできるって。
すごい!
私はといえば・・・。
昨年、上から巻物が降りてきたなあと石塔を見上げたとき、上空に宇宙船を感じたのですが、その中からひとりの小さな宇宙人が降りてきて私の方へやってきたかと思うと、
そのまま私の中にす~っと入ってしまったのです。
え~?
宇宙人、入っちゃった・・・!
(つづく)
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