本日講座にいらした生徒ハナさんには、小さいお子さんがいらっしゃいます。
講座が始まる前、
「朝から子供がめちゃくちゃ泣いてて、家を出るのに手間取りました💦
電車乗りましたが、少し遅れてしまいます、すみません!(@_@;)」
というLINEがきました。
で、
「テレパシーでお子さんに、どこに出かけるのか、なぜ出かけるのか、何時にお迎えに行くのか、伝えてあげて下さい」と返信をしたのです。
赤ちゃんも幼児もそうですが、言葉のアウトプットはできなくても、大人の話すことはすべて理解できます。
ですので、「言ってもわからない」と思い込み、外出の際、本人に何の説明もせず、そのまま誰かに預けてしまうと、子供はなぜ置き去りにされたのかがわからず、パニックになるのです。
中には「親に見捨てられた」とさえ思う子供もいます。
ヒプノセラピーで幼児期退行をすると、みんな口を揃えてこう言います。
「なぜ、それをちゃんと説明してくれなかったの?」って。
ハナさんは電車の中でテレパシーでお子さんに話しかけてみたそうです、
20分後に再びLINEがきました。
「お話ししました!
そしたら、なんだかブワッと過去世が2個浮かんできました。
息子の『過去世』と、『その過去世の過去世』です。
ちゃんとお話と書き換えができたかな、と思います」
おお! すごい!
過去世リーディング&書き換えは今日の講座で教える予定だったのですが、ご自分なりにこなしていました。
さて、到着したハナさんに私が気になっていたことをお伝えします。
1週間前の講座の日、お子さんが急に中耳炎になったので早めにお迎えに行きたいからと、いつもより1時間早く帰られたのですが・・・。
翌日、「お子さん、大丈夫でしたか?」とメールをすると、
「大丈夫でした。
中耳炎は何回かなっているのですが、昨日は夜中に、痛い痛い〜とぐしゅぐしゅ泣きながら私の手を耳に持っていって、『治れ、治れしてぇ』と言うので寝ぼけながらずっと『治れ〜治れ〜…』としていると、すぅ〜っと寝る。
私も眠くなって手が外れると、起きて『なおれ治れしてぇ…』…寝る。
というのを繰り返していました
今思えば、手を当てていた間はほんとに治っていたのかも??
寝ぼけてないで、もうちょっと頑張ってみたらよかったです〜(;´Д`)」
との返事。
これを読んだとき、お子さんが中耳炎になるのは「聞きたくない話を聞いているから」と降ってきたのです。
ハナさんが講座の日は、近所に住むおじいちゃん、おばあちゃんが子供を預かってくれます。
今朝も泣いてぐずったとのことですが、聞けば昨夜から「抱っこ、抱っこ」とぐずっていたそうです。
今日、ハナさんが講座に行くので、自分はまた預けられることを知っていて、だから、ぐずったのだと思いました。
私:中耳炎になったときも、講座の日でしたよね?
講座の時は近所のおじいちゃん、おばあちゃんに預けているって言ってましたけど、そのときに大人の会話で聞きたくないことがあるんじゃないかな?
だから、「耳を塞ぎたくて」中耳炎を起こすんじゃない?
ハナさんが「あっ」という顔をして、「そういえば、中耳炎になるのは、決まって預けたときです」と。
「お迎えに行くと、『耳を痛がってるよ』と言われ、そのまま病院へ連れて行ったこともありました。預ける前はそんな素振りもなかったのに、おかしいな~とは思っていたんですけど」
私:ちょっとエンプティチェアをやってみましょう。
椅子を2脚用意し、向かい合わせに置きます。
片方の椅子にはハナさんに座ってもらい、向かい側にはお子さんが座っているとイメージをしてもらいます。
やり方を簡単に説明して、お子さんと対話をしてもらうと・・・。
お子さんが意外なことを言ったのです。
(つづく)
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