(つづき)
A子:(上司は)ただ殺すだけとかではなくて、何か残虐なことをやっていると思う。だから恐怖心がなかなか取れないのかも。
私を「抹殺しなければいけない」って、そんな感情を抱いている気がする。
そっか。
A子さんが宇宙人だったときも、ただ殺すのではなく、切り刻んで再起不能な状態にしてたし・・・。
当時のA子さんの無念な気持ちが伝わってきました。
ある星が誕生し、これから成長していく。
それを、高い次元の星からサポートに来ていたA子さん。
切り刻まれて、再生できず、自分の星に帰ることも叶わなかった・・・。
A子::あ・・・!
その星の人たちって、今の職場のおじさんたちです。
私を切り刻んだのは、ひとりじゃない。
主導してやったのが、恐怖を感じる上司Bさん。
私:当時のA子さんには、ただただ悲しみしかなかったみたい。
排除されるだけなら、まだ自分の星に帰ることができたけど、ぐちゃぐちゃに切り刻まれたことによって、自分の星に帰れなかった。
そこで人生が終わってしまった。
なんというか・・・・。
その悲しみを受け入れようがなかったというか・・・。
「気に入らないからやっつけちゃえ」と排除するとかじゃなくて、自分の存在そのものを抹殺されたこと、そこまでの残虐なことを、人間はするんだなという悲しみ。
あ・・・・。
でも…、それをあとで知って悲しんでる人がいる…。
「なんでそんな残酷なことをしたの?」って泣いてる。
「なんでこんなひどいことを・・・」って声を震わせながら、かけらを集めて、お墓を作って、弔ってくれてる女の人がいる。
・・・・これ、私かも!
(急に泣けてくる)
ごめんね。
私たちがあまりにも次元が低い人種で、理解できてなくて、こんな残酷なことをして、ごめんなさい、ごめんなさいって泣いて謝っている。
ああ、これ、きっと、私!
本当に「ごめんね」しかなかったんだと思う。
見た目も違ったし、もちろん言葉も通じなかったし、私たちにはテレパシーも使えなかったし・・・・。
でも、A子さんのこと、「なんか、この人は違うエネルギーの人で、私たちのために来てくれた」っていうのを直感で感じたみたい。
それなのに、なんでこんなことをしたの?って、すごくショックを受けている。
A子:私、今、自分のお墓の前で泣いているマサコさんが視える。
私:私は彼らを責めたけど、彼らは自分たちは正しいことをしたと思っているので、むすっとした表情をしている。
A子::そうそうそう、その通り!
今生のキャラもまさにそんな感じ。
鳥肌が立つ。
私:それでね、何基もの宇宙船がA子さんの星からやってくるの。
でも、もう木っ端微塵に切り刻まれているから、回収できない。
それを見た仲間たちがすごくショックを受けて、みんな泣きながら引き上げていくのが見える。
そのとき、zoomで講座に参加していた札幌のS美ちゃんが、口を開きました。
S美:私には、「プロセスの1つ」というのがくる。
私、それをすごい変な角度から見ている人かもしれない。
私:え? どういうこと?
どこかで俯瞰して見ているの?
S美:マサコさんの話を聞いていたら、「それが始まり」、「スタート」っていうのが降ってきて・・・。
「彼らは悪意も何にもなくやっているよ」って言うんです。
悪意ないけど、やってる事は残虐じゃないですか?
だけど、残虐っていうのも自分には全然伝わってこなくて、なんでだろう? と思ったら、それを淡々と見ている人がいるんですよ。
で、「見ているの、誰?」って聞いたら、どうも私みたいなんです。
私:S美ちゃんはそのとき、どこから見ているの?
S美:どこか高いところから、その現場ではない高いところから、ただその様子をじーっと観察している。
よく研究者が顕微鏡で見ているじゃないですか?
あんな感じで、何の感情もなくただ見ている。
・・・・・なんだろう、これ?
ただの物語を見ているかのように、起きていることを見ている。
何の感情も持たずに、観察しているだけ。
嫌悪感もないし、悪意もないし、本当に何の感情もない。
ただ遠く離れたところからまるで水槽の中を覗いているかのように見ているだけ。
ふうん・・・・
S美ちゃんもかなりの宇宙人さんだからなあ・・・。
実は、S美ちゃんに降ってきた「それが始まり」、「スタート」の意味は、このあとの解放の真髄ともいうべきものだったのです。
A子さんを「追い払う」でも、「排除する」でもなく、「抹殺」しなければならない、存在そのものを許してはいけない理由は驚くべきものでした。
私:宇宙人よりもっと前の、おおもとの過去世があるのかも。
そうだよ、きっと!
じゃぁ、誘導するからそれを見に行って・・・・?
A子さんの言葉を待ちますが・・・。
: (しばらく何も出てこない)
いつもすらすらと出てくるA子さんなのですが・・・。
(さらに待ち続けると・・・)
A子:う~ん・・・。
「人」ではなくて、宇宙というか、星が生まれたときの、「分子」同士?
嫌いな分子同士みたいな・・・。
それぐらい前までさかのぼっちゃった。
私:え~っ?
分子、原子レベル?
・・・・でも、なんで「嫌い」っていう感情が沸いたのかな?
そこに何か理由がありそうだよね。
A子:星が火を吹いて、火山みたいなのが、ドッカーンドッカーンとやってるような時代から、ずっと嫌い合っていたみたいな・・・・。
これ、何ですかね…?
私::「星が生まれる」という事は、宇宙が舞台ということかしら?
A子:そうそう!
私:じゃぁ、分子そのもの、なんですね?
お互いが「違う分子」なのね?
A子:う~ん・・・。なんですかね…?
時空が違うとか、次元が違うとか?
星が違うとか…?
「分子」と言ったわけは、互いがぶつかると、パーッと溶けて、相手側の分子になってしまうとか、取り込まれるとか、つまり、どっちかしか生き残れないみたいな。
共存共生はありえない、
その分子があると、反対側の分子が生きていけないみたいな。
私:なんか、あれだね、磁石のS極とN極みたいに、お互いが反り返る感じだね。
A子:そうそう! 反りあっちゃうんですよ。
噴火した火山に雨が降ると火が止まる、じゃないけど、そういう感じで、私が来ると、自分の命がというか、活動が阻害されるみたいなことがあった、それをBさんたちが分子レベルで経験している。
だから、お互い違う時空にいなければいけないんですよ、同じ時空にいちゃいけないの。
私:でも、解放しなければいけないと言うことですよね?
A子::うん。たとえば、水と油は交わらないじゃないですか?
それぞれですよね?
そういうのではなくて、火と水なんですよね。
水だから消そうと思えば火を消しちゃえるっていう・・・・。
私:そっか、だからA子さんに居られると、困るんだ!
A子さんの存在そのものが脅威ってことね?
えっ・・・・・?
それって、もしかして・・・・・?
(つづく)
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