(つづき)
3月7日の講座の日。
この日の講座生は、対面がおひとり、zoom参加がお二人です。
最近はこんな風に、どなたかの講座のときに、ほかの生徒さんの
都合が合えば、ゲスト参加をしてもらっています。
この日のメインの生徒A子さん。
職場の人間関係で、これでもかこれでもかというほど複雑な過去世が出てきます。
昨年から講座を始め、もうかなり「解放」を行っているのですが、「何度解放しても、怖いと思う上司Bさんがいる」と言います。
廊下をすれ違うだけでも怖い、自分の存在が邪魔で抹殺しようとしている気がすると。
通常なら「考えすぎ」とか「被害妄想?」となるのでしょうが、このA子さん、最初にいらしたときからかなり能力が高い方でした。
この方を見るたびに、なぜか「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が浮かぶのです。
ですから、彼女の直感の通り、何か深い過去世が絡んでいるのでは?と思いました。
最近になって特にその恐怖心が強くなってきた、なぜBさんのことだけはいくら「解放」しても、消えないんだろう?
とにかく顔を見ると殺されるという恐怖感があって、自分で過去世を見ようとすると、何か残虐なことをされたイメージがくるが、詳細はわからないと。
Aさんの過去世リーディングの力はかなりのものなので、そのAさんがどうしてもヴィジョンが浮かばないというのなら、
①相当、大きい過去世。
②これこそが今生の「解放」のテーマに深く関わっている
という理由が在るのかもしれません。
当時の感情が大きすぎると、なかなか見る勇気がなかったり、辿り着けなかったりします。
「解放」は、最初の頃は顕在意識でも認識できるような小さいものから始まることが多いようです。
次に、やや大きな感情。
やがて、潜在意識の底に沈んでいる漬物石のように重い感情がじわじわと浮上してくる・・・・。
おおよそ3段階になっているように思います。
まるでゴミ屋敷のゴミを撤去するかのごとく、
最初はゴミを捨て、
次に不要なものを処分し、
最後に大物を運び出すと、
部屋全体に光が射して輝く、みたいな・・。
そして、たいていの場合、私の役目はこの「漬物石」を取ることです。
「解放」をどんどん進めていく中で、ようやく「漬物石」の存在に気づくというパターンが多く、最初から「大物はこれだよね」と判明しているケースはほとんどありません。
「漬物石」に辿り着いたときというのは、宝探しの宝を見つけるための最後のヒントを得たようなものです。
そのヒントを解くと、その方の人生がたちまち好転します。
同時に、「ああ、私の役目は終わった」と感じます。
この感覚は不思議で、うまく表現できないのですが、そのタイミングが講座の途中であろうと、延長している最中であろうと、ふと、「ああ、役目は終わった」と来るのです。
この日、A子さんに起きたのも、まさにこれでした。
私には、上司Bさんが過去世で、
宇宙人としてやってきたA子さんを切り刻んでいるヴィジョンや、江戸時代に外国人として来航したA子さんを密かに捉えて殺害しているヴィジョン、人体実験をしているヴィジョン、次から次へと残虐な場面が浮かんできます。
Bさんの魂に刻まれている「罪悪感」は半端なく、今生でこれを解放しなければ、彼の魂は「消滅」してしまうだろうと思いました。
実は少し前に、ユウさんから「魂の消滅」について聞かされていたのです。
それはかなりショッキングなものでした。
(つづく)
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!