(つづき)
この頃、たまたま、テレビを観ていたら、
りんご農家を訪問し、食事風景を映している場面が出たのですが、
なんと、りんごを輪切りにして食べていました。
その地域では昔からみんなそういう食べ方をするのだとか。
りんごはくし形に切るという「思い込み」がありましたので、
「わ~! 新鮮!」とばかりに早速、リンゴを買ってきて輪切りにしてみました。
そうしたら・・・。
種のところが五角形!
好奇心で柿や梨も輪切りにしてみると・・・。
梨も五角形、柿は八角形・・・
不思議~!
楕円形の種の中に法則を詰めて生まれてくるということです。
「世界は法則なしでは、成し得ない」
そんな言葉が降ってきました。
そのとき、思い出しました。
ハニカム構造と言われる正六角形が並んだ形のことを。
蜂の巣や、亀の甲羅、昆虫の目など、この構造になっているものがたくさん存在するのです。
数か月前には、「黄金比」を使って絵を描く大学生がテレビで紹介されていました。
IQ188(5億人に1人といわれるレベルだそうです)の彼は、幼稚園のときに黄金比に気がついたそうです。
習ったことがないピアノを演奏したり、英語をわずか3ヶ月でマスターしたりとすごい方なのですが、高校を卒業して働いた彼は、国内でも海外でも自分の能力を活かすには学歴がないと通用しないという経験を経て、琉球大学に入るのです。
誰もが、なぜ東大に行かなかったの? と思ったようですが、彼いわく、沖縄には自然がたくさんある、そして様々な法則は、自然を観察することで理解できるからと。
彼は「黄金比」にのっとって絵を描きます。
黄金比というのは、縦と横の比率が「1」:「1.618」で、人間が最も美しいと感じる比率だそうです。
名刺やクレジットカードなどもこの比率のものが多いそうです。
これを「黄金長方形」といい、
その中にあるすべての正方形の、角の点をつないでいくと、渦巻き状の螺旋ができます。これを「黄金螺旋」というそうです。
自然界には、オウムガイの殻、ひまわりの種など、いたるところに類似の図形が見られます。
そして、ここには、「フィボナッチ数列」という法則も含まれています。
皆が美しいと思う比率があるのだから、その比率を駆使した構成を先に作り、そこに絵をあてはめていけばいいという発想で彼は絵を描くのです。
面白い!
ああ、きっとこれからこういう時代になっていくのだろうなと思いました。
この番組をたまたま観たことが、のちに「宇宙の法則」を紐解くヒントになるのですから、人生のシナリオは(自分で作ったとはいえ)本当にうまくできています。笑
こんなふうに何かに気が付いたり、ヒントの言葉が降りてくると、講座の中で生徒さんたちにシェアして、みんなで紐解きをします。
そうしたら・・・。
(つづく)
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!