(つづき)
書き換えは・・・。
女性が月から受け取った情報をしたためるまでは同じ。
その巻物をお堂に置きます。
恋人が、
「今の人々には理解しがたい内容だから、
未来に、もっと皆の意識が上がるときまで封印しておこう」
そう言うと、
巻物に向けて指で十文字に空を切りました。
途端に、巻物がすっと消えてしまいます。
素粒子に戻り、3次元の形では見えなくなったのです。
こうして、人々が受け入れられる時代が来るまで、
お堂の中にエネルギーとして保管されることになりました。
2人は何事もなかったかのように暮らし、
やがて結婚し、男の子が生まれます。
このストーリーに書き換えると、
最初のストーリーで狐のお面をかぶっていた女性が、お面を取りました。
切れ長の目をした美しい方です。
男性が私に向かって深々と頭を下げ、
「ありがとう」と。
そして、ふたりで手をつなぎ、
女性はさらさらとした長い黒髪をなびかせながら
月へと昇って行きました。
う~ん・・・・・
違和感が残ります。
この女性が私の過去世なら、
男性が(私に)「ありがとう」って言うかな?
それに、当時のむなしさとか、寂しさとか、
そういった感情に私の魂がちっとも反応しませんでした。
通常なら、胸にじ~んときたりするのですが・・・。
これって・・・、
もしかして、私ではない?
あの切れ長の目は、なんだかモトちゃんに似ていた気がします。
でも、なんで今、急にこの過去世が浮上したんだろう?
謎が残ります・・・・。
巻物は「星読み」だったな・・・
情報は月から来たんだっけ・・・。
月・・・・・
月読み・・・・
ツキヨミ?
・・・・・・・
ツキヨミノミコト?
ツクヨミノミコト(月読命)ともいうようですが・・・。
あれ?
なんだか、気になり始めました。
ツクヨミは、日本神話の中で三貴神と呼ばれる重要な神様のひとりです。
今回の曼荼羅展は、「神様のエネルギーを描いた曼荼羅」でしたので、
リーディングをする際に、Hikariさんがそれぞれの神様の役割等を教えてくれたのです。
イザナギ(父)、イザナミ(母)の元に生まれた3人の子供が、
アマテラス、ツクヨミ、スサノオ。
太陽神のアマテラスと対になるのが月の神様、ツクヨミとされています。
つまり、二人は陰陽の関係にあるわけです。
ツクヨミノミコトの「ツク」は、月の古語で、
ヨミは「一つずつ数える」という意味なのだそう。
江戸時代までは太陰暦(月の満ち欠けで月日を数える)が使われていました。
(「太陰=月」)。
ツクヨミは月の満ち欠けを数え、月日を知らせる神様、ということらしいです。
月の満ち欠けは、
海の潮の満ち引き以外に、
農作物の生育等にも関係します。
モトちゃんは多くの田畑を所有し、
お米も作っていますが、
無農薬野菜や、
農作物を育てるのに必須なお水にもとても興味を持っています。
それに、「月」から来た経緯もあります。
小学生のとき、
校庭ののぼり棒から転落して気を失ったことがあるそうなのです。
その場面へ退行してみたら、
なんと「月」へ帰ろうとしていたことが判明したのです!
やっぱり、これはモトちゃんに関係しているのかな・・・。
(つづく)
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