(「たまに自動書記っぽいことをやっている(2)」のつづき)
今現在、自分の目の前に
苦しみが立ちはだかっているとき、
「過去のカルマから来ている」とか、
「前世に悪いことをしたから報いを受けている」
と表現されることがありますが・・・。
以前は私もそう信じていました。
しかし、10年間にわたり
何千件もの過去世を見てきた結果、
そのような事例は1件もないことに気づきました。
たとえば、
AさんがBさんにいじめを受けている場合に
前世でAさんがBさんをいじめたから
今生で復讐を受けている、
という表現がありますが、
これは単に
「いじめる側」と「いじめられる側」を入れ替えながら
両方の立場を「経験」しているにすぎないようです。
加害者と被害者がいる場合、
その人生が終わった時点で
被害者は加害者を許しています。
しかし、
加害者には「罪悪感」が芽生え、
その感情を転生しても
持ち越してしまうようです。
どういうことかというと・・・・
と、説明をしようと思ったら、
なんと、昨年11月に同じような記事を書いていました。笑
加筆・修正して転載します。
「本日、レイキ伝授にいらしたS子さん。
中学生の息子さんが
もう半年以上口を聞いてくれず、
辛い状態が続いているのだそう。
困り果てて
占いで視てもらったら、
前世からの因縁があるといって
その内容を教えてくれ、
相手はあなたに怒りを持っている
と言われたそうです。
「なぜこんなことになったのか」
という原因はわかったものの、
現状が変わるわけではありません。
過去世を聞かされたことで
「私はそんなひどいことをしたのか、
だから、今、こういう目にあっているんだ」
と罪悪感が芽生え、
あらたな苦しみが増えてしまいました。
しかも
前世の因縁が原因といわれれば
対処のしようがありません。
それを聞いた私、
「あ、私、今解放してあげますよ」って
ちゃちゃっと書き換え。
5分で完了です。
浄化のやり方は
人それぞれなのでしょうが、
わたしのやり方は、
過去の出来事はもう終わったことであり、
自分に影響するのは
そのときの「感情」だけだから
それを書き換えてしまえばよい
という考え方に基づいています。
(つづく)
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