(つづき)
あ、そういえば・・・・。
私:フサちゃん、
最近、バンプオブチキンの「オーロラ」という歌に
はまっている、って言ってたよね?
あるフレーズに来るといつも涙が出る、って。
それはどんなフレーズなの?
フサちゃん:(泣きながら声を振り絞るようにして)
解き放て・・・・
あなたの声で・・・
光る・・・羽根・・・・与えた思いを・・・・。(涙)
このフレーズを聞くと、
暗いところでうずくまっている、
羽の生えた天使のイメージが出てくるのだそうです。
何か過去世があるのかな?
リーディングを試みます。
暗闇でうずくまっている天使が視えます。
が・・・・。
「視に来ないで・・・・」と言う声が。
どうやら、
「私を見ないで!」
と言っているようです。
さて、どうしたものか。
そのとき、SENさんが
「さっきから、
カラス、カラスって(降って)くるんですけど」って。
おっ! すごい!
そうだ、SENさん、
以前、モトちゃんの3連発過去世解放のときにも
その直観を発揮してくれたっけ。
ここはひとつ、彼女の力を借りて、
一緒に視ることに。
SEN:天使の羽が黒くなって、大きくなっている。
自分の小さい羽もあるけど、
もっと大きな黒い羽がある。
私:え~? なんでそんなことになっちゃったの?
続きをリーディングします。
カラスは日ごろから天使を羨ましく思っていたようです。
天使たちが仕事のため、
楽しそうに空を飛んでいくさまを
いつも木の上から眺めています。
ところが・・・。
ある日、
いつものように天使たちを見上げていると、
その視線に気づいた天使のひとりが、
「見て、見て! 黒いカラスよ!
真っ黒で醜いわね!」と、
あざけり笑ったのです。
カラスはショックを受けました。
「白い」天使は
「黒い」カラスの自分を
馬鹿にしたのです・・・・。
カラスはそのことを根に持っていました。
それで、ある日、
1人の天使が
「もっと能力が欲しいなあ」
と言っているのを聞きつけると、
小さな白い木の実を持って行って渡します。
「これを食べると能力が強くなるよ」
彼女がそれを食べると、
黒い羽が生えてきてしまいました。
「こんな姿ではもう天使の世界に帰れない」
彼女は悲しみと絶望で
暗闇に隠れ、うずくまってしまいました。
カラスはその様子をみて、
自分の行いを後悔しました。
意地悪をされた仕返しにと
ほんの出来心からだったのです。
まさかこんな事態になるとは思ってもいませんでした。
しかも、カラスを小馬鹿にしたのは、
彼女ではなく、
別の天使だったのですから。
ここまでを視た時、
SENさんが突然、
「そのカラスはAちゃんじゃない?」と。
私:あっ! そうだ、きっと!
Aちゃんというのは、
フサちゃんの職場の先輩です。
フサちゃんは1年にわたり、
Aちゃんから意地悪をされているのです。
私:カラスを馬鹿にしたのは
同じ職場の上司(男性)だね・・・・。
なるほど。
この過去世を解放するために
3人は同じ職場で出会うことになっていたのでしょう。
さて、書き換えです。
私が過去世解放を行う際に
一番好きなところです。
というのも、
「書き換え」の場面というのは
頭で
「どんな風にしようかな」と考えるのではなく、
潜在意識に教えてもらうのですが、
私たちには想像もつかない場面を
視せてくれることが多いのです。
その内容に毎回、感心したり、感動したり。笑
そして、今回も例外ではありませんでした。
(つづく)
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