8日目②
ママ:カパラ(髑髏杯)っていうのはね、
人間のしゃれこうべに装飾を施した盃なの。
そのカパラが、
と言った。
ママは、「どういたしまして」
と言いながら、じ~っと顔を見て、
「あれ?チベットのとき、知り合いだったよね?」
って聞いた。
カパラ:はい
でも、カパラの説明書きにには
「ネパール人」って書いてある。
ママは、自分が(過去世で)ネパールにいた気がしない。
ママ:あなたはネパールの人かもしれないけど、
私と出会ったのはチベットだった?
カパラ:そう。
そして、
「そのとき、マサコにとても助けてもらった。
その恩返しがしたくて、ここに呼んだ」と言った。
ママ:そうなの?
じゃあ、この博物館に来たのは、
あなたに会うため?
カパラ:わたしが呼んだ。
ママ:へえ~っ!
そっか。
だから、ママは気づかずに通り過ぎちゃったけど、
ちゃんとR子さんの目に留まるようになっていたんだ。
私:誰も気が付かなかったら、困るものね。(笑)
カパラがお礼をしたいと言うので、
ママは正面に立ってみた。
しばらくして・・・・
ママ:うわ! 「透視能力」だって!
今よりもっと視えるように、って。
ママは驚きながらも大喜びだった。
ママ:セッションに役立つからね~!
TさんとR子さんにも、
「ここに立ってみて?」と促した。
「きっと二人にも何かくれるよ」って。
R子さんは、「金の剣」をもらった。
剣の先に光を集める、
つまり、レイキに活用するらしい。
Tさんには、
メモリが付いた、丸いダイヤルだった。
ママ:スピリチュアルの力を加減できるように。
いつも全開で使うと、
今回みたいに、フラフラになっちゃうでしょう?
だから
「開く」「閉じる」の間の力を
ダイヤルによって調整できるように。
実は、博物館を訪れた理由は、
このカパラに会いに来るためだけだったらしい。
私:驚愕の事実だね。(笑)
ママ:ほんとに!
館内を一通り見終わってから、
最後に館内のカフェでお茶をした。
窓の外の雪景色をボ~っと見ながら、
誰からともなく、(浄化は)終了かな?という話になり、
ママとTさんは、これで「終了」だった。
R子さんに関しては、
まだ最後にバイキングの解放が残っているとのことだった。
ママ:でも、「その地に足を運ぶ必要はない」
って言われたから、
何かのタイミングで「解放」を行うだけなんだろうね。
その夜は、R子さんの家で過ごす最後の夜。
この国のクリスマスの雰囲気を味わえるようにと、
R子さんが心配りをしてくれた。
クリスマスに行うゲームを用意してくれたり、
クリスマスディナーに食べるデザートのミルク粥を作ってくれたり。
その気遣いが嬉しかった。
ママ:だってね、
日本からいきなり初対面の2人がやってきて、
しかも自宅に泊まりながら
10日間を一緒に過ごすわけでしょう ?
おまけに、滞在中のスケジュールは全く未定で、
その日その日に起こる出来事を指針にしながら、
「あっちに行かなきゃ」とか、
「ここに行く必要がある」とか。 笑
ママもTさんも言葉は全くわからないので、
ぜ~んぶR子さんが考え、手配し、
案内までする羽目になる。
ママ:ほんと、大変だったと思うよ。
そんな中でも、二人をねぎらって、
疲れているママにレイキをやってくれたり、
こうして
クリスマスの雰囲気だけでも、って準備をしてくれたり。
ママ:いや~、感謝に尽きるよね~
(つづく)
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