9日目⑤
さて、
「これで完了」と言われた通り、
大聖堂を出ると、ママは自分の意識に異変を感じた。
ママ:変なの。
もう意識が「東京」に飛んでたの。
まだ肉体はこの地に居るというのに、
頭の中では、
今後の仕事のスケジュールや、連絡事項、
講座の段取りを考え始めていた。
空っぽの体だけがここに取り残されていて、
「意識」は既に、
東京での仕事モードにシフトされている。
ママ:まるで、分離しているみたいに。
次に3人が向かったのは、
R子さんが、
「Tさんを連れて行かなくちゃいけない気がする」
という大聖堂。
ママは自分の任務が完了したので、
半ば抜け殻みたいな状態でついて行った。(笑)
同じ国なのに、
R子さんが住んでいる都市と、
この首都とでは、波動が違う。
人口が多く、人々は時間に追われ、せかせかしている。
自然も少ない。
ママ:よくのんびりした観光地に行くと、
「時間の流れが違う」って言うでしょう?
ああ、そういうことか、って。
つまり、エネルギーが違うの。
自然のエネルギーが多いか少ないか。
人々の意識が忙しそうにしているかどうか。
そういうのが影響するんだな、って思った。
そんなことを考えながら歩いているうちに、
「上」から、「あなたは違う!」
という声が降ってきた。
さきほどの大聖堂は、
「白と金色」というイメージだったけど、
今度は「黒と青」というイメージ。
祭壇は、青い光。
ママ:すごく違和感を感じて。
自分とは波動が合わない、
中に入る必要もないな、って。
R子さんたちは、祭壇のすぐそばの席に座った。
二人がエネルギーを感じている間、
ママは一番後ろ、
入口近くのイスに座って待つことにした。
1時間ぐらいだったかな・・・・
R子さんは、
「この教会は、
宇宙エネルギーと繋がってる感じがした」って。
この後、大聖堂を後にし、
口々に感想を述べながら歩いていたら、
R子さんの体に異変が起き始めた。
「体がしんどい」を連発。
急にいろんなエネルギーに触れたからかな?
ぐらいに思っていたんだけど、
だんだんR子さんの様子が変になり、
顔面蒼白になって、
「糖分! 糖分、取らなきゃ!」って。
体が糖分を欲しているらしい。
「早く! 早く、糖分!」って、
もう一刻の猶予もない感じで、半ばパニック。
全員、駆け足!
駅前のデパートに飛び込んで、
一目散にカフェテラスへ向かう。
ママとTさんが、
「何にしようかな~」と選んでいるあいだにも、
R子さんは、「もう待てない!」と
あま~いチョコレートケーキを頼んで、
テーブルでがつがつとむさぼり食う・・・。(笑)
アクセス・バーズでも
不要な感情の「解放=放電」には、
糖分、塩分、水分の補給が必要だと教えていて、
コーラとかポテトチップスとかを用意するんだけど・・・。
R子さんも相当な「解放」が起きたようだった。
ママ:それと、あとでわかったんだけど、
両方の大聖堂で 「波動調整」がされたみたいなの。
ミラクルセラピーで感情解放をしたときにも
潜在意識の中が変容することにより、
好転反応が起きることがある。
R子さんは立て続けに強力な波動調整をされて、
もう体はヘロヘロ状態だったのだ。
ママ:高次元で波動調整されると、
三次元の肉体はそのスピードについて行けなくて、
ガタがくるっていう感じ?
R子さんもTさんもそんな状態になっていた。
(つづく)
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